2022年11月15日

【ネタ文学】究極の生活魔法とは「マジックオマル」と見つけたり

改稿.2022/11/16...20221115...

> 中世の西洋にはトイレとした概念がありませんでした
> 代わりにオマルなるものが有ったわけですが、それの中身をその辺にポイ捨てしていました
> 貴族のそれは召使いに捨てさせるわけですが、それの掃除を庭師にさせるわけですが
> なんだかんだで、外の臭いを中に入れない為にも、庭必須だったとかなんとか
> なので、スラム街とは
> 一般に、庭付きの家を持たない庶民区画とした意味だったかもしれません
> それが下水道×トイレとした後の世に形骸化して、貧困区を意味する言葉に生まれ変わった
> というような妄想に尽きるところがありませんね


 ‥おフランスの『お』は、汚物の『汚』
 核廃棄物の汚染の『汚』、さすが汚フランス様っ、子孫累累で『汚フランス根性、伝統バねぇ』



 ‥でも、これをそのままに
 異世界でも同じとするには、どこかしらに違和感が有るようです
 それは、「魔法使いが何かやらかしているに違いないっ」とした期待でしょう

 その内在した需要に、供給されたアイデアこそが
 マジックポーチならぬマジックオマルという事でしょう


 マジックポーチの生産量がなぜ少ないのかというと
 それは、マジックオマルの方が需要度が高く安定的に売れるし
 人口分以上を作る必要が無いので
 その手の術士の体の良い小遣い稼ぎになっているから‥とかなんとか

 (なのでポーチ形状で造ってしまうと、マジックオマルの文化が正しく培われない可能性が有り)
 (需要は認めていても、吹っ掛けて逃げるのが通常になっているとか何とか)
 (マジックオマルを造り出す魔力消費が大変なのかも知れませんね)


 ‥でも、マジックオマルはあくまで簡易にツッコむだけなので
 いずれは捨てて、中を空にしないと溜まる一方です(時間経過での発酵臭もスゴそう)

 ‥では、その中身を何処に捨てていたのでしょうか?

 そりゃその手の術士ともなると、オマルの中身も商売として担うことも可能です
 移転用の魔方陣で飛んで、自称「オマルの中身捨て谷」にでも捨てに行き
 それで帰ってくるだけで銀貨数枚のボロい商売‥とかなんとか‥
 (ついでに薬草を採ってくるとかなんとか)

 (オマルの消臭サービス追加なら、銀貨一枚加算とかなんとか、いやぁボロいわぁ)
 (オマル自体は安くても問題なし、代わりに、貴族用には装飾して高くする‥とかなんとか)


> だが、捨てた先の臭いに魔獣が群がるところとなり(スライムとか)
> 中には知能の高い魔物が、魔法使いの転移用魔方陣をチャッカリ利用していたりと
> 異世界の魔物のシャッフルに一役買っていたりとか何とか



 ‥という事で
 旅ゆく人たちの荷物の中身は、どれも、マジックオマルが出し入れしやすいところに入れてある
 牢や奴隷の檻の中にも一つは置かれているので、臭いが割りと酷くないとかなんとか

 という事なので、わざわざ描く必要性に無かった‥とかなんとか
 (う〜ん、折角いろいろと考えたのに、それでええやんってな感じ)


 ‥中には、自分のオマルの空間を利用して馬車の荷を軽くしている強者商人もいそうですよね
 まぁそういうネタに事欠かない世界でしょう

 (オマルの中に予備のオマルを入れてしまえばええんやで、そうすれば、間違えないとかなんとか)
 (他人のオマルに興味を示して盗んでいくなんて、相当のヘンタイさんだけでしょうからね)
 (オマルだとスペースが馬鹿にならないのでそうなったわけでしょうが、やはり強者っすよね)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:13 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする