2019年04月30日

【エンコード日記】ipratioとqpstepとtrellis(psy-rd)の意外な関係

記稿.2019/04/30

> ipratioとは、Pフレームから見たIフレームの品質率(QP)
> 基準値は(1.4)


 ‥この値を下げることでIフレームのビットレート割り振りを下げることができる
 しかし、(1.00)まで下げてもそれほどに大きく下がるモノではないらしい(むしろ他を当たれ)
 それどころか、PフレームのQP平均をIフレームのQP平均が上回る逆転現象(鼻糞化)が
 どこで起こるかわからないというジレンマが付きまとう

 さらに

 ‥ipratioを下げることで品質が怪しくなる分
 アニメにおいては、なぜかpsy-rdのtrellis()が多少の効果を示す
 といっても、ラメにキラキラ、派手な光表現の補足として機能する程度である
 実写においてはまったく以て無用の長物(HEVCでは撤去されている)

 なにしろ増量が半端ない

 (0.62)程度で、ほぼビットレートの3分の一を持って行かれる
 まぁ(0.38)が悪化を避けて綺麗さを得られる許容に思われたが

 ipratioを高くすることでも、ラメやキラキラ表現の不足分の補足ができてしまっていた


 ‥思うに、AVCにおけるpsy-rd(1.00:trellis)の値変更たる実験はすでに終わっていた‥


> しかし、いろいろと弄っていて気が付いたのは
> ipratioの値が、qpstepの値で割りきれると‥良い感じに仕上がる傾向だ


 ‥そこで(3)と(4)の最小公倍数である(12)で割り切れる数値を比較してみた
 すると不思議なことにエンコードの差値が不思議と無いというか消えちゃってる
 違いが出るのは、fpsの平均値だけになる
 取りあえず違いは有るので映像を見比べると、圧倒的にqpstep(4)の方が滑らかに思える


 ‥残念なことに、ここにきてqpstep(3)は敗北しました‥


 ずばり、ipratio(144)でやってみようと思います‥OTL

 ‥ちなみに
 pbratioは、mbtree使用時は自動的に調整されるため、値は無視される
 ということらしいが、まったく参照されないというわけでもなく
 弄るとこれまたなぜかfpsの平均値だけ違ってくる

 ということで

 当方としては、お好みで
 折角に割り切れると言うことで、「9:8」を盛ることにした

 つまり、pbratio(128)(mbtree on前提)


(いやぁもう面倒くせぇ、ipratioに織り込まれていた基準値に対する説明がなさすぎッすよぉ)
(結局、psy-rd(1.00:trellis)のtrellisって、検証用の残骸項目だったんだな‥やられたzトン)


> ちなみに、ipratio(144)は規定値より
> 派手な光表現が強くでる場合もあるので、再エンコードの際には
> 規定値の時の扱いとは異なる差異に注意が必要



posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:12 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする

【短歌】平成そうですか‥十一射

向宜詠吟.2019/04/30


|そうですか平成終わる雨淋し 戦争ほどの少子化よ

|雨を踏み雨を越えれば虹ありと思うも空し格差社会

|根気売り自由を買って散財す バブルと消えて津波と消えて

|突然と路上に背を置く寒さにも 支える雫にむせぶ夜

|「自己責任」行き場殺しの世間体 時代はまさに新戦争

|「ああヤメタ」競争せずに屍よう どうせ世間は地獄沙汰

|這い上がる意味を噛みしめ炎帝下 自分以外になりたいなどと

|一歩ずつ築き上げるも自分像 空っぽなんだら誰も用無し

|赤信号なだれ込んでるぼっち模様「孤立上等」「人畜御免」


|戦争が無かった発言平成くん 代替戦争勝ち余裕


|平成よお前の無様 消費税 生存権に課税けり




> うた詠み終わります、ありがとうございました。



posted by 木田舎滝ゆる里 at 08:47 | Comment(0) | 短歌・俳句・川柳 | 更新情報をチェックする

2019年04月29日

【エンコード日記】CRFとAQ強度は部分的に反比例の関係だった

記稿.2019/04/29

> ‥AQ強度とは
> ビットレートの割り振りがされた後の
> 最終的な一つひとつの格子の中での内訳における
> 微細に表現するべきところと、平たく解釈しても良いところとの割合の度合いを指す


 ‥一般に、高品位なビットレート品質を与えると、強度に輪郭がぼやっとしてまう
 其を避けようとすると、画面サイズを大きくする方向になる
 ところが大きくしようとするほどに、十分な品質を得る都合も大きくなる

 容量を落として十分に綺麗だと感じたとしても
 それは編集画面サイズが小さいからの都合にあって
 大画面向けの品質に適っているかは疑わしい

 そんな昔環境に解釈された基準値は、AQ(1:1.00)だった

 なにを基準にしているのかの説明も無いのに、圧倒的にAQ(1:1.00)が用いられている
 誰がどう見たって、基準となるべきHDサイズに対してさえ、高品質化は困難だ
 なにしろ、決められた格子枠に対して、輪郭重視でビットが配分されるんだから
 多くすればするほど、輪郭の方から光膨れを起こすのは理屈である
 FHDサイズより小さいなら、そりゃ光膨れを起こさないように調整すべきだろう


 ‥そこで登場するのが
 AQ(1:0.62)である(これは、黄金比分下げて比率値を丸めた値だ)
 ただし、これだけだと輪郭がまだふわっとしている
 そこで‥量子化圧縮:qcomp(0.62)と、共に合わせてこれまた黄金比を当ててみる‥


> すると、従来より上の高品位なCRFに対しても、輪郭の安定が良くなった
> これは主に高品位なCRFを宛がいやすいデジタルアニメでの話だが
> 実写においても、細かい部分で同質の効果が出ているように思われる


 ‥これは平たい部分のビットレートに割り当てる比率が多くなった分
 勝手に平たいところでスムージングが発生するからと思われる
 だから、CRFを高品位にして、その分細かい所にまわるビットレート配分が多くなろうと
 平たいところより過度に割り当てられることがないとして
 適性を保てるのだろうと思われる


 (一定の見映えを保つには適切なCRF値が欠かせない)


 ‥平たいところが勝手にスムージングする傾向から
 その分程度減量するので、高品位なCRFを宛がっても不満は無い
 (エンコード負荷も低減しているように思われる)

 そもそも、誰がどう見たって

 高品位なCRFの方が、JPEG劣化から遠ざかる(増量想定内なら不満など有るわけが無い)

 ただし、端から減量重視で低品質なCRFでやりたいとした場合には
 基準値のAQ(1:1.00)でやった方が効率は上がるということだ


> ‥それにしてもどうして黄金比なのだろうか?


 それは決定的に、数字の集まりの世界だから
 数字の関係だけの世界という内訳から
 問答無用で、縮小と拡大の節目ポイントに黄金比原理が作用するように思われる

 ちなみに(62)より一つ下の黄金比丸め値は(38)である
 62+38=100
 ↑のように、足し算での入れ子式になるのが黄金比の一つの特徴だ



posted by 木田舎滝ゆる里 at 01:11 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする

2019年04月26日

【懺悔】AviUtlの色設定について

記稿.2019/04/26

 ‥以前に
 AviUtlのツールウィンドウにおける色の[入力][出力]で

 [入力] LW ColorSpeace
 [出力] BT.709

 にするのが適切だろうと紹介したことがありますが
 一部のアニメにおいては、色がまったく異なる様相になる次第を確認しました

 例えば、「響けユーフォニアム」のオープニングタイトルの青と黄とか
 例えば、「化物語」の貳話のろうそくの炎の動きが一部でぶっ飛んでるだとか

 (確認ウィンドウの段階ですり替わっちまっていました)


 ‥上手く行く場合と行かない場合があるようです
 対処としては


> [入力] 自動
> [出力] 自動


 ‥と言うことになるようです(大変失礼しました)
 表記無しソースからのBt709出し再エンコードの際には
 その都度注意が必要と言うことのようです

 こうなっては、まずは「自動」指定から一歩も身動きできません
 その度にフルチェックしないと終わらないというのでは大変です


 ‥とはいえ、変更されて出力されちまってたお陰で
 色々と副次的な発見に至ったわけでもありますから
 結果オーライに変わりはないのかなぁなんて(腑に落ちないというかなんというか)

 (化物語の方は、さすがに確認画面において変更されているのを確認してました)

 ‥変更されているのに気が付いた段階で、手際よく対処してたら
 好逸ダイナミックの方の修正までしただろうかと何気に思わざるを得ません
 (まぁこの辺は思い込みやら性格やらの兼ね合いです、何が吉をもたらすかは定かにありません)


> ちなみに


 ‥只今、新しいエンコードレシピの調整をやらかしております
 アニメの場合、参照距離を4枚程度にすると動きが確実に良くなり
 実写の場合、参照距離1枚の方が明らかに品質が上がります

 (これはBフレームを使用しないPフレームのみでの差になります)
 (Pフレームの参照は前のIないしPフレーム一枚のみと言われていますが、そうでもないらしい)

 この差は、エンコード時間に影響が大なので見極めが欠かせません


 ‥あと、I-Pフレーム関係数(%)の変更は劇的です
 当方のエンコードが美麗倍速狙いと言うことですから
 Iフレームをわざわざ増量させる策なので、当然と言えば当然なのですが
 これの細かい設定差を調べるべくXMedia RecodeからAviUtlに戻ったと言うことです

 どちらかというと

 AviUtlの方が細かい設定ができるけど、手間が増えて面倒くさいのですが
 コーディックの対応の早いのは納得です
 XMedia Recodeの方は、一つ古いままで止まってました
 でも10ビット出しできるし、64ビットに移行しているのでそれはそれで捨てがたいっす‥



posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:49 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする

【テレビ設定】好逸ダイナミック(修正版)

記稿.2019/04/26

> ‥結局、設定を見直す羽目になりました
> 結果、ジブリのフィルムグレインが心地よく再現されちゃってるし
> まったく以て節穴だったz


(敗北感MAXっす‥OTL)



◇◆テレビ項目設定◆◇
映像メニュー:ダイナミック(限定)

バックライト: 8(8×1)‥※すべて±30からの差分になります
ピクチャー : 9(9×1)‥※±の幅が違う場合は比率を割り出して試してみましょう
黒レベル  :− 2
色の濃さ  :  3
色合い   :  5
シャープネス:  0

液晶AI  :オン
色温度   :中‥(概ねアニメ基準になります、実写放送での適正は未確認です)
ビビッド  :オン
超解度   :オフ
NR    :オフ(電波放送受信時に乱れるようならオンもあり)
HDオプティマイザー:オフ
明るさオート:オフ(オンにすると色みが不足します‥昼と夜で逆になる場合もあるかも)
テクニカル : 切(操作不能)



> 結局、テレビのサイズが異なる事で
> 色みに差が出ているようです
> 26型は、どうにも中途半端に思われます


 ‥まぁ24型が1kテレビの基準になってる感じでしょうか
 (所有してないので、確認のしようがありません‥あしからず)

 例えば、「響けユーフォニアム」のオープニングタイトルの青と黄が全然違うし
 例えば、「化物語」の貳話のろうそくの炎の動きが一部でぶっ飛んじゃうほどだし
 ちょうど、青と黄で反対色だから、色幅が異なっているとしか言いようがない

 (そこにハマると残念なことになると言うことです)






> さらにツッコんだ内容として
> どうにも原因は
> テレビ側のメディアプレイヤーとテレビ受信再生の回路が異なっているらしい


 ‥具体的には
 「USB挿し」と「HDMI挿し」とで、再生ルーチンが別ッ‥(ほぼ確実)

 若しくは

 映像としてBT709に変換させない方が良い場合もあるという事かも知れない
 でも問題の無いケースも有るので、BT709に対応していないと言うことでは無い
 とした諸々の諸事情が絡むので、はっきりと言えることは


> 残念ながら、テレビUSB挿しの場合には、特定の色合いでトラブルが発生する


 ‥と言うことである
 これはビデオ機との差別化を果たすためのメーカー側の苦肉の策ということだろうか‥(チッ)


 迂回するための解決策として提案できるのは
 HDMI挿しで再生できるマルチな外付けプレイヤーを介してビデオ再生させることである

 ‥何かとケーブル類が増えるのがそそらないが、HEVCに対応するなら検討もあり‥

 どうせなら

 ビデオ機にもその手の機能を付けてしまえば良いのに‥
 (すでにやらかしているかどうかは知らん)

 「新しいコーデックにも対応しています」としたUSB挿し対応は需要である
 商品価値として積極的にやらかしても良いと思う



posted by 木田舎滝ゆる里 at 11:02 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする

2019年04月22日

【笑止】リーマン級不景気の定義が不明確すぎる

記稿.2019/04/22

> リーマンショックは、アメリカ発生による世界的な金融不況だった
> つまりそれに準ずると云うことは国内景気による要因とは限らない
> という意図を盛り込んでいるものとして解釈される


 ‥世界経済の中心をアメリカに据えての発想として解釈して良いのだろう
 では、今アメリカで起きている洪水事象はどう解釈されるのだろうか?


https://earthreview.net/this-is-the-worst-flooding-in-nebraska/
https://earthreview.net/massive-die-offs-of-young-apple-trees-in-us/

https://indeep.jp/unprecedented-major-flooding-wll-hit-us-with-200-million-americans-at-risk/
https://indeep.jp/us-worst-flooding-will-open-the-door-of-doomsday/

https://indeep.jp/the-world-flooding-era-is-starting-now/


 ‥要約すると
 冬の降雪量の多さから、どこかのダムが崩壊し
 その影響から広域規模の洪水へと拡大‥
 収拾を見せること無く、さらなる春の雪解けによる増水と
 多雨予報により、アメリカ全土の多くが危機的な状況に曝されそうな模様

 (作付け時期の、小麦、もろこし、大豆の生産に大きく影響‥というかかなりヤバイ)


 ‥さらに、極点がカナダ方向にジリジリ移動中
 つまり、今後‥北米農業が不能に陥る可能性が大
 TPPの農産物を売りつけるならTPP内で流通させるより
 トランプが関税を吹っ掛けてこようが、北米に売りつけた方が高値で儲かりそうな話
 (壁なんか造らなくても、勝手にメキシコ方向に逃げ出しそうな空気)


https://indeep.jp/now-earth-magnetic-field-is-acting-up/


> これはつまり、今後ともに世界で如何なる事象が発生しようとも
> 物資援助の源だった北米倉庫が壊滅するので、各国各自で頑張ってください宣言に等しい構図


 今年‥もとい今後、国内で如何なる事象に見舞われようとアメリカからの支援は無理ッ!
 (日本からの米軍撤退も有り得るほどの深刻な状況になるとも予想される)



> さて問題です
> こうなるとしたら、一番に儲かりそうな商売とは何でしょうか?



 ‥ちなみに日本の気象は、熱帯化する方向と言われている
 (さっするに寒暖差の激しい熱帯化、従来の気象の定義に収まらない気候風土に突入と予想する)


 「はて」、そんな気象に陥って、俳句は成り立つだろうか?




posted by 木田舎滝ゆる里 at 16:11 | Comment(0) | 日記/2019 | 更新情報をチェックする

2019年04月17日

【哲学】哲学とは何か?

↓1)記稿.2019/04/17

> 凡才は、事象における原因と結果をもたらす解の流れが一つに在るべきだと思い込んでいる
> だが、絶対的に解と法が対で一つで無ければならない証明など不能だ
> なぜなら、100%の同一ではなく、近似でも構わないのが宇宙的事象にあるからだ
> しかし、科学的な検証としては一つに在るべきだとした解釈を譲らない


 ‥これの差こそが、哲学と科学における多様とした意見の衝突をもたらす要因である
 (もとい思考する上での接点を為す摩擦熱である)


 ‥科学とは何かより、技術とは何かを考えた場合
 目的を果たせれば用は足りるわけだから、とりあえずの初期型が創出される
 それから、使い勝手の諸事情から、改良が加えられるわけだが
 この時科学は、技術としての解には様々な指向のあることを示唆する

 ところが

 科学の科学という科学的見解ともなると不思議なことに
 科学の有り様を、技術の入れ子式同様に捉えることが、なかなかに険しくどうにも否定しがちだ
 何分にもそこでは、意思を前提にしなければならなくなる


 ‥技術のそもそもは、私たちの都合で産みだされる
 そこには明らかに主張があり、目的がある

 だから時々において、アイデアの借用として、科学の力を借りることを受け入れている
 受け入れることで、技術の無限性を信じている


 ‥しかし、不思議なことに
 科学の発生を超自然的に捉えてしまうことで
 科学にもデザインの余地がある指向性を受け入れなくなってしまうのだ
 (誰しも宇宙の法則が宙域ごとに、性質や係数が異なるなどとは想定していない)


> では、なぜ性質や係数が違っていようと存在が成立するのか?
> もとい、そこを否定した思考が、力学が、成り立つだろうか?


 それは、人間としたテーマに適った宇宙が成り立つための繕いが発生しているだけの事だからだ
 それ以外の地場が発生するなら、そこにおいて‥ヒトが優先されるとは限らない
 ヒトが優先されないなら、宇宙は如何様にも定義づけることが可能になる
 しかし私たちは、ヒトを介してでしか思考することができない

 つまり、私たちの空想は、ヒトを基準にした宇宙観しか用意できていない
 そこから先の思考を「GOD」として、丸投げしがちである


> では問おう
> ヒトが成り立つ上での許容とは何か?
> もとい、「私」が構成される上で欠かせない条件とは何か?
↓/続きを読む/↓
posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:29 | Comment(0) | 哲学/一般 | 更新情報をチェックする

2019年04月14日

【詩】与え切るとは、待つことである

向宜詠吟.2019/04/14


「与え切るとは、待つことである」


あなたが賢さにうぬぼれたいと思っていたなら
どうしようもなくあなたの前でお馬鹿を演じて
どんぐりの背比べと思しき足らずな愚かさでさえ、賢く思い込ませて上げることである

‥では、彼の者はいつになったら、自らの思い込みに気が付くだろうか?
(実に骨の折れる待ち時間である事よ)


あなたが強さにうぬぼれたいと思ったらなら
どうしようもなくあなたの前でひ弱さを演じて
どんぐりの背比べと思しき足らずなムキムキでさえ、マッスルさを思い込ませて上げることである

‥では、彼の者はいつになったら、自らの思い込みに気が付くだろうか?
(実に骨の折れる待ち時間である事よ)


あなたが狡さに溺れていたいと思ったなら
どうしようもなくあなたの前で脆弱な世界を演じて
どんぐりの背比べと思しきイタチごっこでさえ、一時の興奮を思い込ませて上げることである

‥では、彼の者はいつになったら、自らの思い込みに気が付くだろうか?
(実に骨の折れる待ち時間である事よ)



主よ、あなたが本当に正者たる存在なら、わたくしに忍耐をお与えくださることでしょう
主よ、あなたが本当に公平たる存在なら、皆の者に忍耐をお与えくださることでしょう
主よ、あなたが本当は腹黒いだけの存在なら、皆の者に不道徳をけしかけるばかりでしょう


‥どちらにせよ、主は傍観者に過ぎない
主の待ち時間はそれこそ永遠である
傍観者の気まぐれを真に受けている内は、汝に誠の神の宿ることは無い

それは即ち、他人の目を気にせず 且つ 配慮する至遊(じゆう)を理解することである

ならばこそ、「待つところが無い」とした感覚は、ヒトとして自然体とは言い難い‥と言えようか


‥くだけた言い方をするなら
「待つ気持ちを破いた恋など、どうしようもなく腐っている」
とでも付け足しておこう



> うた詠み終わります、ありがとうございました。




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2019年04月10日

【エンコード日記】液晶テレビのフロントライト効果を思い知ったz

記稿.2019/04/10

> ここでの「フロントライト効果」とは、つまり照明です


 ‥それに気が付いたとき
 Trellisの規定値の意味が何であったかを思い知りました

 色合いが沈んだように見える映像というのが雑じっているように思えば
 ついつい明るさオートを切って、ギラギラを試して済ましてしまうわけですが
 普段見ているテレビ番組ではそんなことは無いので
 試しに照明の明るさを通常に戻してみたところ
 色合いが沈んでいたのが一気に解消されちまいやした(★ぇえええWW)

 (放送中番組の方でも確認しました‥同じでした)



> これこそが心理的エンハンスの意図不明の効果と言う奴なのか??


 ‥そこで、真っ暗にしたりしてよくよく見比べてみると
 アニメと実写では、すこし値を変えた方が良さげにある様子が確認できた

 (でもこんなのは、隠し味の世界っす‥)
 (エンコードする環境とデコードする環境での照明の一致が重要とかなんとか‥)
 (細かく数値を盛っても無理だから、大ざっぱに(0)と(1)だったりとか‥)
 (何はともあれ増量しちゃうからね、まったく以てアバウトすぎッスよ)


> それにしても


 一部の色が飛んでしまうソースの原因がわからない
 これはどうにも、Trellisとデブロッキングでの数値バランスのように思われる‥


 「僕は蟹が大っ嫌いなんだよ、食べにくいからね」とかなんとかの台詞の前の場面
 蟹様をぶん投げる前の場面で‥蝋燭まわりの色がまっきっきに陥る

 19型では成功しているのに、26型のダイナミックモードだと炎の中身がぶっ飛ぶ
 しかもなぜ、スタンダードでは見えてるのに、ダイナミックではぶっ飛ぶだよ
 (しかも蝋燭の炎の範囲だけ‥)

 ‥以前のエンコードでは
 はっきりとはしてなかったけど、それなりに動きらしき様子がうかがえたのに
 頭からまっきっきってのは解せん
 その前辺りからすでにそんな感じだし‥どうなんってんだよ、これ???


> なんでこんな落とし穴があるんだよ!!!
> 「ぼくの重さを返してください」とでも、お願いしろと‥


 ‥それにしても
 どうしてあいつのヌードには手術痕が見当たらないんだ?

 「ちょっとはよろこびなさいよ」‥って如何にも自慢げなんだけど

 大手術だったんだろう?
 そこは手術痕がデカデカと残っていて良さげの空気だろう
 そしたら、まずは自慢げになんて見せようとはするまい

 それどころか、コンプレックスのネタになるはずだ
 もとい、そこで会話のネタが変わるだろう

 それでも見せようなら、相手の反応をここぞとばかりに確認しようとしている事になるが
 そういう台詞回しはうかがえない‥
 どう考えたって、サービス優先の構成ミスとしか思えない



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2019年04月09日

【エンコード日記】19型と26型でのPsy-Trellis強度の反映の見映えが違う

改稿.2019/04/10...20190409...

> ここしばらく444でしか出していなかったので気が付いていませんでした


 ‥420でも出してみて、26型の方でも確認していたところ
 ダイナミックモードが‥らしくない有り様にようやく気がつき
 よくよく思えばスタンダードモードの発色も違うのでは?
 と思考を巡らすこと

 思い当たることと言えば

 Psy-Trellis強度の(1.0)としか思えない(やっちまったようです‥スミマセン)


> 事のきっかけは


 Bフレーム使わないし、参照枚数も1枚なんだったら
 IフレームとPフレームの比率からして(1.0)にして
 Pを軸にした‥なんちゃってオールイントラ(P厨)でもいけるんちゃう?
 ‥と思い立った事によります

 ‥一気にバランスが変わったというか
 そこから色々と圧縮効率等を考慮して、色々とやっている内に
 「発色がよろしくない」とした状況にハマっちまっていました


 ‥ちなみに
 P厨でやらかすと
 Iフレームがさらに増量されて
 Pフレームの中身がIフレームの符合だらけのスカスカがさらに進むようです

 ‥その結果、ズームの印象がよくなる傾向を確認しました
 例えば、ダウンコンバートした場合にありがちな
 タイトル文字のズーム表現(フォントサイズ変更動作)に伴う
 ぎこちないカクカクした感じに改善を見せました
 値を変えてやってみると(1.2)が境になるようです

 さらに

 アナログアニメにありがちな
 ブツブツとしたシミのようなノイズも、IフレームとPフレームの比率の問題だったらしく
 1:1にしてみたところ、一気に解消した見た目になりました

(通常のノイズの荒れは、ビットレートの盛りすぎです)
(そもそもの化学的定着と光学的定着による色彩の許容の限度を越えればノイズ増ということです)


 ‥1:1としたまま、思うままにBフレームを盛り込ませると
 前フレームと後フレームとの折り合いを盛り合わせるのに
 余裕が得られない落ちになりかねないので、(1.1)ぐらいを検討しています

 ‥とはいえ
 PフレームとBフレームの比率設定を(1.1)にしてみたところで
 MB-Tree:オンにて無視されるとの事です
 ちなみに、輝度量子化のデッドゾーンの値も、Trellisオンにて無視されるとの事です


> まぁなんだかんだと
> 規定値の(1.4)(1.3)とは何だったかを考え直してみるに
> 複数参照枚数を織り込んだ都合だったかもしれません


 複数参照枚数が小さかったり、1080p設定に無いなら
 IPBの比率をいじってみるのも有りと言うことかも知れません

 Bフレームを使っても使わなくても
 参照枚数1〜3枚 & Bフレーム1〜2枚 の間に差がなさすぎると思っていましたが
 そういう事らしいです


 ‥IPBの比率を変えると彩度QPオフセットの値も変わるようなので
 ‥問題の発覚になったようです

(彩度QPオフセットに絡んでくるのが、Trellisということで、確認中です)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 01:16 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする