2020年09月17日

【考察】誰も説かない男と女の見落とされた感覚

↓1)記稿.2020/09/17

 生産力を減らすのが戦争
 食い扶持を減らすのが戦争
 「力こそ正義」を押し通すばかりだったのが男社会とした秩序形成だった

 戦での活躍こそが、贅の奪取としての華だったのだから
 生産をするにも先ずは戦に勝つ為の備えを優先としていた
 女子にしてもそれの補助をすることを優先事項として認識していた


> そのような状況に男も女も無い


 だが、生産秩序が其に限られた社会では、女子文化が華やぐほどの物資そのものが無かった
 「言葉」にしたって、必然的に英雄を立てるように男女差を普通に織り込むのが空気だった

 むしろ、男も女も

 男らしさや女らしさとした思い思いの暮らし向きに関心を寄せていた
 それは、制限があり続く負荷としての戦争や保安が有り続ける限り有効だった
 もとい科学文化がもてはやされる以前の秩序観だった
 そしてそれの価値観の多くを作りだしていたのは宗教だった

 時は経ち、平定騒ぎと同時に、戦争への関心が崩壊をはじめた

 ‥それは、男の側に女にどうやってモテようかとした大課題の発生でもあった
 そもそも、戦文化だったのだから、死ねとばかりに男の方が余る流れだった
 出生率としての自然現象としてはそこまでの差は考えられないが
 治安の不十分さを鑑みれば、都会に集まる出稼ぎは圧倒的に男手だった
 (それの相手をさせる為の裏の仕組みが根を張るのも流れだった)

 時の平和が続くなるにつれ、その手の男衆を体良く賄えるようになると、大衆文化に火が付いた
 すると漸くにして、女の方から男に頼るよりも面白そうな事への関心が一気に高まった
 すると鼻に付いたのが、男文化の匂いだらけの習わしだったらしい


> それにしたって、現代ほどにもなると、それは男の側にも等しく発生し得ていた


 とくにそれは、女にモテる必要を感じ得ないとした裏返しだった
 女は‥というより、世間一般においてこの点を見落としている
 モテなくても好いとした潜在意識に気が付いている人口比は小さい

 それでなくても人口増加の流れにあったなら、それの変化が普通に起こり得るのも作用だ
 お互いに表面化した問題沙汰は、其をコントロールできないとした都合のみだった

 手に余るほどにモテなくても好いと言ったって、丸でやりたくなくなったわけではない
 その点に焦点が集まることで、去来している中身についてはカムフラージュされたままだ

 代わりに、モテなくても好いとした感覚の裏返しとして、社会全体での好みの変化が発生していた

 それが趣味の共通とした欲求だった
 それはさらに、趣味の多様化から「愛」をファッションのように着飾りたい欲求へと陥った
 趣味やジャンルの焦点が変わると好みの異性も変わらざるを得ない‥とした感性との対峙だった

 映像文化のもたらした多大なる情報により、目の前以外の世界に対する意識の拡張が発生した
 そこにはなんら日常が伴っていなかった

 (無駄な高望み‥もとい無い者ねだり願望を多くの者が抱くようなっていた)

 其の欲求が内向きならまだしも、生活絡みに反映させたい欲求へと外に向こうなら
 地位や立場が変わった途端に現れる事になるお付き合いの変化から
 パートナーを変えたくなるとした流れが多発していた

 ‥コンテンツの視聴にしたって
 世の中の空気が変わる事で、毎年のように追いかける対象が変化していたりするのだから
 地位や立場の変化に合わせたい願望どころか
 主人公のポジション次第で求める対象を変えるのがトレンド発想のままを脳内でやらかすのだろう


> そのような欲求の変化に対して、脳整理が追いついていないのが実情だ
> 代わりに発生したのが、フェミニストによる「否定」だろう
>(現実に即さない脳内断捨離を勝手にやらかすパターンの代表例だ)


 フェミニストだが何だが知らないが、簡単に言えば、頭の良いだけの女子が集って
 世の中を自分たちの好みに合わせたデザインに置き換えたいだけの空気だろう
 其を真に受けたおつむお花畑女子が迎合しているだけのやっつけが男女言葉の綾なのだろう
 そりゃ注意すれば見直すべき部分もあるだろうけど、多くの場合無茶なケースの方が多い

 下手をしたら民族観やら歴史の改ざんに陥りかねない

 そもそものカビの生えた価値観は、戦と共に歩んできた宗教観にこそある
 だが不思議と宗教への否定にはならない(むしろ触れずに捨てている)
 一方で、男文化に対しては斬り捨てたいとばかりの剣幕らしい

 (其を極論すれば、軍事政権下で起きたわがままな統制願望に似ている)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 03:16 | Comment(0) | 日記/2020 | 更新情報をチェックする