2019年01月08日

【エンコード日記】強制イントラ

記稿.2019/01/08

> 強制イントラやってみた


 ‥強制イントラとは
 キーフレーム間隔(1),最小GOPサイズ(1)にする事で
 自動的にPとBのフレーム生成をカットして、Iフレームだけの構成に切り替えます

 すると

 先読みの効果が皆無に陥るので、画面毎の圧縮の質が前提になってきます
 イメージは、高画質写真のパラパラめくりになりますが
 私たちが普段目にしている高画質のテレビ映像でさえそこまでの画質にはありません

 なので

 格子で管理されたデジタル映像では、格子単位での固まりのパラパラめくりの寄せ集めになります
 少しでも歪みがあると、そこだけ無性に目立つ事になります
 そんなのがあちこちで発生してしまうレベルが、普段私たちが目にする映像の一枚当たりの品質です

 そこをそうならないように

 Pフレーム,Bフレームにおいて、敢えて加工修正を加えてあるのがデジタル動画像です
 ‥ということだったんだなぁと思い知りましたとさ


> Iフレームの連続だけだと、品質(20)ぐらいで見た目はまぁ形になってくるのだが
> プチフリノイズが止まらない


 HEVCでも試してみたら、やっぱりプログレッシブすり替えインターレスのバグ(?)なのか
 AVC以上にノイズが発生するのに閉口した(XMedia Recode)

 再びAVCに戻って、中ビットレート域でどうにかできないかと模索したところ
 M.E. 範囲(48)で、シャープさがおぼろに良くなった
 そのまま色々と試していると、「洗逸GOP」にはまだまだ改善できる余地があった

 とりあえず


> M.E. 範囲(64),シーン変更感度(100)は、やりすぎ構成だったことに納得‥(ンゴ!)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:30 | Comment(0) | HEVCと洗逸と受難 | 更新情報をチェックする