改稿.2019/07/21...20190719...
> 資本経済とは、債権を転がす制度である
> それのちまちまとした束なりは個人消費によるローンであり
> ビッグな束なりともなれば国債である
国債の換金は、公費として必然であり確実に現金化できないことには始まらない
しかし、個人ローンはどうだろうか?
銀行に債権である支払請求証書を持っていったとしても100%現金化できるとは限らない
仮に請け負ってくれたとしても、証券商品の中に紛れ込ませ、誰かに請け負ってもらうのが流れだ
つまり、個人ローンを前提にした売上をどんなに計上できていたとしても
必ずしも現金化できているとは言い難いのである
それの現実こそ、日本で賃金が上昇し得ない実際という事になるだろう
> これは陰謀論でも無く、政権がポチだからと言う論点でも無く
> ただただ、世界と日本の経済規模と質とが異なる事からの不都合に思われる
世界の経済の中心は、未だに戦争兵器である
其を国家主義経済と申し述べたとて過言ではない
それはつまり、求められる経済規模が限定されている仕組みでもある
それの代表は国家予算そのものだ
経済効果としては、税金の範囲でしか拡大し得ない
‥その他の経済規模(個人ローン)など、吸い上げる為の規模にさえあれば良いのだろう
足りない分はどうせ国債で発行するだけだし
そもそもは戦争をやらかしたいだけだから、戦争沙汰大歓迎の空気は変わらない
どこの国であろうとそれの空気に沿っている限り
低賃金のまま真面目に働いている姿を見かけることはほとんど無い
若者であれば、それの比率は高くなる
それこそ与えられた用件以外に頑張る必要など無いとさえ思っている
> ところが世界には類を見ない異なりを見せている国家がある
> それこそが日本国であり、日本文化であり、日本人である
その商品製造やサービスには、他に類を見ないほどに丁寧な仕上がりにこだわりを見せている
仮にそれの賃金が世界水準に落ち込もうと、不思議と意気込みは変わらない
(世界から見れば、どうしたってクレイジーだろう)
しかし、それのクレイジーは、生活全般に対する創意工夫への探求からにある
戦争兵器とはまったく別の規模での経済を創出できてしまっているのだ
グローバル競争の都合から、それをどんなに低く見積もられようと
日本ほど生活全般に抜かりなき網羅を見せる文化経済は、他に類を見ない
ライバルアメリカはどうかと思うも、グローバル展開しているそれらにしても問題沙汰が多すぎる
(それらをきめの細かい丁寧な仕上がりの心意気と同等には扱えないのだ)
その結果、日本経済は世界経済の中でも突出して引き合いが多い
それはつまり、発注を受けて生産したとしても
自分ところより格下の経済枠に売り込んだとしても
すべてを現金化でき得る環境には必ずしも無いのだ
> 言い換えれば、債権を得ただけで黒字化を公言しているに過ぎない
> (大衆に錯覚を与える都合から米ドルと比較して、円安水準でないと割に合わない部分がある)
‥民間給与の平均が、公務員の平均より下回るにしても、銀行側が現金化をケチるからだろう
その点、公債発行分は受け入れざるを得ない
‥市中銀行としても、証券化できる範囲でしか請け負えない
それはそのままに、公債発行を上回る仕組みたり得ない
世界経済の種銭は公債スタートの信用創造なのだから、それを超える規模ともなると
デジタル数値のままに据えおいておきたいはずである
市中銀行のレベルではどうにも成らないから中央銀行が公債を買い支える手段にも及ぶ
それでなくとも、日本に本社を構える大手企業の多くは
銀行から借り入れをせずとも経営できてしまえる無借金体質を見せるのだ
銀行側の上がりはそれほどに多くを期待できない
その果ての結果が、金融AI化の流れだろう
それはそのままに、自分たちの得ている債権を一体だけが請け負ってくるのか?
そういう課題を‥誰にも悟られずに抱えたまま見過ごしているのが日本であり
世界においても日本だけにしか無い、勝ち組国家の悩ましさと言うことであろう
> それもこれも、国券発行をできかねているからである
> (仮に支払を完全電子化したとしても、規模の差から来る不都合は変わらないだろう)
‥その点、米ドルは未だ基軸通貨の顔をしている
それは、日本が石油文化を担い続ける限り、機能せざるを得ない
こちらも又不都合を抱えるのだ
(まぁここの部分だけ陰謀論が絡むというか‥ぼちぼち国券を水素版でやらかせば良いと思う)
(我が国の海上輸送を以て水素燃料を無償で運ばせて頂く代わりに国券発行を了承してもらえばいい)
(そんなことができるのは、日本国だけだ‥ついでに管理ノウハウも輸出すればいい)
(すべて無償、その代わりこそが日本国国券発行の権利だ!只のデジタル数値じゃない!)
(天皇金塊を裏付けにする必要なんて全くない‥そんなの勿体無いばかりだろう)
資本経済のままに突き進もうとすれば、まぁその程度である