2024年08月27日

【エンコード日記】量子化DTCのここがこそ痛いッ

記稿.2024/08/27

> avidemuxにファイルを投げて、キュルキュルのベストな状態を確認したとて
> テレビUSB挿し側のサーチでは、必ずしもそのキーフレーム順を踏襲せずと判明す


 ‥そのどうにも怪しい理由として、まずは指定してあるGOP長に合わせるくせぇ
  GOP長より短すぎる構成の際は飛ばし
  足し算するかのように、GOP長以上の位置にあるだろう次のキーフレームを選択するくせぇ
  お陰で、テレビUSB挿しでのキュルキュル構成のはずがガタガタになる

  (どちらかというと、30枚構成の際に、0.25秒か0.5秒刻みに固定した方が)
  (第一速度にて、そのGOP長の間がスローな感じに再生される気がする)
  (30枚構成なら、第二速度の度合いもまぁまぁイケるけど、24枚構成だとキツい)


 ‥でも、AVCのソフトウェアエンコードでは、固定枚数は無理
  (量子化DTC×bピラミッドならもしかしたら固定的になるのかも知れないが‥‥)
  (どちらにしても、走る場面でのキュルキュル感はムズいだろう)

  結果、GOP長(10)×参照枚数(4)だとキュルキュル感が、大幅に崩れてしまうのだ

  只でさえキー爆ソース有りで、ビットレート割り当てがカツカツで怪しいのに
  GOP長をより短くせなならんなどとは、もはやPsy-Trellis強度(1.00)を保持できねぇ
  致し方ないので下げざるを得ず
  (どんなGOP構成でも、キッチリ場面切れをこなしてしまう特性とやらも悩ましい限りだy)


> また別の話で‥GOP長(10)とした短いGOP構成に対して量子化DTCを有効にすると
> 参照フレームMixが不要に成り下がる(唖然‥呆然‥そうなんだ‥‥)


 ‥なので、より短く刻むとなると、もはや時間コストの無駄で、参照フレームMixは切って良し
  (常に場面の端境で切れるから、画質感にムラ気がでねぇ趣で安定的なのだ)
  (勿論、ビットレート不足は御法度です)

  (いやはや、どうしてこうなった??‥時間コスト半分だz半分ッ)

  (どちらかがFHDサイズ補強仕様で‥HD、SDだと、どちらか片方で十分とか???)
  (もしくは、精度が上がってきたので、もはや片方で十分に至ったとか???)

 ‥こうなっては、後はもう‥Psy-Trellis強度のスライド感に委ねざるを得ず


> ‥結果
> i解除ソース:GOP長(6)×参照枚数(4)×Psy-Trellis強度(0.04
> プログレッシブ:GOP長(6)×参照枚数(4)×Psy-Trellis強度(0.40)‥10倍???差‥


 ※ Psy-RD強度は当然ながら(1.00)である

 ‥Psy-Trellis強度(0.04)なんて、TFT液晶時代に判別できなかったに決まってる
  なので、サクッと(0.00)になった草
  (今どきは改善していて、ソースに依っては弄ってみるのもあり‥みたいな)

  ‥ちなみに、Psy-Trellis強度値は、4で割れる値の方が無難にまとまる傾向を見せり
   あとは、DTCの都合なのかは知らんが、べき乗と+0.1単位になるっぽ
  (べき乗の方はノイズ感も含めクッキリ寄りで、+0.1単位の方はまるとする傾向を見せり)


 ‥サクッと‥i解除ソースとプログレッシブソースとで反応が異なる
  放送規格とDVD規格は踏襲せる方針で似かよるけど、BDのプログレッシブとでは違うらしい
  低周波の間引き方が違うことで、Psy-Trellis強度値の反応が随分と異なる
 ‥それでなくてもi解除の場合は、フィールドシフトしちまってるから本体とは異なる
  そこの違いが、どうにもテレビUSB挿しでのキュルキュル感に影響してるような気もするz

  ‥そもそも、十分にビットレートがあるだろう想定にてPsy-Trellis強度(1.00)を用いても
   フィルムグレインお残しが、解像度割り切れてる箇所優先に点在するのはどうにも萎えるz
  (FHDとの印象差を縮めるためとは言え、プログレッシブソースのなんでそこだけ?‥みたいな)
  (どうせなら、均等に潰れてしまう方がサッパリとした映像に見えるのだろう)
  (そもそものテレビ放送の印象は、其処に位置するのだから‥‥)



 ‥映画館でさえフィルムグレインなんて気にしたことねぇのに
  いざフィルム映像をエンコードしようとすると、化学斑が無駄に気になるとか
  或る意味で勘違いな論点なのかも知れないz
 ‥一方で解像度を上げたくなるのは、フィルムグレインとかフィルム感とか関係ねぇし
  ディテール感にしたって、如何にして間引くかにおいて結局は潰れるし、潰す方策になるし
  クリアーにし過ぎてもそれはそれで、解像度任せの演算斑でしかねぇわけで
  それでなくてもJPEGノイズは付き纏うのだから、ビットレートを気にせざるを得ず



> だがそれでも、テレビUSB挿しのキュルキュルはベストを示さず
> (場面に依っては、痛いままだz‥失敗してる恥ずかしい‥みたいな)


 ‥まぁ、場面と場面を切り離して再構成編集する需要用途には、俄然問題なし
  そっち向けだと‥より短いGOP長は有りなのら

  ‥何はともあれ量子化DTCを用いると
   GOP長が長くなればなるほど×参照枚数が増えるほど=時間コスト膨大に‥
   なので、どうにか4GBに押し込みたい用途は別にして、GOP長の短いにこしたぁねのら



posted by 木田舎滝ゆる里 at 02:19 | Comment(0) | AVC-シンQ郎 | 更新情報をチェックする