2024年02月01日

【ネタ文学】国民主権vs絶対王政vsスキル「寺小屋」

↓3)記稿.2024/02/01

> 異世界にやって来ました、「じゃ、俺の王国を創ります」
> という露国なタイトルをほとんど見ない


 ‥貴族が、チートを頼って、囲い込むノリしか脳の無い世界観なので
 尚更に、国民主権とした国造りなんてあるわけねぇ
 (どうしてこちら世界で民主革命とした時代劇が発生したのかの方がとても謎めいて見える)

 ‥異世界に渉ったからには、俺の王国造りをしたいと思ったって
 其の際に、国民主権にてやらかしたく思おうと、諸々とした障害は有り得る
 それの一番は、理解を得られないとした下りだろう

 さらに言えば、こちら世界の国民主権にしたって、インキチあるある独裁あるあるだ
 結局の所、誰かを王様に想定しないと盛り上がれない症候群として、根深きままなのだ


> なら、王様ってなんだ?


 まぁ、異世界にやって来ました俺、王様やります
 なんて流れなら、取りあえず城を建てて住んでみるべし

 ‥その後
 やって来る旅人に噂を流して貰うのに金を握らせたりするのが手っ取り早そうにも思うが
 それはそれで、後から情報を売り飛ばした呼ばわりされないように
 前以て‥「近隣の領主から睨まれることになりますけど、本当に良いんですかい?」
 というぐらいの断りを受け取る側にて発言が無いと物語として成立せず

  ‥そつなくうまく行ってる様子なら、そりゃまぁ後から挨拶に出向きたくも成るわけだけど
  案配まずい情勢を辿っていたなら、始めに一言の有る無しは、とても大きい
  「お構いなく」の一言を確認しておかなかったなら、恐ろしくて近寄れないオチになる

 なので、「また来て下さいね、いつでも歓迎しますから」ぐらいの返答を聞かせ届けないなら
 噂を広めて欲しい代金とて受け取っては貰えないのだ

 ‥との流れになるのだから
 「王様とは何か?」とは、王政な異世界に有れば有るほど
 始めから戦争稼業を目的としていることがハッキリとわかる(王様こそ脳筋戦争屋みたいな)


> 始めからバトルを描きたいなら、素直にそれで良いと思うのだが
> 村人募集とした其のそもそもからしてイコールで、随時兵募集どえす
> 今どきの移住にしたって、税収に繋がる稼ぎ手が欲しいのであって、それ以上でも以下でも無い


 ‥それをせずに村人を集めたいとなると、それはもう当事者にチート模様バリバリだ
 だが、それはそれとして、孤児院経営でもあるまいに
 まったくの背景とした村人希望者を招待するだけしてどうするというのだろうか?
 村人同士のもめ事は全部、長に回ってくる
 其れも合わせて、仲裁ごとまで無償奉仕しようというのだろうか?

 だが、ギルド案件と同様に
 仲裁依頼の度に料金を求めるとなると、何かと角の立つものだ(格差優遇みたいな)


 ‥そりゃまぁストレージ持ちなら、物々交換あるあるでもやれるにせよ
 それをそのままにやり通すとなると、どうしたって一代限りの体制だ

 そんな村長やら国主のやり口に多くの商売人達が損得勘定としての算盤を弾けば
 大国規模までの発展を期待するまでには及ばないだろう
 (精精が、遠巻きにエールを送っております症候群みたいな)

 そういう意味では、物流管理も仲裁も調停もスタート時での決め事も王様の仕事である

 そもそもからしてまずは治安×経済なのだから、チート持ちだから云々関係なしに
 あるべき形を用意できてこないと誰も付いて来ない


> だがしかし、いきなりに納税義務を課して村人が集まるものだろうか?
> (相当に切羽詰まっていて、避難してきたぐらいの流れを得ないとほぼあり得ない)


 ‥その一番に謎な情勢とした代表例に、東京キ都民税が挙がろう
 税金を課しても人は集まり、散る所が無い(それだけのメリットを見せつければ良い)

 でもだからと言って、すべての王国でそのような税率を採用するわけでは無い
 繁栄するには繁栄するに適った程々がある‥として気まぐれに機能する所も見られるはずなのだが
 なぜか、メリットが薄くなっても下がらないのも税の相場だったりする‥「何様?」って奴だ

 王政だと鶴の一声で押しきれる所もあるが、善政のなんたるかとした体制が無ければ
 領民に舐められてはあかんとばかりに、絶対に引き下げない空気も色濃い
 (方針無き領主ほど‥その手の思考をやらかす所がある)
 (己が手腕を築いてこそ担いで貰うべき立場なのに、何かを担げば良いとしか考えない駄目駄目だ)


> 抜きん出た手腕を発揮できれば、長たる立ち位置を獲得できる
> その何かってのを会社作りじゃ無くて、村づくり→国造りとした流れで考えると
> なぜか、戦争稼業でしか描かれない{謎&バイアス}が通例だ
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:49 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする