2010年05月29日

アレって、参加型回覧板ですね

 アレとは、言わずともiPadの事ですが、電子BOOKなどではなく、回覧板を地球規模に拡大させたように見えてきました。見えてきたというのもまだ手にしてないので、参考意見です。
 あれで、電子ペンが付いていて気軽にメモれればアイデア・スケッチ帳としては申し分のないアイテムになると思いました。もちろん高度なお絵描きができるレベルで望みます。
そう考えてしまうと、まだ買う気にはなれませんね。
 それと、ゲーム市場に影響が出るのではと‥普通に感想を抱きました。

 それにしても、横書き専門の左めくりばかりで右めくりはできるのかに疑問です。
当然できると思いますが、今やマンガも世界では右めくりが常識です。
なんでも原作に忠実な方を好むんだとかで、この辺は合理的には考えられずに、作家の側のそのまんまのスタイルが受け入れられた形です。(※今や製本の現場は電子原稿です。ツールを使って、うまい具合に吹き出しや描き文字・オノマトペの部分の加工がわりと自由にできますから差し障りのない状況にあるようです。―)
 どうせなら上めくりもあって良いと思います。
そちらの方が資料を漁る気分も盛り上がる気もしますからね。


 渋い使い方としては、電子回覧板(iPad)を使った署名活動なんて良さげですね。
もちろん、ウェブサイトにアクセスして書き込めば良いわけですけど、街頭の目の前にある板に直接書いてもらうのも、体を張った行動と電子機器が連動している一体化に真新しさがあって良いと思います。
 まぁ、収集後の分厚い資料を見せつける説得力は薄れるかもしれませんが、署名の資料作成が簡潔になる分それはそれで手の空く時間ができるわけですから、運動の展開のさせ方にも変化が望めると言うことでしょう。
 例えば、マップ情報と連動させた署名であれば、どこのエリアに賛同者が多いかを後から割り出しが可能となったりと、ものは考えようです。ウェブサイトにアクセスするだけでは、そこまではなかなか生活感が見えてくるような展開にはなりませんからね。

 これを街頭アンケートで考えれば、好感の良い場所と悪い場所との区別が、記録によって割り出せる形ですね。電子回覧板の画面に触れてピピッと押してもらうことで調査位置が記録されれば、ウェブサイトのアンケートからはわかりにくい生活空間の模様が浮かび上がるわけですから、考えようによっては、ネットに繋がっているのに逆に街頭調査も拡大して行くのかもしれません。
 そういう習慣が根付けば、ついでに、街頭でのアンケートに参加していただければ抽選で後から連絡が届きますとばかりに、携帯電話を用いてタッチしていただくとよりお得です(※事前にウェブサイトからユーザー登録の要有り―)みたいなサービスも展開されるのかもしれません。
 宝くじ事業も廃止うんぬんですから、広告代理店など通さずとも、企業自ら宣伝と市場調査とお得還元を組み合わせた新戦略を企てることも可能だと思います。
 まさに、企業からの参加型回覧板ってか‥
posted by 木田舎滝ゆる里 at 01:30 | Comment(0) | その他 | 更新情報をチェックする
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