記稿.2020/04/28
> まず、qpstep(4)にしたことでの変化ですが
> アニメにおいて、deblock=1:1:1 が欠かせなくなりました(規格側の推奨値)
‥思っていた以上に、エッジが強くなる造りだったと云うことでしょうか(わからん)
で、b_adapt(適応型B-フレーム)を疑う事なく(2)にしているせいか
bframes(3)がドツボで画質良好になっちまうようです。(意外だった)
適応型B-フレーム(最適)にて推奨される連続Bフレーム枚数は3〜5だそうです。
この3〜5の意味する内訳は
著生の経験から踏まえると、720pなら3枚、1080pなら5枚まではイケるだろうに思われます。
(ただし5枚の適応を確実にしたいなら、各所の調整が必要に思われます)
※ 著生の0.5秒調整の場合‥GOPの短さが影響し、3枚発生の度合いは低い。
> ここで気になるのが
> Bフレーム枚数の変動で重み付けの度合いに変化は起こらないのか?
> ‥あったとしたら、どう調整すべきか?‥
目に付いたのが、me_range(M.E. 範囲)です。
以前にme_range(32)×qcomp(0.6)でやっていた経緯を思い浮かべるに
me_range(16)におけるqcomp値に求められる度合いに
どうしたって「あれ?」って思うところがあるのです。
つまり
me_range(32)×qcomp(0.6)の固定との差こそ
me_range(16)にて、重み付けの割合を多く必要とする部位において
先に強引にやってのけちまう特性が有ったということです。
> つまり
me_range(M.E. 範囲)の値を上げると、重み付けの度合いに大きく影響するということです。
‥ちなみに、(M.E. 範囲)のデフォルトは(16)です‥
‥ちなみに、AVCの造りは、FHDサイズを前提にしています‥
‥それでなくても、今から思えば‥me_range(32)は大味でした。
容量を削る上でのやっつけでもありました。(数値を増やすとそれだけでも削れちゃいますから)
細かい所でどうしたって正確性に適っているかどうかは怪しいと云わざるを得ません。
(まぁそこはともかく)
数値を上げることで、me_range(16)では得がたかった重み付け部分をサクッと
表現し得ているのは、色々とした調整弁としての考慮の余地を残しています。
(いやはや奥が深い)
> 例えば、ref(2)のソースの場合です
> 重み付けをどうするべきか?‥そこが問題です‥ref(4)とは明らかに違うでしょう
‥ref値の変更でも、重み付けの度合いは大きく変わります。(とくにフェード場面)
そりゃもう、qcomp値での増減さを押しのけてやらかします。
ref(5)なら、me_range(16)のref(4)に対してqcomp値を80%にしてみる‥
ref(3)なら、me_range(16)のref(4)に対してqcomp値を133.3333%にしてみる‥
ref(2)なら、me_range(16)のref(4)に対してqcomp値を200%にしてみる‥
(正しいかどうかは分かりません)
‥なんて予想に対して
もしかしてme_rangeなら、調整弁にできるかも知れない‥とかなんとか
(HEVCでのデフォルトにもなると、一気に(57)っすからね)
(そこの違いをどう解釈すべきか‥実にもどかしい‥)