記稿.2019/01/12
> 今更ながらに調べ直したところ
> 昭和映像に最適なM.E. 範囲は、やはり(64)‥x264の許容限度最大値
‥CRF(15.15)に変更がてら
M.E. 範囲(32)で、ウルトラマン第壱話を768x576サイズで出してみたところ
以前設定よりクリアーには見えるも
それは、平成のデジタル放送に出てくる昭和映像のどこか違う感そのものでした
(第3話を見ている途中でその異質さに投げ出しちまいました)
それはクリアーと言うよりは、のっぺりとしているだけで、どうにもブラウン管の頃の空気がまるでない
それこそただの液晶風なだけの映像です
‥ただし、そもそもがデジタル映像での作りにある作品映像では、そこまで気になりません
(M.E. 範囲(64)の方が、よりエッジが効いてるわけですが、特に違和感は生じません)
> やはり、フィルム作品をデジタルにエンコードするには、エッジを強調させてこそに思います
‥とはいえ、エッジを効かせすぎた作品の場合には、くどさにしかならないので
その場合には、M.E. 範囲(60)が良いようです(なぜか微にボケます)
どちらにしても
16の倍数が一番にクッキリした映像に仕上がります
最低でも4の倍数は外せません
奇数に素数値ともなると、誤差に影響してきます
誤差というか、ノイズパターンですね
素数値のノイズパターンなんてそれこそ独特なので、ぱっと見の差にインパクトを覚えたりするのでしょう
‥あとは倍数パターンでの違いになってきます
どんな素数が含まれているかの違いが見られるだけです
動き検索の段階で、どのようなノイズ(割り算端数)を含ませたかが、後処理の仕上がりに影響するようです
> それにしても、他の設定値だって絡みます
‥述べるまでもなく、ビットレートの量は決定的です
以前設定‥品質(16),量子化圧縮(0.8)
↓
今回設定‥品質(15.15),量子化圧縮(0.6)
に変更した訳ですが、これはこれでもビットレートの減量です
(単にアニメのパン動作に合わせたというだけですので、そりゃ他の所にしわ寄せが起きてくるはずです)
ソース自体にも細かいブロッキングのチラチラが気になる程度にはあるので
ダウンコンバートしてもチラチラしたままにあるわけですが
‥よくよく見比べてみると、以前設定よりは微に気になるような‥と思わなくもない‥
(参照フレームMixをオフにしたせいもあるだろう)
かなりの減量になったこともあり
Bフレーム撤去を決行してみたところ、チラチラは、圧倒的に減衰しました
Pフレーム分増量したにしてもまだ以前より小さく収まる傾向です
しかしながら、心理的エンハンスの効果が減衰しており
どうにも剥き出し感が否めません(クリアー感が増しても、逆に落ち着かなくなるようです)
‥このどうしようもなさは、テレビ側のモードを変えても変わりません
> そこで、Psy-RD強度をいじってみる次第になりました(0から上げるんかい?)