2011年11月24日

サラダバーはあるのに漬け物バーは聞かないので考えてみた大戦略

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 漬け物バーでググってみたら、飲み屋の看板ではあるそうだ。それも、酒の肴としての漬け物をそのままに出すのではなく、漬け物に一工夫の調理を加えて出すというコンセプトのお店である。
 しかし、俺のここで言いたい漬け物バーというのは、100円、200円の食べ放題のサラダバーよろしくに、日本全国の漬け物が日替わりで入れ替わる上で食べ放題になる漬け物バーという発想である。

 それだと多分、塩分の取りすぎがwとか、おかずと漬け物との両方は食べないでしょうとかの商売上のメインをどこに置くのかで悩む所となる。

 それでも、漬け物文化に興味がないなんて日本人はすでに欧米化人といえるだろうが、それでもその手の情報に興味関心の強い外国人相手となれば、観光スポットの一角に組み込んでもらうという戦略も有り得る。


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> そこでまずは、塩分摂取量に対する過剰反応から説得に入らなければならない。

 その昔、日本の軍隊の食事と言えば、米(麦飯)、味噌、漬け物が主体だったという事実を多くの人が知らないと思う。
 日本軍の飯などと言うのは、その日の楽しみ扱いではない、あくまで燃料補給の一貫にすぎない扱いの所があった。食事を楽しでいられたのは、それこそ士官クラスの軍人だけの話である。
 一般兵の食事内容には、ご飯に味噌汁とたくあんといった感じのメニューがごく当たり前のように出されていた。保存食文化に長けていたとはいえ、まぁ食えれば良い的な食事内容と言えた。時代的にも今とは違った限界や制限があったからである。
 それでもご馳走の出る日もあったにはあった。あっただろうというのも、その食事担当の献立に対する意識しだいとなるからだ。

 聞いた所では、公平に分けることを意識するあまり、魚は形のあるままに出て来ることはなく、何でもかんでもすり身のような状態にしてしまい、それを煮くなり焼くなりするとますますわけのわからない献立と化していたと言う。
 海軍カレーと聞くと聞こえは良いが、その形を思えばわかると思うが、たしかにそれは、公平に分けることを考えた時の理想的な料理法でもあった。ただし、それ以外の料理が言い伝えられていないのはその裏があったとの中身でもある。

 まぁこんな話に興味関心のわかない人もいると思うが、それで現代社会のように問題のありすぎる健康状態に陥るような兵隊がいたのかという話になると見方もいろいろだろう。
 勿論、そんな献立ばかりともなれば、腹が減って死にそうな輩もチラホラいたのも事実だし、脚気が注目されたのも事実である。

 つまり何が言いたいのかというと、塩分を気にした結果、メインディシュッと米だけを食べる選択と、ごはん・味噌汁・漬け物を選ぶ選択を挙げたとしてどちらを選ぶのかという話である。
 前者を選び続ければ、間違いなく現代病に一直線は確実なのだ。かといって、後者を選び続けられる人はごくわずかだろう。
 そして、重要な事は、どちらか一方に偏っても、それでは社会全体が活性化しないことに繋がるという視点である。

 今時の西欧食の問題点とはまさにそこであり、海外で日本食がもてはやされるのは、その合理性に注目したからである。
 ただし、日本人は日本食にも欠点があることに注目したからこそ、西洋食に偏ったとも言える。
 まぁ、今だからこそ、欧米化するには及ばないほどにしか感じられないのも事実だが‥

 言うまでもなく、文化に偏りは付きものなのだから、その辺のメリット・デメリットをよく見分けるべきである。
 もっとも、群衆はそこに偏りを持っていたからこそ民族性が生じたとも言えるし、偏り同士を比較するような段階になって、全体像が見えてきたとも言えるのである。



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> そこで、漬け物バーをどのように演出するかが課題となる。

 漬け物にもいろいろあることを知ってもらい、地方の食材の違いを味わうということがモットーになるが、そのためにも、心ゆくまでくつろいだ状態で、食してもらえないことには始まらないのである。
 そのための店作りもあると思うが、そういうのはやってみたい人のオリジナリティーということで、ここでは話の対象とはしない。

 焦点はあくまで、食事処としての機能性と継続的な商売をしていく上での理屈である。

 塩分摂取量の観点から言えば、食事のメインとなる対象は具だくさんの味噌汁意外にはない。そうなると、全国に散らばるさまざまな味噌の紹介という考え方が漬け物に合わせて出てくるだろう。
 ただし、それで味噌汁も同じように食べ放題的にチョイスできるようにしようとしても、味噌汁の場合それはそれでいろいろと無理が付きまとう。風味が落ちるからだ。
 そこで、今日はどこどこ地域の味噌汁と漬け物の日でございます‥という物産展のようなサービスが考えられそうだ。
 はじめはそのような紹介からスタートして、段々と採算の合う地域の好みを中心にしていけばいい‥商売的な採算を意図すればそうなるだろう。
 そういうのをチェーン店や協定でやれば、お互いの持ち寄りを都合して、たまには違った地域の味噌と漬け物の日を催せばいい。知ってもらうのがコンセプトであれば、やらないわけにも行かないのも方針とされる。

 今時で言えば、高速道路のサービスエリアに設けられた食事処には、お店に堺目を設けずに密集した席が用意されているものだ。
 そこに注目すれば、その地場の味噌汁と漬け物を主格に、全体で一律にした+食べ放題のサービスにしても良いと思う。
 そうすれば、それぞれに入っている店としても、自前で用意してある汁物と漬け物のサービスを止めて、+食べ放題オンリーにまかせてしまうと言うのも一つの選択肢となるはずだ。
 高速道路の吉野屋なんかでは、経費削減とかで、漬け物と味噌汁を取り扱っていないと記憶しているが、牛丼を片方で頼んで、+サービスの味噌汁と漬け物を突っついてもらうという感じになると思うがどうだろうか。
 塩分摂取量の観点からはおすすめできないことになるが、選択するのは自由である。
 そういう意味で言えば、日帰り観光の行きもしくは帰り道に立ち寄って、弁当の握りを頬張りながら、+サービスで温まるなんて選択肢も消費者には出てくるだろう。
 また、そうであるならば、双方のケースを見込んで、薄味と濃い味の味噌汁の二択ができるような日があっても良いと言う事になる。
 そうすることで、土産コーナーにも、どうどうと地元の味噌と漬け物を置いておけば良い宣伝にもなるという塩梅だ。

> どちらかと言えば、そっちの方が無理がないと思う。

 ただし、それを一手に引き受けるような企業の創出となると、そこに至るまでの信用としての第一号店からのステップが求められることに違いはない。



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 さて、そこでである。

 所詮は漬け物、それだけで客寄せとなるならば、百貨店に苦労なんかないというものだ。
 だから、客寄せとなるための新商品的目玉が求められることになる。
 なんにしても、サラダバーだけの店がないのと同じように、漬け物バーだけで経営は成り立たないのである。
 そして悲しいことに、サラダバーの一角に漬け物を混ぜてみようという発想では、漬け物は残り物になりかねないのもまた今時の傾向だろう。はっきりとそれは予想されるのだ。

 そして、漬け物の塩気に対して、薄味の料理と言ったら、玄米、麦飯、五穀飯の類の注文ができるのは当然として、考えられる日本料理と言ったら、とろろ汁しかない。

 このとろろ汁、東海道に老舗はあるが、なぜかチェーン店にして進出をするという様子はない。何にしても、すり下ろしにこだわればこそ、肝心要のとろろの大量調達をするためのノウハウがなかったからだ。

 ところがである。今や爆破レンジという調理器具が存在し、それでとろろ芋を爆破すると、いとも簡単にすり下ろす以上に癖のないとろろの確保ができるという。

 そして、それをCAS冷凍すればどうだろうか、まったくのすり下ろし状態のとろろを大量に作り出すことが可能となる。
 非常食宣言の配給の代表と言えばサツマイモであり、サツマイモに対する偏見はあると思うが、とろろ芋がそこに加わるとなればどうだろうか、偏見どころか、ご飯とセットなら大歓迎されるだろう。そういう意味でも興味深い戦略となるのだ。

 しかも、今時の主婦は、とろろ汁を食べるのは良いけど、作るのはめんどくさいのだと聞く。ニーズは100%で存在している。しかも爆破レンジなどと言う怪しい物を家庭用に売り出そうにも、まずはやはり業務用からというのがステップだ。

> だから、とろろ汁専門のチェーン店なのだ。

 とろろ汁のチェーン店ともなれば、そこはやはりとろろ汁として勝負していく必要はあるだろう。そこでとろろ汁自体のサービスとしては、なし、薄目、普通、濃い目でタレの量を段階で調整できるようにしておき、足りない塩加減の分を、漬け物バーや味噌汁で補ってもらうというコンセプトとなる。
 もちろん、お土産で、冷凍とろろ、漬け物、味噌が隣の併設ショップで買って帰れるという店舗がいくつかあっても良いと思う。第一号店なら当然だろう。ネット販売も有りだと思うが、どこまで裾を広げて考えるかは、ノウハウを持つ人の手腕となる。

> 食事と健康と観光との一体化を目論めばこんな筋書きも掘り起こせるかもしれない。
> ちなみに当方は思いついたことを言ってみているだけだから、やってみたいと思った人はどうぞご自由に♪
posted by 木田舎滝ゆる里 at 04:56 | Comment(0) | 目の付け所をナス | 更新情報をチェックする
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