2020年06月15日

【エンコード日記】ぶれ駒ゼロ作戦を「北の国から」に試してみた件

記稿.2020/06/15

> まず、AviUtlの「自動」でインターレース解除を試みたところ
> OPテロップが残念な事になった


 ‥仕方がないので、色々と切り替えてみたら「自動24フレーム」で上手く行っている
 「自動24フレーム」なのに、どうにも30フレームのままだ‥(なぜ?)

 (他にも差が無いかチェックしてみたところ‥AviUtlのインターレース解除には)
 (XMedia Recodeで機能していた自動的解除能力は存在しない)
 (それはそのままに、AviUtlでの解像度変更時の性能比を意味する)
 (使用領域を32ビット仕様に制限される点は大きいはず)‥ここ重要‥


 ‥それをUtVideoで一度揚げしてまず確認
 インターレース解除したにも関わらず、やはりというか
 シャッター露光の関係で発生する速い動きぶれ現象はキッチリと存在していた
 それのぶれ度合いの感覚は
 XMedia Recodeにてダウンコンバート(自動的解除)してきたそれらと大して変わらない

 (とはいえ‥1080i→1080pだという点がまったく異なる‥「やったぜ」には間違いない‥)

 ‥最も気になっていた金属反射のジャギは、どうにも金属反射の露光でのぶれの形らしい
 金属反射のキラッとする感じを、色々と変換する過程でジャギとして抽出しちまうらしい
 フィルム映像のそれはもう解像度を上げる以外にどうしようもない感覚だ
 (それともFHDモニターなら違うのか???)


 ‥で、XMedia RecodeのUtVideoで720pで二度揚げしたところ
 ダウンコンバートしたにも関わらず、DVD一枚分に迫る勢いで増量した(なぜ?)

 (ちなみに、この段階ではまだ横幅のクロップを避けるべきに思う)
 (*縦のクロップはやらない方向でのきっちり4:3)


 ‥で、やな感じしかしないそれを三度揚げ
(Dサイズ、Bフレーム(4)、≒30フレーム、GOP(0.2秒)調整)
 の特別設定でキュルキュル仕上げにしてみたところ、予想通りに増量した

 余裕で全話4GB以内で行けると目処を立てていたのに
 全話4GB以内で行けるかどうかがギリギリ怪しい様相になってきた

 とはいえ、川の流れや森の中の奥行きなど‥さらにスッキリと仕上がっている(納得の出来)




> ちなみに、増量する傾向は
> プログレッシブアニメでも同じだ(XMedia RecodeのUtVideoで720p一度揚げあり)


 ‥だがそこでも不可解な現象が起きる
 抽出された一度揚げの映像を確認しても、画質が上がったとも下がったとも言えない状態になる
 つまり、BDの雰囲気から逸脱している部分が出ちまう傾向を否定できない

 ‥だがそれでもSサイズで仕上げると、なぜか画質が上がったように見えなくもない
 というより増量分は確実に上がっていると判定して好い感触だ(なぜ?)

 ‥おまけに、回想シーンやらでのUSB2.0の帯域超えを緩和するらしい
 (なので、やらないという手は無い‥なんとも悩ましい画質向上だろうか‥)


> それにしても、増量の度合いが想定外になるのはなぜだろうか?
> AQ強度が(1.0)だからにしても、一割は余裕で増えるって、どう考えも不可解だ
> (そこまで差が出るものだろうか?)


 ‥考えられることは
 一度で一気にサイズ変更して、そこに変換抽出されて対象となる映像の質と
 きっちりサイズ変更して、無劣化出しした映像の質との差だろう

 「そこには大きな差が発生していた」‥と言うことになる
 (その証拠に、キーフレームの入り具合が細かいところで違っている)


 ‥まぁアプリの都合絡みだったってやつだろうね
 アニメだとそれ程に思わないが
 実写だとXMedia RecodeでのUtVideo変換では、思ったより時間が掛かる
 そのぐらいの差が出てしまうと言うことらしい

 (エンコード時間は早い方が印象高いし、容量増えない方が良いのもそうだからな)


 ‥若しくは、内部で使われている変換より
 UtVideoの品質の方が一段上と言うことかも知れない

 (そういうことになると、解像度変更での二度揚げは必須にならざるを得ない)‥んご!


> ‥ならアニメの場合、CRFをその分程度上げてもテクスチャーは崩れないのか?
> (やれやれ、調べることが増えちゃったおう)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 02:52 | Comment(0) | 春嶺到夏 | 更新情報をチェックする