記稿.2022/11/24
‥宿部屋に暖炉が無いと冬はかなり寒いことになる
仮に薪を買えたとしても、どの部屋も閉めきりだと一酸化炭素中毒をやりかしかねない
(ただでさえ灯りがロウソクなのだ)
‥でもまぁだから泊まらないなんて考えにはならないのが、冬だ、雪だ、北風だ
‥お高い部屋に暖炉があろうとしても
薪がドーンと据えられてあるという事では無い
だってそんなんだったら、使った本数やらちょろまかしそうじゃん
ちょろまかされても構わないぐらいお高い部屋代なら別だとしても
中間ぐらいの客層ほどその手のゴタゴタは多そうだ‥
なら、採算を合わせようとすると、オプション扱いという事になる
宿泊を申し出る際に、買うか買わないかというやり取りが有っても良い
(だがしかし、余ったら買い取らないとブーイングになりそうだな)
(宿泊する際の評判に、差が出そうな感ありありくさっ)
‥この感覚は貴族の屋敷でも同じ事
冬季になると、部屋のある暖炉なら、薪がドーンと積み上げられていてもおかしくない
(でもそんな映像の違いなんか見たことねぇって感じ‥謎)
> そんなこんなで、描き手のやらかす厨房のデザインなんかもほとんどやっつけに思われる
中世の厨房には薪を置いておく場所が必要だ
だから、そうなると、今どきのキッチンなんかより、ずっとずっと広いスペースが求められる
さらに、料理屋でも貴族の厨房でも
大きなオーブンと小さなオーブンの両方無いととてもコスパが悪いことになる
(どんだけ大きくなるんだよ?)
という事なので、中世の料理には
文化圏とした厨房構造が、釜やら竈の使い方で区分化して来たと言えるのだ
なので、今どき調理器具があればなんでもやれちゃうという次第には無かった
(火の使い方が異なれば、レシピもメニューも異なるのだ)
(中華風料理とオーブン必須料理を、ゴチャで出すのは如何なものかと‥)
(だが、中華鍋を背負い歩くぐらいのキャラが居ると文句を言えない)
つまり
‥オーブン概念が無かったから、中華料理では西洋風のお菓子発想に及ばなかった
代わりに、中華では「蒸し菓子」とした方向だった
宮廷の料理人達にしてみれば、召使いの数からしてパネェんだから
宮廷の胃袋を回すには、効率の良い火の使い回しが求められ
結果、中華では中華鍋を基準としたスタイルだった‥と
‥それでいて、冷蔵庫なんか無かったのだから
大きな肉塊やら何やらを‥縛って吊しておくなんて事にもなる(&熟成)
そうなると、厨房の作りからしても、柱と梁が縦横無尽に見られるという案配になる
それでいて、ドデかいテーブルも置かれてあるなんて次第だと
テーブル自体、柱を中心にして据え置けるように分離分けできる構造だったとしても不思議は無い
(厨房の入口の大きさより大きいテーブルなんざ入らないのだから成り行きとして有り得そう)
さらに、水瓶などというガチ面積専有物なんてのも有り有りです
面倒くさいと思えば、宮廷の厨房には、井戸が並んであったとしてもおかしくないのでーす
> 現代人のデザイン感覚からすると‥かなり違っていただろう‥となりますね
> (なので、現代の厨房範疇でばかり考えてると、図面面積が覚束なくなる)
‥と言う流れから、とある問いが生まれてしまったのでーす
日本では、納屋やら外に薪を平然と積む光景ありありだけど
囲炉裏回りには無し
土間に積みっぱなし風に積まれてあるとした光景も余り無し(あれ?あれ?あれ?)
西洋に冬にそんなんだったら、すってんてんに泥棒されちゃうん
(今や、欧米化と言わんばかりに、夜中に収穫を肩代わりする勢いで盗んでいくんっすからね)
> ‥と言う文化の違いをやらかしていたとなりますね
> 「さすが、お花畑脳がやらかす漫画アニメ世界やッ」‥とかなんとか
そんなんやるなら、魔法をもっと徹底的に一般化しねぇとよぉお(ファンタジーなんだし)
「攻撃魔法なんかより、生活魔法で平和を築き上げるんや」‥とかなんとか