↓2)記稿.2023/08/15
> 日本の年貢は、器用にも藁袋に詰めていた
> 西洋の年貢は、どうにも麻袋くさい
‥すると、麦の収穫物を収めるのに、わざわざ麻を育てていたことになる
述べるまでも無い、麦わらは馬車馬の餌だった
(日本の場合、そんなの関係ねぇので、西洋の其れは、随分と手間の掛かる感じだった事になる)
(というかその条件だと、江戸の百万人とした規模を西洋側で同じく達成できるわけが無い)
‥すると、童話に出てくる機織り女とは
麻織りを意味し、年貢の為の麻袋用途から順に生産していた事になる
(村の機織り女の多くがそれなら、彼女らの手取りは非常に薄かったはず‥)
(大商人が扱おうなら、奴隷の仕事の部類でしょう)
(奴隷服の印象としても、それの残りから奴隷に縫わせたコスパ安でしょう)
> すると、麻を育てる土地にまで余裕が無かった北方バイキングどもは
> 年貢とした概念を半ば放棄して、略奪を選択するのが流れだった臭いと‥
‥換金して税金として支払えば良いとなったら、そりゃ、そうなるでしょう
(自分たちの麦を売っちまったら、それこそ何にも無い)
(売ろうにも容れ物からして毎年に買わないと無いとか‥大損、重税感ありありでーす)
‥舟をこしらえる技術があっても、そもそもに平和利用しない脳筋だった‥みたいな
(じゃ、そんな子孫が居るんじゃ、科学に正当性も糞も無いよね)
(産業革命からして戦争革命だった‥剣から銃へ爆弾へ‥戦争のやり方が変わっただけだった)
> まぁその辺は置いといて
‥異世界での小領主ともなると、領主が麻袋をまとめ買いした方が得だったかもしれない
その分、別の何かを栽培させた方が実入りが良かったなら、そうするかも知れません
‥でもそんな考えをどこの小領主も考えていたとなると
誰かが麻袋の大量生産(利権)をやらないと用を満たせなくなるのだから
王宮としては、結果、そこから麻袋を供給配分するとなると、運送の二度手間に見えなくもない
だがしかし
麻袋を配付してやるから、それにしっかり年貢を入れて返せとすれば
バイキングのような惨状を避けられるよすがを得たかも知れない
(まぁ村人は口々にこう呟く事でしょう‥‥まったくに毎年毎年のくそ高ぇ麻袋代だよなぁ‥‥)
> でも、上からそうだと下も諸々考えるでしょうから
> 領主の多くが、領民の暮らしに必要な何かを領主としてまとめ買いを担ったかも知れない
年貢の納め日に、年貢と物々交換でそれら必需品を給付するみたいな
(それの都合した量次第では「ありがとうございます」‥なんて感謝されちゃうでしょう)
(とくにそれが、塩とかハチミツとか麻の反物とか農具とか‥だったら目の色変わるよね)
そんな様相こそが、「ファンタジー風社会主義」と言えそうです
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