1-2)改稿.2015/08/29...20100929...
日本の場合、戦争放棄を主張している。
‥だからだろう。他国への対抗措置を法案として掲げる例は多くない。
そもそもにしてそのような制裁法案の類いは、他国に攻め入るための戦争勧告を示唆することになる。
経済制裁にしてもそうだが、そもそもにしてそこに有るべき精神とは、
お互いの国交を有益な基盤にあろうとする前に、公正無私にあるべき姿勢が問われる。
‥火のない所に煙は立たぬのだから、そこにはすでにお互い勝手な乱れがあると言わざるを得ない。
> テーブルの上では、にこやかに握手を交わすも、その下では蹴り合っている様は一体何様なのだ?
> そこにあるのは国民を代表とした姿勢ではない。すべてを欺こうとしている不義である。
‥相手の主権を一時的にも取り上げようなどとの剣幕は行きすぎというものだ。
其を話し合う議会を報道情報を通して見ていながら、平然と了承している国民もまた不可解に当たる。
そのような怪しさをまき散らすばかりは、どう見たって
‥売り言葉に買い言葉だ。幼稚な国家体制にしか見えてこない。
‥どこに民主的な政治国家としての手腕があるというのだろうか。まるで軍属だ。
特に米国に見られるそれは、如何にも攻撃的で何様と思うところがある。
‥いつまで経っても、植民地支配時代の空気が抜き切れていないのだ。
> しかしその呆れた態度からも学べるべき点が一つ見いだせよう。
1-2)1
> 外交関係がお互いの主権に基づいている以上、きちんとした約束事を交わしておく必要がある。
あまり神経質になると常に常在戦場の構えで居なければならない。
そこが前提にしかないのなら、そんなのは国交を結ぼうとしている空気とは言えない。
‥何の為に交易を行っていこうというのだろうか。
それこそ、自分所の具合が良くなったら手のひらを返して攻撃してやろうと言わんばかりだ。
もしくは、わがままを通して自国に有利に交渉を進めるのが政治力だと言わんばかりだ。
そんなのは、お互いの平和への貢献に真剣さを欠いている良い証拠だ。
‥とはいえ、外交上の綻びは、何処から現れよう。先手を打っておく必要はある。
それらがたとえ直接的かつ攻撃的で無いとしても、
対処する上での準備法がまるでないのでは話にならない。
ところがこの手の準備法は例外なく過激さを示すことになる。
‥言うまでもない。
敵の先制攻撃を前提にした警戒は、常に後手に回らざるを得ないからだ。
後手に回ることを恥としていれば、当然として過激に成らざるを得ない。
> しかし、国際間での協定なら‥それら経験値を示すべきが筋と言える
「敵対的攻撃を仕掛けるにしても、まず自国内にてその手の具体的な法案を通す必要を求める」
「その手の法案は常に時限法として扱われ、一定時期を過ぎれば、国内外を問わず無効とされる」
「公布するにせよ延長するにせよ、それの議会を世界に配信すべきであり、秘密裏は認められない」
「是により、奇襲戦略を禁じ並びに長期的侵攻を禁じる上での正当性を公正に示すことを目指す」
それでも、撃退または鎮圧する上での武装準備は欠かせないことから
一定水準内の備えは通常を通して認めるとするも、
それ以上の兵器準備は、敵対法案が双方の間に発生した時点でのみ実戦的多量配備を認めるとする。
‥というような内容をお互いに確認すべきだろう。
そうでなければ、外交を中心とした和平交渉に何の魅力を保てるというのだろうか。
時間的余裕が限られているのなら、それは何が原因でいつもそうなるというのだろうか。
侵略的攻撃準備が整ってしまっているからそうなっている以外に何があるというのだろうか‥
そもそもにして
和平交渉とは、腐るほどの経験から積み上げられた智慧を前提とすべきであり
行き当たりばったりのコネクションを以て政治力などと言っているものではない。
‥そんなでは、いつまで経ってもマフィア相手の交渉と変わるところがない。
1-2)2
> ‥尤も、そのような内容ともなると
国際社会間での不公平をぶちまける意味でも、強硬姿勢を以て世界に訴える手段としても成立する。
その間に話し合いが持ち上がらないのなら、その国は、世界から無視されているも同然と解釈され
協定から離脱したところで、国内から批判の声も出ないことになる。
それが歴史経過上‥
どのような結果をもたらすのかは、蓋を開けてみなければ分からないと言えば分からないわけだが、
仮にその国の内側で非人道的なことが繰り返されんばかりだったなら
其を推奨したのもまた世界ということになる。
つまり、基本的人権を主張する世界もまた、便宜的にしかあれていない仮面だったという次第になる。
(尤も大抵は何事も組んで事に当たるのが筋ゆえ、一国だけの不満という次第にはないのが日常だ)
(だから無視が起こり得るような成り行きなら、それはそのままに分裂をもたらしかねない前兆だ)