2024年08月31日

【エンコード日記】妖精さんにM.E.範囲(16)での画質UP魔法を教わりました(打ちミス由来)

記稿.2024/08/31

> 45分ものドラマをどうにか4GBに押し込みたく
> {1:6:10:60}から
> {1:4:6.666666:26.666666}とした変換比を思いついた


 ‥↓計算すると、なんともすっきりと割り切れる値群だった

  720×528{1485:5940:9900:39600}
  960×528{1980:7920:13200:52800}
  960×720{2700:10800:18000:52800}
  1280×720{3600:14400:24000:96000}
  1920×1080{8160:32640:54400:218600}
  3840×2160{32400:129600:216000:864000}

 ※ 塩HDは中止になりました


> 使えそうだが、使えるかはまだ不明、それどころになくなった(↑調査中断)


 ‥述べるまでもなく、M.E.範囲(81)は激重すぎるのでどうにかしたい
  どうせbフレームを試すのだから(36)ぐらいでええやろう試してみたら

  ‥短いGOP長において、量子化DTCを用いると
   bフレームも要らない子に成り下がってましたん(partitions allを含めど容量にて優れず)

  ところが、脆弱化傾向なbフレームの画質が、急に良に変わったので値を確認すると
  Psy-Trellis強度(10.00)になってたん‥‥(どう打てばこうなる???)


> 調べた結果、M.E.範囲とPsy-Trellis強度が反比例くさい関係を示すらしい
> (なんだかなんだと明度(Y値)優先の造りなので、Psy-Trellis強度の方に影響が及ぶ草)


 ‥M.E.範囲の値を上げると、明度がクッキリとする(白く飛んだような方向感)
 ‥Psy-Trellis強度を有り得ねぇほど釣り上げると彩度がクッキリとする(色合いが濃くなる)

  ‥そんなこんなで、M.E.範囲の値を上げて、多重撮り箇所がクッキリしたのは
   明度が上がったからであり、其はとくに、白黒としたうっすら線画に対してのくっきりだった
   彩度に関しては効果が弱いままなのだから、映像全体としては今一つだったと判明せり


> クッキリとする印象としては、どちらも相互的に同じ効果を得るように見えるも
> 其の中身は、全く異なるのだった‥‥orz


  そして、Psy-Trellis強度の上限は(10.00)だった(これが打ちミスと化した理由らしい)
  そんなこんなで、常識オーバーな値を(ヱ☆まじ大丈夫なの???)調査してみた

 ‥Psy-RD強度(1.00)のままに、Psy-Trellis強度を釣り上げてもソースにより効果はまばらだ
 ‥M.E.範囲(36)(25)(16)を比較すると
  ソースに依っては、M.E.範囲(36)ではプチノイズが出やすく
  M.E.範囲(25)では線ノイズ?‥としたよく判らない違いがポツポツとあり
  やはりというかM.E.範囲(16)の方が安定的なのだが、丸くなりやすい嫌いがどうにも好かん
 ‥Psy-Trellis強度(6.00)ぐらいが安定的に見えるも納得しかねる

 そこで品質モードに切り替えて調べてみると
 確かに、Psy-Trellis強度をオーバーな値にて使うと、CRF(10)が、CRF(0)ぐらいに見える
 CRF(12)でも、まだまだCRF(0)気分でイケそうだ(スゲーどうなってんだよ???)

  だがしかし、CRF(18)のツラを見てピーンときてしまった
  そこに生じた様々な歪みを綺麗にらしく取り払って取り繕ったのが2passでのそれだと

 そうなるともう、Psy-RD強度もオーバーにしてみようと食指が動く
 すると、Psy-RD強度とPsy-Trellis強度の{1:1}比は、それほどでもないと理解した‥orz
 さらに、Psy-RD強度の値を、Psy-Trellis強度の値が上回ると何かしらの歪みを得やすくなる

  そうなるとあれだ、べき乗比としての{9.00:4.00}しかねぇ
  やってみると、ビットレート効率が上がる傾向を見せり(画質も歪み感が減ったように思える)

 ところが、2passでは、あっという間に画質がCRF(18)染みて落ちる
 つまり、ビットレートの不均衡に見舞われるのだろう(さすがにそこは品質とは異なる草)
 其処で比率をそのままに{2.25:1.00}にしてみた‥‥まぁ常識的な域だろう‥‥


> ようやくにしてM.E.範囲(16)をモノにできそうである


 ※ i解除DVDソースの場合
  M.E.範囲(25)と(16)の差は、DVD映像ではさすがにデータ量に無理があるのか
 (25)を用いると、特定の色合いが途端に削げる傾向を見せり(とくに黄色系発光色)

 ※ i解除BDソースの場合
  トリニトロン管の映像が白く飛んでいたというかそういう色調だったので
  M.E.範囲(25)に引きずられる(そういう違いに反応してたんだなぁと思わざるを得ず)


> まったくもって一生掛かっても気が付くことなき「そんな馬鹿な」な値を知ったのら
> ビットレート謎比の最大に合わせると‥そのぐらいでも釣り合うと言うことなのだろうか??
> (まぁ平均FPSが息を吹き返したので、その辺どうでも好いです‥打ちミス妖精さん万歳!!!)


 ‥そして知ってしまった、量子化DTCを用いると
 i解除ソースとプログレッシブソースとでは、適正なGOP構成にも差があったのだった

  i解除ソース:GOP長(15),参照枚数(9)
  プログレッシブソース:GOP長(6),参照枚数(4)


 ‥更にHi10の適性が、それなりの長さのGOP構成に向いているのを確認した
  そんなこんなで、優恋里小扉とも異なり
  テレビUSB挿し×キュルキュルには、8ビットで十分だと理解したz

  (まぁM.E.範囲(16)にしたので、GOPが短かろうと普通にHi10でも使えそうですけどね)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 18:43 | Comment(0) | AVC-シンQ郎 | 更新情報をチェックする