↓3)記稿.2024/05/20
> {鶏が先か?卵が先か?}={実物像が先か?道具が先か?}
‥仮に何らかの職能とした恩恵を授かっていたにせよ
肝心の道具が無ければ何も始まらず、ひたすらの無理ゲーだ
だが、実物が像となって目の前にあったなら
「同じ物を造ってみたい」とした‥真似したい症候群に誘われて、頑張る奴が現れるのも流れだ
すると、様々な道具の発明に結びつくのかも知れない
道具が発明されることで、各々の職能からのいざないが発動して、連鎖するに及ぶだろう
(中には道具の使い方に刺激を受けて、職能やら殊能が目覚めるとする流れも得られそうだ)
> なら、王様の登場する形とは、城郭を造り出せる顕能持ちが先に違いねぇ
> と言っても、少なくとも井戸を併せて用意できないと、キャンプ場代わりにもならねぇ
‥旅する者らにとって、安心できる寝床の確保は最優先課題だ
ならば、その辺の林やら森を城郭とした壁で囲うだけでもキャンプ場としての価値が出る
(ある程度は遠目に目立つ必要もあるだろうし、木々に隠れてしまうようでは圧倒できない)
(ここでの壁高を15〜20mぐらいとしても好い)
‥とは言え、お金の概念がまだなら
その壁の中で休む際に、問題沙汰を起こしたら次回からの利用を断る
などのマナー条件を課すだけでも取引として成立するだろう
なにしろそこには、寝床として使う平地が都市機能するにはまだ遠い(開拓する必要がある)
なのでそこに木々を囲い込んで城郭と為してあれば
勝手に薪にして良いのなら、体の良い労働力風に機能することになる(&薪のお持ち帰り自由)
代わりに、井戸ぐらいは欲しい所だが、河の流れを取り込むとするのも範囲だろう
‥内側の木々が、ある程度に刈り尽くされると、あとは加速度的にすっからかんの勢いになる
手順としては、そこまで待つ必要はほとんどない
それよりも、ある程度は‥計画的な草地にならしてくれないと都市計画には及ばない
なので、頃合いを見計らいつつ(城郭を出現たらしめたのだから他の建造物だって可能と言える)
石畳な道を敷いたり、煮炊きのし易い屋根のある炊事場区画を設けたりすることになる
すると、住民希望者が現れよう
> そんな住民希望者には、城郭ぐらし向けに住まいを提供するのが流れだ
> 代わりに都市計画の労働に参加して貰うのが条件だ
> つまり、住まいを提供できる顕能持ちこそが、初代の城塞都市とした領主に君臨することになる
始めこそ、居住地を内に設けるしかないのだから
始めこそ、農地も内に設けるのが流れだろう
その手のノウハウを得られるほどに、多くの民が職能を理解して使いこなせていないなら
それが尚更の流れになるだろう
だが、それの順調そうな様子を横目に人口の増えないわけだがない
すると、二の丸とした拡張をするのが流れになる
(ならば、一の丸の内にはその後に城を構築する手筈になるのだから、壁高の勘案込みになる)
(あとは、土地構造とした狙いも兼ねて、人口の収容上限が決まっていたとも言えようか‥)
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