2011年07月21日

国民主権発行の窓口に【銀行】という呼称は相応しくない

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> 国民主権発行の窓口に【銀行】という呼称は相応しくない。

 最近になって急にそう思うようになりました。
 そこで考えてみたのが、お金の在り方を考慮するを縮めて‥【金慮:きんりょ】です。

 ちなみに慮には、【慮り:おもんぱかり】思慮。考え。計略。【慮る:おもんぱかる】よくよく考える。考えはかる。思いめぐらす。‥という意味合いがあります。
 字意としても、あれこれならべ考える‥の意だそうです。

 慮りなんて、日常会話の一般用語にはほとんど見かけない言葉と化していますね。なにしろ‘ば’ではなく‘ぱ’ですからね。ぱですよ、ぱ。


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 その昔、西日本では銀が多く産出され、東日本では金が多く産出されていた事から、西の大判小判と言えば銀を指し、東の大判小判と言えば金を指し、双方を両替するためのレートが決められていました。
 現代で言えば、銀=ドル、金=円であります。銀の方が産出量が多いためその交換比率を決めておくことは欠かせません。
 {ドルの量}>{円の量}というわけですね。まぁほとんどそうではありますが‥{米ドル国債の量}>{日本国債の量}の話題性には誰も触れないんですよね。この二つは桁が違うんです。

 ちなみに、ドルの語源は、ボヘミアのとある銀鉱山で鋳造されたヨアヒムスターラー銀貨(Joachimsthaler:土地の名)に由来するそうです。語尾のthalerが訛って、訛って、【dollar】になったそうです。
 また、日本のジパング伝説発祥のきっかけになったのは、平安・鎌倉辺りの昔に日本を訪れた外国人が、平泉の中尊寺を見聞したときの記録によるんだそうです。

 BANKと言う響きは(英語の方の細かい意味は置いといて‥)、日本人的には両替商と金貸しを意味する言葉であり、かの金細工商ゴールドスミスから始まったインチキ経済の臭いが染み付いているようでいて、実に、民主社会の響きとしては似つかわしくないと思います。
 その略である銀行もまた、イギリスに占領されていた当時の中国の方の翻訳からの拝借であり、明治初期の翻訳の試みとして【金】という意味合いを用いたかった様子が記録に残されておりますが、BANKの正体が掴み切れていなかったことから、語呂が良いからと、そのまま【銀行】を採用するに至っているという具合です。
※【行】は中国語で【店】を意味しています。

 と言う具合でして‥今や、ジワジワと中央銀行からなる銀行支配のカラクリが曝かれてきております。なので、何も無理してまで、国民主権発行の窓口としての呼称に、銀行を用いる必要性を感じないのであります。

 そもそも【銀行法】と言うものがありますが、銀行という呼称を用いる限り、民主社会の新たな門出を迎えられるのかと言えば、怪しい限りだと思います。その名称からして、【金慮法】と言った具合に名を改めてしまえば、そのままに中央銀行解体を意味することになるのであります。



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 カラクリがどうあれ、国家は通貨保証としての立場を担い、結果、その総量と流用の在り方を考えるのが責務であります。
 なので、【金慮】という響きは、国民と一緒になって考えるという意味合いを考慮した場合、民主的な響きがしてきてそのままに使えてしまえそうな所が良いと思います。

> 行政まで金慮に行ってくる。
> 起業したいので、金慮を申し込みたいのですが‥
> 日本政府の金慮政策の在り方を問う。
> 解雇されちゃったから、金慮に行って全額給付にしてもらった。
> 日本金慮、○○州金慮、行政金慮、地域金慮、自治金慮‥
> 金慮と銀行は違います。金慮は、国民の国民による国民のためのお金の窓口機関です。


 もともと、行政と銀行の合体、自治と金融の合体を唱えているわけですから、民間事業としては成り立たなくなる事を前提に話を進めております。

 財閥形態から発生してきた銀行にしてみれば、「ふざけんなー!」との剣幕になりそうですが、それはそれとして、社会保障としての自治権主導の金慮政策というものが感じられないとおかしいわけですから、それの感じられる言葉の方が望ましいはずです。
 ある意味、言葉としてキッチリ分けてしまった方が、銀行はそもそもの出自である両替商としてなら生き残れるのかもしれません。利子等を禁止にされても手数料ならOKです。ここを否定し始めるとすべてのサービス業は成り立ちません。
 そもそも、現金を安全に正確に用意することは、とても骨の折れることです。その手の業務まで完全に行政管理にしてしまいますと、どうしても警察の仕事がかさばってしまいます。そうなればなったで、私的な利用を促す治安サービスが発生‥公務のはずなのに不公平感が増大‥結果として警察本来の警察機能までもが麻痺してしまいかねません。
 そこで、効率化・合理化を目指して完全電子化へと至れば、ますます自らの首を絞めることに繋がるわけです。なるほど!‥だから電子マネーから電子弊には進まないという流れになっていたのですね。
 すべてを電子管理にしてみても、事件が起きれば、捕まえに行く仕事は必要なままですから、結局、経費削減には結びつかないというわけですよ。ならばはじめから、現金主義のままの方が無理がないと言った所でしょうか‥

> というわけで、当方では以後、国民主権発行の意図に基づいた窓口機関の呼称として【金慮】を用いるとします。


※ ちなみに中国語で慮金だと‥金を考慮してください‥の意味となり、料金を意味する言葉になるようです。(よく知らんけど。)
 金慮では‥ゴールドは考慮する‥のグーグル翻訳となって出てきます。この場合、[金]の指す意味を、国民主権発行の窓口と認識すれば、中国語としても通用すると思われます。



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 えー、そうなりますと、別の意味でも広く使われている銀行訳の当て方にも新たな翻訳表現が求められる事になりますから、考えて見ました。

 先祖代々もしくは先輩諸氏から受け継いだなんらかを蓄えるの意味から、【祖蓄:そちく】の表現が適当かと思われます。

> さぁそれでは早口言葉で言ってみましょう。

「情報祖蓄、精子祖蓄、種子祖蓄、特許祖蓄‥」 はぁはぁはぁ‥言えましたか?
posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:24 | Comment(0) | 金慮 | 更新情報をチェックする
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