↓4)向宜詠吟.2018/08/23
|梅雨明けを待たずに家いえの風鈴が薫風を呼ぶ涼を競いぬ 三島市・銀杏樹の会(8-11)
|家々の涼のライブや音さやか 片陰を行く風鈴通り
> ‥風鈴の音が片陰に続く風情に溢れた通りに出くわした
> 家々から聞こえてくるそれは、きっと毎日がライブに思える程だった
‥人によっては、騒音レベルになりかねないだろうが
江戸時代ならどうだろうか?
娯楽も少なかったのだから、風鈴を皆で飾り立ててた村もあったかも知れないなぁ
(そんな村にはさぞや気持ちの好い風が、毎日のように爽いでいたかもなぁ)
*爽ぐ(そよぐ)‥創作当て字。
|海越しの風を枕に夏座敷 静岡市・葵句会(8-14)
|夏座敷全開海や間々寝入り 手伝い西瓜 釣りに夕焼け
*間々(まま)、西瓜(すいか)
> ‥俺んちからは海が見える
> 縁側廊下の窓&障子を開け放てば、即、海全開の夏座敷に早変わりだ
まぁ、好い風が入ってくると無駄に眠たくなる
(夏休みの過ごし方としては、少々勿体ない)
> ‥そんな風に油断して寝入っていると、爺ちゃんが畑に誘いに来る
> やることと言えば、主に草むしりと水やりだ
> その後のご褒美がお気に入りと言えばお気に入りだが
> 外に出掛ける前の腹ごしらえでもある
> 仕事を手伝った後の散策には、遊びほうけているだけのダメダメ感がやって来ない
散策と言っても、俺のお気に入りは釣りだ
夕焼けを釣りに出掛けるのだ
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