↓8)記稿.2025/03/29
> 中世の給与感と言っても、今更ながら誰も知らん
‥唯知れているのは、給金の保管は、巾着袋頼みだったのだから
銀行もどきとした預け入れにしたって、預かりサービスに代金をふんだくられるのだから
稼いだ分はその日のうちに使い込む方が無難、且つ、経済の循環に寄与していた‥みたいな
(現代社会とは違い、銅貨の発行でさえ、資源レベルからの約制が多かった‥)
(そりゃまぁ‥循環率を上げた方が地域経済にはやさしい‥みたいな)
(貴族にしたって基盤は穀物等での支払いだったなり‥)
更に、中世において衣裳とは、その扱いが、何であれとても稀少価値のある代物だったそうだ
(‥「身ぐるみを剥ぐ」「身ぐるみ全部置いていけ」‥表現にそれの名残を残すのだとか)
(すると「着の身着のままに逃げてきた」→「着の身着るままに逃げてきた」かも知れんな)
※ 現代の感覚だと財布優先、でもデジタル通貨なら‥↑に先祖返りしかねんな
具体的に述べると、アルプスの少女ハイジの第一話の冒頭のハイジの格好の如くなり
(戦後の物資不足とした日常には、その手の感覚がまだまだあった理解からの演出草)
(着物類なら簡単に羽織れるのだから、逃げる際に、二〜三枚は羽織れそう‥良く出来ている)
(それでいて、直ぐに誰にでも間に合わせで着せられる‥‥まさに窮みを想定したデザインなり)
‥つまり、住み込み×食事付き×制服付きとした概要は
奴隷 or 丁稚を含めて、給与もどきとした意識付けだった‥
其は現代のように起業やらかすよりは、老舗頼みとした依存傾向だった‥
それら下地に在ったのは、{農村依存}={領主制}とした概要だった‥
領内の商売のあがりを領主が仕切るのだから
商活動における競争など対外形式に堕ち
対内形式とした競争意欲など‥庶民の側には無かったのが、地元のあるある実情だった
(虎の尾を踏んでどうする?‥みたいな)
> なので‥戦国の「楽市楽座」が画期的だったように教わるのは、現代教育とした都合絡み草
‥では問おう、楽市楽座は、持続可能な「におい」に満ちていただろうか?
織田信長は、合わせて通行税を廃している
代わりに、ショバ代とした概念の定着を押し進めたようなものだった
(ラノベ異世界だと、両方支払わなぁどえむ‥‥片方は城に、片方は商業ギルドに)
(お前らよくそんなんで文句言わんなぁ‥もとい、若かりし頃の信長が庶民派に見えり)
‥とはいえ、持続可能な流れを醸していたのは、あくまで、吸い上げる側の機能性にあり
其は年貢とした概念と差が無かったとも言えるのら
(もっとも、そのあがりで、道路整備をしてくれちゃうんだから誰も文句を言わん)
(ここまでセットで教え込むと、若かりし信長が、戦国武将の鑑に見えてくゆぅうう‥)
‥だがしかし、そこで得られた普請ノウハウを戦場にも活かしてしまう‥柔軟発想だった
(まぁもっとも、其を為すにも人材ありきどえす)
‥裏を返せば、楽市楽座で頭角を見せれば、信長に引き立てられちゃうのもセットだった
(それはそれで管理社会とした概要とあまり差がねぇ)
(自由に商売できてる感をウィンウィンで推してるようでいて、実は領主の掌の上なり)
(ここまでセットで教え込むと、途端に引くんだよなぁ‥)
> されど、商人が安定して商売できるか否かは、領主の勢力図に縛られるなり
> さらに、領主のあがりの多くは農村依存なのだから、お天道様にも縛られるなり
‥戦が御法度になって、平和に見えても、お天道様の都合など誰にも判らん
されど、生きていかなきゃならんのだから、商いは続くのら
すると、老舗の方が安定しているとしたバイアスに陥るのも有り体なり
但し、其処が現代と異なるとしたら
お天道様の都合は一蓮托生だった点なり、領主としても商人としても本命課題だった
(豊作なら安く買い叩けれども、不作ならそうもいかん‥みたいな)
(なのだから‥‥無い袖は振れぬ‥とした言い分の本来は、産地上位とした言葉だった草)
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