2018年08月12日

【勝手句帳】238 30-7-31 其の4静岡新聞掲載分から

↓5)向宜詠吟.2018/08/12

雨傘の朱色ゆっくり通り行く白また白のあじさいの中             浜松市南区遠州浜

|ぱらつけば朱い傘を連れ出して 白いあじさい続く路地端


> あーあ、折角朱い傘こうてもらったのに、今年の梅雨は雨降らへんな
> このままやとあじさいの時季が先に終わってしまうやん

> おーい節子、雨ぱらついて来とんで
> わぁ、ほんま?

> ‥節子のやつ、なんであないにはしゃいで出て行きよんねん??
> おもろそうやから、ついてってみよか

> ‥へえ、こないな路地に、白いあじさい咲いとったんか
> それで節子のやつ、あれ、なに傘をふりふりにポーズげなんや??

  ああーそうか、あれが所謂「インスタ映え」の気持ちってことか

> それじゃ、兄ちゃんがひとつ撮ったるさかいなっ
> 朱い傘に白いあじさいかっ
> 節子のやつセンスあるんとちゃうか、天然やろ
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 14:28 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする