2020年06月09日

【買ってみた】北口物産 ザ・鉄玉子 [調理小物]

↓^)記稿.2020/06/09

> 北口物産 ザ・鉄玉子 [調理小物]


 ‥これは南部鉄を卵の大きさ(LとMの間ぐらい)に整えた鉄塊
 鉄瓶は憧れだが、管理ノウハウが不明なので手が出せない
 ということでこの辺りが需要になるらしい

 で、「ザ・鉄玉子」を試してみたところ


 ‥まず、開けてみると
 その鉄玉子は鋳型から出しまんまらしい砂まみれな趣
 (錆びないようにそのまんまらしいので、まずは良く洗うべし)


 ‥ヤカンに入れて煮立てる
 (ぶち込み時間1〜2時間‥俺は、電熱器の300wで沸かしている)

 ‥一回目、とくに変化無し
 ‥三回目、錆が目立ってきたような
 ‥五回目、こんなにも早うに錆びるのか
 ‥七回目、鉄の錆とは、つまり磐の塊が雨に削られるが如し、穴あきの入り口
 ‥九回目、錆の進んだ表面が部分的に崩壊してヤカンに散らばる現象に到達(早っ)


> 結果、得られた教訓


 沸かすにしろ、鉄玉子をスタートから入れる必要はない(錆が進むだけ)

 熱いうちにヤカンから引き上げるときはトングを使おう

  トングに掴んですぐに皿に移さずに、ヤカンの上で、鉄玉子の水分の揮発を待ってから皿に移す
  まぁ5秒ぐらい、掴み方があまいと落とす(意外と重く掴みづらい)
  その後も、まだまだ水分が出まくるので、多少はティッシュで拭いてみるのもあり
  (当然錆が付く)
  あとからも水分が出る理由としては、サビの部分から吸っているから
  これを残したままにしておくと、ボロボロ化が想定より進行する

  (錆を拭き取るまでの必要は無い‥あくまで余熱で飛ばす‥)


 錆び崩壊した水の味は、意外にもココア風(ようするに鉄分の味)
 純鉄なので健康上の問題は無い‥が、調子こいて鉄なら全部そうだと思うのは間違い
 (水道管の成分は純鉄とは限らないので、その手の鉄さびとは区別するべし)

 ‥そのうちボロボロのバラバラになったりするだろうが
 そういうのは鉢とか漬物のぬかの中にでも放り込んでおけば良い(さて何年後だろう?)

 ‥鉄玉子を料理鍋に入れてグツグツやるのもオススメされている


> ということなので、鉄瓶ともなると
> どんだけ錆まくってんだよ‥別の金属成分が付着して酸化してたりするらしいぞ


 ‥となると中華鍋の場合は、油をひきまくるから劣化が遅いと
 (なら、鍋に入れてグツグツやる場合には、油絡みが良いという予想に)




> ‥とあるレールガンな使い方


 玉子の形と云っても若干先細い趣なのでレールガン実験の弾に使えそう
 といっても強度は、錆の進み具合の度合いを見ても高が知れているので
 鋼鉄の板を打ち抜く前に、玉子の方が崩壊するだろう

 (そのぐらいに射出できたら、まぁそれなりに兵器レベル)

 (普通に投げつけても、振りかざしても十分に凶器‥護身用に備えるにありのレベル)
 (しかし、振り回すなら金槌の方が無難だろう‥もといバットに敵う利便は無い)
 (なので使うなら暗闇の接近戦で、「あいつなんか持ってる」とビビらせる用ぐらいだ)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:38 | Comment(0) | 日記/2020 | 更新情報をチェックする