最近妙にPCが欲しくなり、調べまくっていた所、LGA1156とLGA1155の話に行き着きました。
ネタ的には遅い発見ですので、知っている人には説明の要らない話でしょうが、その違いについてまずは一通り‥
LGA1156とLGA1155の大きな違いは、HDD規格である6G対応をするかしないかが目玉になるようです。その結果、なぜかCPU側のピン数が一つだけ異なると言う報告がなされています。技術的に細かいことは知りませんが、ザックリ言ってしまえばその解釈で間違いないと思います。
これはつまり、今後システム全体での技術的見直しが施される度に、たとえCPU側のピン数が同じであれても、従来のようなCPUとマザーボードの間の互換性に保証が得られないことを意味します。
早い話、CPU側に様々なシステムを組み込み始めたことから生じた「信じられない」的な現象と言えるでしょう。
ではそれをマクロ経済の視点から刮目してみたいと思います。
1-3)2
アメリカ経済にはエネルギー権益がひしめいていますから、車にしても電気製品にしても、行け行けゴーゴーで使いまくってもらう事が何よりの商売でした。
それはPCにも言えて来るわけです。
それでも、時の経過と共に、一台あたりの熱消費量の削減が社会現象になっております。その流れからしても、王者intelも従来通りで良いわけがありません。
「如何に低燃費をアピールしながら売れて、如何に電気喰わせて、如何に消費者の購買意欲を維持できるか‥」
結果、こうなったと言えましょう。
チップセットの統合を進めれば、全体での熱消費量は減らせます。
しかしマクロ経済から見れば、世界市場を相手にちまちまとした在庫は抱えたくありません。次から次へと市場に対してのアピールをもっとして行かなければ地球環境が危ないと考えればそうなります。
システム間での互換性を相手に、下と上とを順次に繰り出すようなクロックアップ商売をいつまでしてても埒が明かないわけです。
そして、今やCPUクロックの限界値はどんなにシュリンクしても変わることがありません。ならばそこを逆手に、始めから高クロック品をオンパレードしてしまえば、ユーザー的にも問題はないと考えたのだと思います。
一度の買い物でそのシステムにおける高クロック品が買えるなら、パワーユーザーも大歓迎だと思います。
その代わり、ピン互換を保てなくなれば、別の形で売り込めなければなりません。
そこに魅力がなければ最初に手にした高クロック品にユーザーは満足したままです。
では、こうしましょう。お互いに損はしたくありません。
「システム全体でのグレードに変化を加えながら、全体での熱消費量の削減に常に成功しているとなればどうでしょう?」
処理能力に大した差は生じませんが、電気代が減るとなれば、今までしてきたパーツの買い換えと効果は同じです。
その買い換えが、たとえ全部まとめてするハメにあったとしても、買い換えの都度、システム全体での使い勝手も低燃費性能も向上していれば、十分商売になるはずです。
企業にしてみれば、ここは、会社で使われるシステムを、機種毎・年毎のPCシステムの違いさえわかれば一目瞭然としてCO2削減の計算が成り立つわけです。
「あすことあすこの部署のシステムは、何年度のあの規格での製造だから、それをそっくり今年のモデルに置き換えれば、単純計算これぐらいCO2の削減が成り立つ。
よし、我が社はそのC02削減枠を売ってさらにコスト削減するか‥。」
組み立てメーカーにしてみても、自作市場の優位性を退け、自社の商品メリットを強調させることができるでしょう。
企業向けであればそれで十分です。個人向けは細かい所でそうも行きませんけどね。
でも、発想を変えれば、個人のユーザーを相手にこうも考えられます。
同じメーカの品であれば、下取りよろしくにメーカに廃棄リサイクルしてもらうことで、そのメーカーはCO2削減に成功したことになるわけですから、そのCO2枠をユーザーに還元するような取り組みを行えば、個人消費者にもCO2削減メリットが得られるわけです。
そして、そんな細かい所の手法は、何もPCに限ったことではありません。政府のエコポイント政策に頼らずともイケるんじゃないでしょうか?
なんなら、そのCO2枠を政府がまとめって買い取る事で政策補助とし、政府はそのCO2枠を世界に売ることで、赤字国債を償却に繋げるように取り組む方が筋が通っていそうですね。
そうすれば、どこの国に環境への技術力が一番にあるのかが正しく示されると思います。
PCの中核であるCPU、その周りに散らばる数々の部品の順次統合と細かいシュリンク、そして熱消費量の削減、毎年毎にその成果を出して行かなければ、今後のPC市場など利益の出せない産業に陥りかねないと思います。
すでにクロックの限界は誰もが知っています。
ならば、今度は低燃費の限界を掘り下げ、理解し合うべきでしょう。
そこを知ることはますます自分たちの首を絞めることになりかねないわけですが、でもどうでしょう‥。
次なる一手として、電子ブックがもたげています。持ち歩ける電子ブックの高性能化を期待すれば、その方向性は歓迎されるばかりにあるはずです。
そしてそこにある誰しもが持ち歩くという要素において、電子ブックはノートPC以上に秀でた使い勝手をアピールできています。
仮に技術の行き詰まりが数年間に及んだとしても、自分好みのデザインという方向性で商売が成り立ってしまう日用品にあるところは、PCとは違う感覚にあると思います。
1-3)3
‥にしても、Windows7の32ビットって、意味ないでーす。
どうせ買うなら64ビットでーす。
でも、64ビットって、32ビットとは違い、命令をすべて64ビットに置き換えてしまうわけですから、短いプログラムでも倍の容量でメモリー喰うことになってきまーす。納得できませーん。
そんなことを各社で進めてくれちゃうと、あっという間にPCに必要なメモリーは8ギガぐらいになってしまいそうでーす。
そうするといつまで経っても、今度はメモリーの供給不足で、32ビットの4ギガ止まりで足踏みするか、4ギガ積んでても64ビットの大飯ぐらいで、ピイピイするかの二択になってしまいそうでーす。
HDD的に言えば、デフラグするのも、ウイルススキャンするのも、ますます時間が掛かるのは困りものでーす。
それって、メモリー供給の面からすればXPでまだまだ十分だったってオチでーす。
リーマンショック後にやってきた、メモリー激安時期のインパクトが大きすぎまーす。
今は円高なのに、Windows7に必要量とされるメモリー容量で言えば高値止まり状態、そこから円安になったらと思うと、わけがわからないと思いまーす。
そして、政府が円安誘導すればするほど、電子教科書は高い買い物になーる。
否、電子ブックも高い買い物になりそうでーす。
教科書も買えない時代の再来を求めているのかね。えぃ、見ん腫党さんよ。
それとも、高い教科書を買わせるためにお金を配っているのか‥
いつも思うのですが、民主党の発想って、微妙か奇妙かですよね。
※ちなみに、ここに書かれた理解が、必ずしもintelの動向に当てはまるとは限りません。あくまで参考です。よしなに
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