2020年10月18日

【エンコード日記】色定義×解像度×適切なビットレート量=正しい発色

↓1)改稿.2020/10/23...20201018...

> BDの一般的な画像部のビットレート最大値は40.0 Mbbsである
> これをDVDソースにもそのままに盛ってみた(平均は9600)
> ソースにびんちょうタンを選んだ


 ‥まずGOP(5)とGOP(7)の差だが
 GOP(5)はDVD向きで、GOP(7)はBD向きだった
 そうしないとDVDにありがちなパンのカク付きがすっきりとしない

 (カク付きの問題はさらにビットレート量の不足も絡んでいた)

 デジタルアニメに用いられるようになった
 フェードぼかしによる前後のピント交換表現法だが
 その手の場面の効きの弱さもビットレート不足が絡んでいた

 (テスト不足で、こちらもGOP(7)に適性があるかはまだハッキリとしないが)
 (BDソースからしてもその傾向があるのだからGOPが長すぎても弱いのは明らかだ)

 そして、あのいやんなシミに関しては、GOP(7)の方が良いらしい

 (やはり多少は距離を持たせないとシミが濃くでちまうらしい)
 (どうしようもない選択になったz)


> ‥特にびんちょうタンのようなデジタルアニメ(DVD)の場合
> とくにフワッとした印象が特徴のそれは
> インターレースが目立たないのも合わせて、ビットレート不足に因んだ効果だった


 ‥単純に16:9を詰め込んであるのだから
 不都合が好都合になっていたというオチらしい(じゃ、デジタル放送も同じだな)
 なので、逆に同じく一般的なインターレースが目立たなくて綺麗に見える程度の画質に

 多量のビットレートを割り振ると途端に風合いが崩れる(どぎつい)


(つまり4k放送はプログレッシブの選択にせざるを得なくなったと)
(でないとコストカットのアップコンバートが無理になる)


 見ていてその色みの怪しさが気になるのと同時に
 インターレース特有のエッジがサーチに顔を出す(やはりインターレースだったとした印象)

 ‥ところが‥

 ダイナミックモードだと色みはそこまで気にならない
 一方のスタンダードモードだとやはりその手の変化が気になる
 (モード差はやはりでるので確認すべきである)


> それにしてもその色合いはBT.709の規格に沿えば適切な風合いになりそうな気はする
> だがそれはテレビUSB挿しにおいてサーチ要素を捨てるか
> アップコンバート&プログレッシブ化を意味する
> 試してみる価値はあるにしろ、関心はむしろAVCでの適切なBT.601でのビットレート量だ


 ‥なぜか不思議と平均ビットレート量指定を無視して
 最大ビットレート量指定の方を優先しているっぽい

(今のところDVDなら最大は平均の1.6倍程度で良いと思っていたがやや不足らしい)

 一方で、刻まれているのは反対に平均ビットレートの方が優先らしい

 断定的判定はしがたいが、色定義の想定内に収めるには
 定義された解像度だけではなく、適切なビットレート量も重要と言う事らしい

 (HDR化が上手く行かないと思ったらそういう事かも知れない‥)
 (4kサイズだしBT.2020だからと、HDRになったはずと思うのは早計らしい)


> ならば、720pにおいても色定義としての風合いを確かにするには
> 適切なビットレート量が求められることになる


 ‥おっとその前に1080pか
 SD並のビットレートでのFHDサイズなどBT.709として怪しいと言わざるを得ない
 ということなのだろう

 (その程度の認識でHDRなどと推し量れるわけが無い)

 ‥で720pを色定義の堺にしているというのがまた味噌で
 720pの色の鮮やかさが最高に出るポイントより下ともなると
 1080pとしては論外の品質程度ということになる

 大体それは、平均ビットレートだと20480ぐらいらしい
 参考:XMedia Recodeにて、BT.601設定すると最大25000に制限される

 (当然最大ビットレート値は、BDと同じにすべきが筋だろう)
 (それが色規格の範囲とした理解になる)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:00 | Comment(0) | 春嶺到夏 | 更新情報をチェックする