記稿.2021/02/02
> 数万年から数億年に渡って、地下水を介して有害物質を吸着してきた
> それが地下資源としての石炭の基本的な状況だった
つまり、そのままにしておけば水資源を安全に使えるように機能していた
それにどれ程の効果があるのかと、少しぐらいならかまわないと思ってやらかしてきたのが
石炭の発掘、有効利用だった
ところが
石炭の中には数万年から数億年の長きに渡る大気中の有害物質が内包されていた
これらの多くは、過去に地球が火山爆発を繰り返してきた過程を含んでいる
何も知らずと燃やしてばらまけば、どんどん地球上の大気浄化の逆進をやらかすのが辻褄だった
今や、人工的に、木材その他から直に石炭化加工をする技術が確立しているが
それの原材料には、有害物質に相当する量が微量でしかない
それはつまり
それには数万年から数億年の長きに渡って吸着してきたとする中身が無いからである
それと天然との差の中には、火力差として作用する物質がそれなりにあるらしい
天然物に期待される火力としての石炭には、そういう差があるだけで
天然物が絶対に必要とした解釈や、石炭系素材の全部が悪という訳では無い
> 必要であれば、それの該当成分を分析して人工石炭に添加するか
> 添加した場合の安全性はどうかを立証すべきである
‥但し、世の中には発がん性に絡んだとんでも物質が含まれているケースの方が多く
今や石炭全般に対する使用禁止要求は大きい
‥具体的な例を挙げておくと
近代化まっしぐらだった頃のイギリスでの煙突ボーイがそれで
ドイツやイタリアでは防護服を着せていたがイギリスではそうでは無かった為
イギリスの煙突ボーイだけが睾丸癌(金玉癌)という希な病状を発生させていた
煙突内に溜まり込んでいた発がん性物質が
煙突ボーイの汗を介して金玉に集中してしまい
賃金も僅かだしするので、シャワーも浴びられずに毎日を過ごしていた結果が
睾丸癌とした病状を生み出したのだった
> 有害物質を浄化処理しない石炭からでる灰は、そのぐらいにヤバイ代物なのである