記稿.2019/02/24
> しかも、64ビット対応まで登場しております
> 「ありがとうございまーす♪」
さっそくHEVCのキーフレームがどのぐらい入るものなのか試してみたところ
AVCテクニックは、あっさりと敗北しました
あの程度ではちっとも‥Iフレームの増量が見られませんでした
これはもう地獄を見るしか無さそうです
> ‥話が変わります
AVCの品質レートは、ソースの状態により、その適正値はかなり変動するようです
薄々感じてはいましたが、FHDとHDの基本差は2.25倍です
それよりも効率よく圧縮ができてしまっているようですと、ビットレートの割り当てが不足の傾向になるようです
具体的には
AVCで、fast_pskip(1)っぽいソースの場合
ダウンサイズすると、特定域の色の輪郭が不足しているので
FHDサイズでは、CRF(15)での再エンコードがなかなかの見映えにあろうとも
HDでのCRF(15)のままHi10で出して、ご機嫌に圧縮率が良かろうと
部分的にピンボケ傾向が発生していたりと不可解に見まわれます
そんな時は、むしろ普通に‥8ビット出しで攻めた方が無難だったりします
その上で、CRFを上げるなり下げるなりの検討が必要になる感じです
> それから
‥今更ながら、テレビ×USBの対応を確認したところ
プロファイル highL4.2でも可能でした(やばっ)
ということで、気分16:9映像の場合に、積極的に使って行こうかななんて思うところです
でも、どことなく
「16x16」の格子を使うと「8x8」止まりの時とは違う「癖」を感じるというか‥
19型の場合にとくにそれを感じます
‥で、じっくりと見比べてみたところ
格子サイズ「8x8」止まりの場合の方は、どうにものっぺりとしており
それに見慣れていたせいで、妙に色の表情に立体感のでる「16x16」の格子に違和感を感じたらしい‥
画によっては、変なラインがもやもやと目に焼きつくような印象だったりもしました
ちなみに
HDサイズで出す場合、規格としてはL3.2程度が妥当ではありますが
格子分割が多い場合、コマ一枚当たりのあれこれな制限に引っ掛かって、色剥がれが発生する場合も有り得ます
なので、気分L4.1ないしL4.2とした構えの方が無難でしょう(高画質前提)
(逆から言えば、始めから制限を考慮してエンコードされるので、より小ぶりになる傾向はあると思います)
‥主旨にも依りますが、そもそもテレビ×USB視聴の場合
USB2.0の帯域が引っ掛かって、FHDサイズ映像の再生の際にコマ落ちの可能性が否めません
(そんなことからか‥テレビ番組用の映像は16:9にも関わらず、はじめから1440×1080に縮めてあるらしいとか)
(つまりkk対応放送の狙いとは‥USB3.0の活用案??‥でも録画ダメ方向だし‥さっぱりわからん)
> で今回さらに
> 1280x720サイズでAVC
Hi10_CRF(13)で洗逸したmp4を
> テレビにUSB挿しして再生を確認してみたところ
> 再生はできましたが、(HDサイズだし、Bフレームカットなのでさすがにコマ落ちはしないのですが)
> どうにも演算処理能力が乏しいのか、ところどころで格子パーツの色落ちが激しく視聴に耐えられない状況でした
全く対応していないと言うよりは
ハードパフォーマンスが低くて再生が止まることが大きい‥と判断できそうです
(ぶっちゃけ、入ってるプログラムはオープンソースのまんまでしょうし、そういうことだったんだなぁと思われます)