↓7)記稿.2024/01/25
> XMedia Recodeに付随するフィルターの精度が頼もしかったのでトライ&エラーしてみた。
> (年末にも年始にも成し遂げられず‥2024に突入し‥一月も終わりだぉおおおう)
‥ブラウン管の滲みとは
アナログテレビに横の解像度概念に乏しかった理由として
ドット的に格子が表現できていたわけではない点が挙がる。
近寄ってブラウン管の格子を確認したことがあるなら知ってるだろうが
赤緑青とした順に並んでおり(逆だったかもしれんが)それが更に
赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青
赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青
赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青
赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青
‥という具合に六角格子模様にズレて配置されていたものだ。(ドット単位管理に無かった)
当然、隣合う上下左右斜に干渉し合って、滲みあうどえむ。(滲まないわけがナインッ)
しかも、奇数ラインと偶数ラインを時間差で描き込む‥その先から消え出す誤差も含まれ
滲んでいるようでいて、色情報を補い合って発色が足し増しされていたのだった。
(ちなみに、その手の技法をアンシャープと言う‥だがアナログテレビへのそうした見解は疎い)
(当時の誰しもが、滲むのに逆に発色が上がるとしたテレビの日常に気が付いていなかったん)
(いやぁだってブラウン管だったし、ブラウン管バイアスだったz)
> ‥足し増しされていたのだった‥というのは、今回トライ&エラーしてみての感想である。
> つまり、当時の映像観により近づくには、器用に滲まして発色を上げるしかないのだ。
(繰り返す、その手の技術をアンシャープと言う)
今どきモニターだって隣り合う分には干渉し合うわけだけど
直線に並んでいるので、干渉面積は小さくなっている。
しかも、似たような色がドット単位に隣り合うのだから、滲むとした感度には程遠い。
(あとマクロブロック単位で明度管理されている‥420とかYUVなど)
更には、制作サイドが、ドットレベル相当での其をきちんと表現したいと思っていれば
滲まない・濁らないような色使いやらエンコードの際の工夫がやり繰りされるだろう。
(そうなってはもう、ブラウン管発色からどんどん遠ざかりギラテカすることは無い)
> そして、そこにおいても皆で同じバイアスを繰り返す。
> その名を「フィルムグレイン」と呼ぶ。
‥だがしかし、今回思ったのは、それはもはや「量子化グレイン」だった。
量子化される前なら、フィルムグレインを唱えても問題ないだろうけど
量子化された映像の場合のそれは、どう考えたって「量子化グレイン」だった。
【グレイン】‥穀物のような粒々としたノイズ‥の意である。
‥量子化された映像に生ずるjpegノイズにも見えるグレインは
AQの調整値の結果のそれなので、具合の良い状態に合わせるとノイズとして感じられなくなる。
だが、単純に量子化グレインが全部見えなくなる程に丸めると輪郭や遠近感がそぞろに陥る。
とはいえ、DCT有りのような‥強引な無かった扱い処理をせずに、残しておく限りにおいて
いくらでも復活するし、その様な状態に戻して再調整が可能である。(要ビットレート必須)
(という事実を今回思い知ったのだった‥‥へぇ〜そうだったんだぁ‥‥)
> ビットレートを下げすぎてもいないのに多少なりとぼんやりしてしまう場合のそれは
> シャープさをどうにか調整してやって微に戻してやれば、問題を小さくできるちゃ‥できる‥
> (だが、シャープを掛けるがゆえに、線境の強調しすぎ回避の制御は険しい)
‥それは、知れば知るほど
エグいほどに、輝度と彩度の調整感度バトルなのだった。(人の目で追える範囲外だ)
その二つを適正にずらして整えてやるだけでピタリとボケが消え去る焦点があるのを思い知った。
(ボケは消え去るものの、480i→60枚構成i解除の際のズームに課題を突きつけられている)
> だが、どう見比べても、インターレース解除のそれと、プログレッシブとしたそれとでは
> 再エンコード時の滲ませ結果が違うどえす。
インターレース内容だから滲むけど、端からプログレッシブだと滲まないくさい‥
(もといプログレッシブとて、特定の面積比に特定の色合いの粒々にハマると滲むくさい)
(ソースと違うと思ったら、それはもしかしたら‥滲み?かも‥程度どえむ)
‥其を具体的に述べると
超高層ビル群の赤いライト(航空障害灯)表現の色合いやら星粒の色合い
(キラキラ表現全般に影響するわけでも無い所が謎)
(輝度に引っ張られていると発色が上がり、そうで無い場合には赤みからして昏く仕上がる)
(どの作品を見ても同じ色で表現されがちな航空障害灯に変化が欲しい場合にはありだけど‥)
(つまり、ここのこの部分だけ滲んでおりますフィルター案になるどえす)
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