2019年06月29日

【勝手句帳】かじりよみ001

向宜詠吟.2019/06/29

> 大分時間が空きまして勘が鈍っているというか
> まだそれ程に全開モードという程にありません
> まずは「ウルトラ経済大作戦」だと思ってます
> ‥と言うことなので、かなり「かじりよみ」でーす
> 面倒くさいと思ったら、目すら通していない手抜き込みでーす


(並び順は、記事覧の上から順です。あしからず)
(適度にたまったら掲げて行こうと思います)



|遠雷や小走りになる交差点
沼津市・今沢オレンジ句会(2019−06−28)

|遠雷や小走りになる交差点 百年安心問われ落ち


いつからか「無職」と記し小判草
静岡市・羽衣俳句会(2019−06−28)

|いつからか「おおかみ少年」保護国会 居直る嘘のまた一つ


錆びつきし大きな碇海薄暮
焼津市・梶の葉句会(2019−06−28)

|錆びつきし大きな碇 旅の汗 大志はいまだ汽笛とともに


|畑の中ひと際目立つ柿若葉
焼津市・梶の葉句会(2019−06−28)

|国会にひと際目立つ柿若葉 山本太郎 庶民目線


|元号の空新しく夏つばめ
浜松市・白魚火梧桐句会(2019−06−28)

|元号の空新しく夏つばめ 命の影の遙々として


|手の平を丸めて包む初蛍
浜松市・白魚火梧桐句会(2019−06−28)

|手の平を丸めて放つ初蛍 その幻や振り向きもせじ


|代掻きの牛の目父の目真っ直ぐに
浜松市・白魚火梧桐句会(2019−06−28)

|代掻きの牛の目父の目真っ直ぐに 昭和の気骨ぬらり健在




|麦秋や人は変れぬ色を持ち
三島市・炎環三島富士句会(2019−06−07)

|落ち椿 人は変われぬ色を持ち 覚悟を太刀にされど及ばず


草若葉歩き始めの児をおろし
三島市・炎環三島富士句会(2019−06−07)

芝生笑む 歩き始めの児をおろし よちよちぺたり 立っちにぺたり


|苦も楽も川に流れて麦の秋
三島市・炎環三島富士句会(2019−06−07)

|苦も楽も川に流れて麦の秋 北米飢饉 デナリやばい



|平穏な日々は黙って通り過ぎ
磐田市・西貝川柳会(2019−06−07)

|平穏な日々は黙して通り去り 気づけば浦島 格差社会


|切り株を引き継ぐ新芽天を突く
磐田市・西貝川柳会(2019−06−07)

|切り株を引き継ぐ新芽天を突く 小沢一郎 成ると思えず




|久々に娘等とお茶する庭桜
沼津市・するが俳句会(2019-05-24)

|茶をすする久しく皆で庭桜 語らう日々のとぎれとぎれも



> うた詠み終わります、ありがとうございました。




posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:08 | Comment(0) | 名句にポン/2019中途から | 更新情報をチェックする