2018年08月04日

【勝手句帳】234 30-7-27,28 静岡新聞掲載分から

↓6)向宜詠吟.2018/08/04

街道や旅人の在す木下闇          沼津市・きさらぎ句会(7-27)

一里塚旅人ありき木下闇 江戸の足音遠き日々


> ‥一里塚とは、旅人の休息の為に設けられた木陰
> 昔から見られたそうだが、全国規模での設置を見たのは、時の天下人徳川家康の頃
> さぞや、さすが天下人と謳われた事だろう


 ‥そこで思う疑問とは
 関所で止められがちだったりすると、さほど有り難みに欠く矛盾した政策だ

 ‥とはいえ、戦時配慮は残ってたわけだから
 江戸時代の関所は、各藩で考え方が違っていた可能性はありそう
 そもそも外様大名のくせに、関所を設けて外を警戒する意味が無い!(むしろオープンであるべき)
 すすんで警戒をやらかしていたのは、加賀藩とか薩摩藩あたりだけだったに違いない
 あとは渡航に虚偽を掛けられたくない土地柄だったように思われる

 (参勤交代でも距離感目安に大活躍だったろうから、公平な先読みでもあった‥??)



|マイナンバー太閤検地に酷似して きちんと搾る上から目線


> 同じ天下人でも豊臣秀吉がやらかしたのは、「太閤検地」×「刀狩り」
> 今から考えるとマイナンバー政策と変わりがない(税の徴収計算の効率化だし)
> ‥当時もきっと愚痴愚痴だったに違いない(地域によっては一揆あり)

 * 池田盛周(いけだもりちか)‥検地一揆に加勢した武将。


 ‥抗えないように、「刀狩り」までやっちゃったとは、信長でも驚くだろうぜ
 (抗う手段を取り上げられちゃうなんて、信長にしてみれば有り得ぬ現実)
 ‥家康からしてみれば、恩の字だろうけどな
 (若い頃に、一向一揆で辛酸を舐めてるから、触らぬ神に祟り無しの口だったし)


 ‥ぶっちゃけ
 家臣の人気取り政策だ(今の時代とさして変わらねぇ)
 石高がしっかりしてないと、公平に褒美れないからな(秀吉はその辺に細かい男だった)

 (マイナンバーにしてもほぼ同じ流れだ)
 機械にやらせれば良い仕事は、できる限り簡潔にしようとの空気があるからなぁ

 (すると、役人は、税収洩れも減り、晴れて週休3日とか4日をやらかす時代に及んだりしてな)
 それぐらいにやらかされては、「消費税廃案」って話にもなるだろうよ

 ‥そうなると、今度は、公平な税負担論が崩壊するってわけだな‥
 (平均給与を上回るその口で、公平な負担とか、端から崩壊してるけどな)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:54 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする