改稿.2015/08/31...20110207...
> 戦後、ほとんどの日本人は大量の発がん性物質を体内に取り込んでいる。
> かつてDDTと呼ばれたノミやシラミを根絶やしにするために用いられたアレである。
DDTの発がん性が、ベトナム戦争当時に使用されていた薬物と同様に、
その症状の発生が、時間差で世代を超えて伝達してしまうほどの薬害にあるかないかは不明。
‥多くの日本人はそんなことを忘れてしまうほどに、平均的かつ健康的な時代を経ている。
それでも、DDTは、曰わく付きの怪しい物質である。
※ 第一次大戦中に生産された大量の塩素ガスを、赤字のお化けにしてしまわない為に、
過剰なまでの戦略的措置が、ベトナム戦争にまで続いた研究開発からの代物。
(‥もっと深刻なレベルで癌との関連が疑われるような状況が生じたとておかしくはない)
> では‥なぜ、何がそんなにまで病状を押さえ込むことができたのだろうか?
> そこで推論してみた。
‥ノミやシラミを押さえ込んだ後
日本人の多くは、なぜか大量の腸内寄生虫に悩まされることになった。(特に若年層)
なんでも、茶碗一杯に丸々と出るわ出るわの話だったと聞く。
> そんなにも‥どうして田畑に寄生虫の元が発生したというのだろうか?
‥江戸時代はどうだったろうか?
江戸時代の人糞は日常のリサイクルとして畑にまかれていた。
しかし、江戸時代の話にその手の記録を聞き及ばない。
たまに見られる内容と言えば、
大量の寄生虫に腸内を食いちぎられて死んだという話ぐらいだ。
‥その手の話にしても、いつの時代にもある不注意の程度で、流行るほどではない。
「なぜ、腸を食いちぎられるまで深刻化する者とそうでない者とが居たのだろうか?」
「その違いはなんだろうか?」
野生動物でも、好んで寄生虫を押さえる効用のあるものを食べることで
体内での寄生虫の活性化を抑え込むという。
(‥中にはそれとて、寄生虫の養分に利用されてしまう生態も見られる)
そう考え行くと
当時の寄生虫の大発生には
ウジ虫療法と同じような効果がもたらされていたのではないのか?
‥との推論が立ちそうである。
> つまり
DDTの散布で腸内に生じた悪性腫瘍のできはじめを、
寄生虫たちが食べていたことで、表立った癌化が起こらなかったとの推理になる。
当時は食べられるものが限られていた。
その手の食べ物には寄生虫の食欲を刺激させるような状況には置かれていなかった。
‥そう考えると、少し後の時代からの癌問題は、
その後の寄生虫退治に用いられた農薬による影響もありとした考えも成り立つ。
(南洋の原爆実験による魚類への影響も絡むので正確なことは言えない)
ただし
その境目を厳密に感じられる事ができたのは当時の医者だけである。
実証的なレベルでの議論は難しいように思われる。
また、当時の生活の質的向上の移り変わりを知らなければ判断は付かない。
当時の食肉と言えば、まだまだ高価なものだった。
癌に冒されるような話は一般庶民には寝耳に水だった。
‥その割には、白血病はやたらとテーマにされて映画にもなったほどだ。
その主題歌がかの『翼をください』だったと記憶している。
(南洋の原爆実験の魚類からの汚染物質摂取の影響も否定できない)
> 人が肉食化すると腸内が荒れる
> それの自然界の医者として腸内寄生虫は存在してきた‥との考えがここでの意見である。
肉食→腸内に寄生されている→荒れた腸内細胞に腸内寄生虫が食いつく。
慢性化のなれの果てとして、数が増し、宿主の腸を食いちぎるほどに至る。
‥かように推理できるだろうか。
豚などはきれい好きの生き物であるにも関わらず、血から何から何まで寄生虫だらけだと聞く。
だが、豚自体の病気の要因に、腸内寄生虫が一番に上るような話は聞かない。
‥其は、共生関係の作用する視界にあると思う。
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