記稿.2024/06/10
> 作品に対する色改造がお蔵入りになりました(その経過を綴っておきせう)
‥量子化済みの映像に対する色の変更にはノウハウが欠かせません
それはどのようなノウハウなのか?
まず、外せない作業として、量子化を解く必要があります
{YUV}={マクロブロックあり}とした状態のままでは駄目という意味どえす
‥どのように状態を戻したら良いのかは、専門では無いので語りませんが
普通にインターレース映像を解除すると、何気にツールを介すわけですが
それはそれで、{YUV}={マクロブロックあり}を解いて破壊する行為と同義です
ここでは、其を破壊せずに色を変更したことで何が起こるのか?‥だけを綴ります
(まぁ要するにここで対象になるのは、24pプログレッシブ映像の60p化どえす)
> 量子化映像のマクロブロック単位に見るとしたら
> 静止画そのものを、当たり障りの無い程度に構成変更したぐらいでは
> 本来の動画とした状況にて把握すべき誤差を判定するのはまず無理です
‥つまり、≒24フレーム→≒60フレーム化した際の
魔改造あり再エンコードにて、それの違いが起きてしまうどえす
人の思いこみで考えると、キーフレームが2〜3枚に増幅されたとて
その頭からキーフレームを選ぶだろうと思っているわけです
ところが、そうに非ず
同じ映像が3枚も続いていることを好都合として、‥bpIとしても勝手が良かったりします
さらに動きの少ない関係で繋がっていれば
bpIbbbppbbbppbbbpI‥なんて参照つながりでも圧縮率が上がるらしい
つまり、元々のキーフレームとした箇所だったりの枚数増幅で
同じ画像が続いているはずなのに、キーフレームが割って入ると、途端に前後の関係が異なるので
同じマクロブロックとはならず、似たようなマクロブロックとして置き換わるのです
(色変更をしてしまうと、その差が甚だしくなる場合も生ずるどえす)
すると、高速にてそのようなマクロブロックの違いが生じていると
錯覚も相成って、同じ対象として動いているようには見えない‥という現象に見舞われます
さらに、参照フレームMixで似たようなものを摺り合わせたりやらかします
さらに、bピラミッドともなれば、その近似値とした差の度合いが広がるらしい
(三枚ごとに辺りのマクロブロックが違ったりしては、動きとしては死んでいるも同然でしょう)
‥其に該当する箇所ともなると、何度見てもソース通りに動いているように見えない
静止画でコマ送り確認する限りは正しい、これで良いはずだと思いたくても、全然駄目どえむ
フィルターを剥がして、ソースのまんまエンコードしてようやくにして理解して没になりやしたッ
> キュルキュル化コマ数倍増大作戦としてはどハマりすれど
> それの映像ソースにまで手を加えようとすると、すったもんだに怒ハマるとの話でしたん‥orz