↓1)記稿.2024/02/21
> 先にお断りしておくが、今どきの漫画にブレてるもブレてないも無い
> テーマを決めてそれに即して描きゃそれでいい
> (そういうキャラと世界があるっつうだけの話だ、めくり続かないなら見なきゃ好い)
‥だがしかし、少女漫画にだけは
特殊な洗脳系波長が、脳内水平線の彼方まで期待でずっしり広がっている‥
それは「恋する私はカワイイ♥」‥とした暗黙のテーマである(誰も反論するまい)
其を「少女漫画のゼロ事象」とでも揶揄しておこう
> 述べるまでもなく、ウキウキとワイワイは異なる事象だ
> 少女漫画のゼロ事象は、兎にも角にも入口の扉の前にすぎない(それがウキウキだ)
‥では、そこからワイワイとすべく真っ当な扉の開け方とは何だろうか?
つまり、順調な成長過程と主張するに値する焦点とは何か‥
‥「大好きが増えていく私が好き♥」‥みたいな
必ずしも一つの好きがすべてではないので、奇しくも増えて行かざるを得ず
私は一途派だからとしても‥「恋する私はカワイイ♥」‥からブレていなけりゃ問題無し
其もまた少女漫画のゼロ事象だ
> ところが下半身の事情はそうは行かねぇ(ゆえに恋とは限らねぇ)
> そこから始まる受け入れて貰いたいとした方向性は、扉は他にもあるとしてブレるのだ
> その流れに「恋する私はカワイイ♥」は存在しない
> そこには「欲しい♥」「♥されたい」だけしか有りゃしねぇ
‥どうしたって、恋するのも欲しくなるのもあんたの勝手である
だがよくよく考えるに、「恋する私はカワイイ♥」を保持するのに、誰かの了承なんか無用だ
だが「欲しい♥」には、どうしても了承やら勝利が必要になる(この差はとてつもなくデカい)
‥勝手に想っているだけの労力と、手に入れる為の労力は嫉妬するぐらいに異なっている
ゆえに、手にできずに疲労困憊してくると、怒り心頭にも成り下がろう
そうなると、可愛いなんて影も形も有りゃしねぇ
> それにしても、{大好きが増えていく}={ストライクゾーンを広げざるを得ず}
> それはつまり交友関係を広げるとした下りになる(ああ、面倒くせぇ)
大好きが増えていく時、自分への愛着もまた増して当然だ(そうでなければ不可解しい)
‥てめえが嫌いになってしまう事象に
ゆでガエルになるまで浸かりきる馬鹿もどうかしている(謝罪できねぇ馬鹿みてえにな)
だが不思議なことに、只の日常でさえ気苦労も取り越し苦労も増えていく(それはなぜだろうか?)
それは、好きになる中身がフラクタルのままに拡張するからだ
そこに成長も、心境の変化も、学ぼうとする意欲もなんもねぇならそれこそ‥まんまに拡張する
始めから相手頼みで手に入れたいだけだったなら、対処能力不良だろう
周りからすれば只の常識でも、てめえからすれば想定外ばかりに見えているだけかも知れん
体験しながら頑張れば良いと思っているだけだと敵を知らないばかりに陥った戦場も同然だ
(少女漫画あるあるお約束で語るなら、横恋慕ありきの展開だ)
(それにしたってそれは、わが子がパパやらママを取り合うのとさして変わらねぇ)
(其を目の当たりにしてからどうしようとか‥事前に学んでない場合ほど垣間見ることになる)
‥恋に浮かれた顔を見せつけられていると、誰だって無性に横恋慕やらかしたくなるものだ
(どうにも人間にはその手の衝動を抑えきれない糞が出るらしい)
それは、お目当て等のストライクゾーンから逸れていたとしたショックの裏返しかも知れん
(だがそれは、てめえのストライクゾーンの拡張に無関心だったとしたショックでもあるのだ)
> そもそもなんで、恋をするのにストライクゾーンが人それぞれで違うんだよ(面倒くせぇ)
> まあ、同じでしかないならないで、王者状態になるか乱交状態の近縁だらけに陥るかである
‥だが「横恋慕してぇ」輩の大抵は、対象をストライクゾーンとして見ているわけではない
好きとか嫌いでもなく、妖しげにも
奪われてショックを受けてる相手のマヌケズラを拝んでみたいとの垂れ糞なんだから意味不明だ
‥それはとくに恋にスイッチが入ったわけでは無い
「欲しい♥」とした形のつまみ食い(悪ふざけ)だけにあることの方が多い
なにはともあれ、人それぞれで目的もストライクゾーンも異なる事でドラマが複雑になる
> ブレていない少女漫画とは、その手の悪ふざけの度合いに配慮と節度を含ませつつ(お花畑)
> ブレている少女漫画とは、始めからその手の悪ふざけを売りにした世界観になる(戦場)
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