2022年05月15日

【エンコード日記】crf値÷謎定数X=qcomp値(但し1以上はその逆数とする)

記稿.2022/05/15

> 謎定数Xそれは、15÷8=1.875に絡んだ値を行き交っていたらしい
> 720×480,1920×1080の場合、15と8で割り切れる
> ‥だからだろうか‥インターレースとの相性が良い(らしい)


謎定数X=18.75とした場合

crf値__qcomp値
6.0__0.32
11.25__0.6
12.0__0.72
12.5__0.6666666 ‥BD版480i相当(仮)
13.3333333__0.7111111 ‥(*)
13.5__0.72
15.0__0.8 ‥映画版相当(仮)
16.0__0.8533333
16.6666666__0.8888888 ‥許容限度(仮)
18.0__0.96


 ‥(*)を480iのインタレース保持に用いると、意外にも見やすい印象にあったが
 1080のダウンコンバートに用いると、映像の流れに特異な斑が生ずるらしく
 走査線斜線くさい残像が気持ち悪く目に焼きついて、一時的に視界が怪しくなるので
 其の手の別パターンもありうるだろうから、それぞれの選択の際にも注意を払うべし


> だが、1280×720では、何かと噛み合いきらないところが見られた‥orz


 ‥それはつまり、「15」では割り切れないがゆえに
 720iとした規格が存在しないことに通ずるところなのだろう

 ‥つまり、1280×720での謎定数Xを、謎定数Yとして、別にして探さざるを得ず
 詰まるところの(11.25)(0.8888888)から思案したところ

 11.25÷0.8888888から(12.65625)を用いて
 1265625=3^4×5^6=1125^2‥(いつぞやにやらかした平方根値回帰っぽ)


謎定数Y=12.65625とした場合

crf値__qcomp値
11.25__0.8888888 ‥映画版対応{4-8-12,48(96)}
14.0625__0.9(逆数) ‥25分アニメ対応{4-8-12,48(96)}

 とした値を得た


 ‥(14.0625)(0.9)は
 (11.25)(0.8888888)より、40%↓のファイル容量想定にありながら
 25分アニメの場合、主体となる輪郭がクッキリしている

 ‥細かいことを言えば、より低いCRF値を用いた方が
 フワッとした動きや激しい動きの細部に至るまで、斑の少ないインパクトを得やすい傾向を得るが
 全体的にビットレートの割り当てが多めになってくるのか
 良すぎも悪くもせずに、微にこもった印象になっていたりと見かける
 (その辺の足し引きの微差は、25分ソースの状態も絡んで、どうしようもなく起こり得る)


 ‥キュルキュル感で言うと
 (14.0625)(0.9)は、≒24フレームなら、最低でも0.5秒間隔を保持するも
 (11.25)(0.8888888)よりは間引かれてある

 ‥その間引きの差が、40%↓の減量に向かっているにせよ
 それゆえに重要視されなかった格子への割り当ても減るのだから
 フワッとした動きや激しい動きの細部とやらが、若干の犠牲になってしまうっぽい‥

 (だがしかし、qcomp値の打ち直しをせずに済むのは助かる‥のだった)
 (映画版でのqcomp値の打ち直しはどうでもいい‥時間コストの絡みで複数登録しないし‥)

 (何はともあれ、VLCプレイヤーでのテクスチャー剥がれの起こらないにこしたこたぁない)
 (‥ちなみに、古い再生支援機能だと問題がでるのでオフで)
 (‥CPUパワーが其を上回っていないと意味ないですけど)


> つまり、謎定数に対してqcomp値が1.0を超えて逆数を得ると
> キーフレームが減る傾向にあるとした珍発見なのでーす(但し、24pアニメだけくさっ)


 0.6÷1.3333333÷1.125÷1.1111111=0.6(なんというリワインド)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:17 | Comment(0) | AVC-Q | 更新情報をチェックする