記稿.2024/02/08
> a.先生は教室で授業をした
> b.先生は生徒に勉強をさせた
‥はい↑の例文は、文法上何ら問題はありません
でも、bには違和感がつきまとっています
それは、文意が「曖昧」だという点です
何が曖昧なのかというと、先生の方針を語りたいのか、生徒の気持ちを語りたいのか
といった点が空っぽなんですな
‥勉強をさせたとしたニュアンスから問えば、強制というか嫌々を無理矢理みたいな‥
それは先生と生徒の間だから当然だ‥みたいな思わせぶりで文を組み立ててしまっています
しかも、「〜させた」というほどになると何らかの補習授業か何かでしょうかね?
風景としても読み手任せでヨロシクありません
宿題を忘れた人に居残りでやらせたとも、テストの結果の平均点の悪さにブチ切れていたとも
何らかの罰則的なニュアンスどえす
当然、生徒側には、嫌々命令されたかのようなやりたくねぇニュアンスが見え隠れするものの
文体の主語はあくまで先生なのだから、丁寧な言い方バイアスのつもりと言った所なのかしら?
でも、全然丁寧になんか整ってません
風景の見えない伝わりにくい文体に陥るばかりでしょう
> 其を誰が丁寧な文章に解釈できるんだよ(寝惚けたバイアスしてんじゃねぇ)
‥では第2問
a.閣下が戦争をした
b.閣下が戦争をさせた
↑の例文はどちらも同じ事を語らんとしているように見えますが、実はまったく異なります
aは、責任者とした視点で見ればそのままですが
閣下はとある事情から戦争を始めた(仕掛けた)(指揮した)のだった‥
ともう少し踏み込んで表現しないと、ただの狂乱にしか見えません
bは、それこそ狂乱の意のほのめかしを強めていますが、表現としては
閣下が戦争を命じた‥てな感じにまずは気持ちを控え目にして区切るべきが流れでしょう
閣下が戦争を命じたせいで、僕の田舎は戦地に晒され、僕の家族は散り散りになった‥
> 丁寧バイアスから無駄に「〜させた」なんて使い方に慣れても
> その実は、文意の伝わりにくい駄目文章になりがちどえむ
‥むしろ、なるべく使わない方向で文章を再構成してみる方が丁寧さが鍛えられるみたいな
‥むしろ、「〜させて頂きます」‥第一人称×主体的な使い方の方が‥本来的な気がするz
なのでそこから‥「〜させた」にまで縮めても通ずるなどとして良いわけがないん
(「ら」有り無しニュアンスの捉え方も同じどえす)