2021年05月05日

【エンコード日記】シミと動きをどうにかするポイントを2つほど発見

記稿.2021/05/05

> 以前にHDサイズのエンコード用に使っていた
> ビットレート(16875)が
> bフレームを抜いたそのまんまの設定でも、ものの見事にシミが消失近くなるのを確認ッ


 ‥☆なるほど、そうだったのか


> つまり、24フレームにおいて
> GOP(8)ref(4)って事で


 それを24フレームタイプわさB抜きにあてると
 M=1,N=5の形に置き換わるケースが概ね安定らしく

 さらに30フレームタイプわさB抜きには
 GOP(10)ref(5)をあてると
 M=1,N=6の形に置き換わるケースが概ね安定らしい


> シーン変更感度:89 の時
> ref=(GOPの半分値)
> GOP=(フレームレートの3分の1値)
> M=1,N=(ref+1)


 ‥つまり、GOPの設定には
 遊びとなる余裕を設けてやらないとうまくいかんと云う事らしい
 (遊びの分も計算した結果、長すぎたGOPの発色の差を嫌って捨てるという事かも)


 ‥それにしてもこんな風に、マクロブロックの塩梅とGOPの様相が固まっちまうと
 ビットレートとは、まさに発色の濃さの演出でしかないと言わざるを得ない

 なので、テレビの発色を統一していないと
 自分のテレビの発色如何で適切なビットレート値が全然違ってくる事になる

 (なら、業界の自慢げな大型モニターでは、シミが気にならない設定だったって事ですね)
 (概ね手狭な部屋の庶民のモニターでは当然そうでは無かった‥)


> にしても


 ‥縦解像度が同じでも
 横比率が違ったり、フレーム数が違ったり、もちろん画面サイズが違うと
 シミの薄れる適切なビットレートが違ってくるのでまだまだ先は長そうです

 ‥鍵はどうやら、ビット/(ピクセル*フレーム) の値で
 それを特定値にしてしまう操りができれば
 シミの消失点を、どんなモニターでも自在に消失させられる可能性が有るものと予想する

 ちなみに‥(0.764)辺りが良好らしいがまぁ参考に

 ‥計算式があるだろうから、計算方法を理解しているなら
 計算しながら近づけるのが早道に思われる(知らんがな)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:17 | Comment(0) | 月下涙焉 | 更新情報をチェックする

【エンコード日記】わさb抜きにはGOP(6)ref(5)らしい

記稿.2021/05/05

> いやんなシミが濃くなる理由として


 ...GOP(3)ref(2)だと
 GOP(2)ref(1)に置き換えられてしまうパターンがかなり起こる

 ソース程度の濃さに落ち着かせるには
 Bフレーム(3)に似かよらせる必要があるので‥Ibbbp‥
 GOP(6)ref(5)にするのが対処で
 GOP(5)ref(4)‥IpppP‥とした引き算パターンを狙うのがよさげ


 ‥GOP距離の一枚引き算されなかったら
 GOP(5)ref(4)に設定し直してやってみるのも有りかも知れないけど
 それで今度はGOP(4)ref(3)に引き算されちまわないとも限らないので
 その辺は時間コストで妥協せざるを得ない部分になってくる

 もしくは
 シーン変更感度をデフォルトの(40)に戻してしまう選択肢もありだが
 そうすると概ね指定したGOPの長さになりがちになるので
 GOP長に変化が生じがたい傾向になるわけだが(HEVCだとほぼそれだけど)

 まぁどちらにせよ、テレビUSB挿しにおいて
 Bフレーム(3)に似かよらせる構成では、わずかながら
 キュルキュル感の減りに残念さが伴うに変わりは無い
...


> あと、自動フィールドシフトの件だが


 ‥自動フィールドシフトのそもそもが120フレーム対応なので
 30フレーム出力だと、器用に間引きされてしまっているので
 ソースに忠実な駒状態としての再現性は正確とは言えない

 (だからといってトップとボトムをつなぎ合わせるだけだとカク付いて見えがちだったりする)
 (人間技だとトップとボトムでしか思考が追いつかないわけだが)
 (機械的な判断にやらせると、超えた判定にて駒の繋がりに様がわるのも一興と思わざるを得ず)

 (‥24フレーム化する手もあるが)
 (キラキラ表現のある映像では、フレーム構成が崩れる事で)
 (キラキラの構成からして崩れてしまう傾向を見るのがオチだろう)
 (これはマクロブロック構成の都合なので、自動フィールドシフトとてどうにもならない)
 (参照対象の基本情報を持ったブロックが削られるとおかしくなるという事らしい)


 ‥是の値の調整は「判定比」で行われているわけだが
 0にすると切れるにしても
 1にスライドするだけで、自動フィールドシフト状態に突入するので
 その間の加減を確認できるのは、ほぼ120フレーム選択時だけに思われる
 とはいえ、肝心のAviUtl自体に120フレーム選択が無いのだからどうしようもない

 (自動フィールドシフトの作者は、AviUtlのそこを改造したバージョンを使用しているのだろう)
 (となるとメモリー周りが違うだろうから、64ビットのβ版の存在がチラつくわけだが‥)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 07:03 | Comment(0) | 月下涙焉 | 更新情報をチェックする