2015年08月30日

【詩】99%の否定と1%の肯定の中での強さ

記稿.2015/08/30

 希望がなければ生きていけない
 味方がいないと生きていけない
 でも、それは人の側の理由だ

 生きていく上で必要なのは、ただひたすらに生きることだ
 否定にしたって、その多くは、生き方への見解であって生きていることへの否定ではない

 生き方での否定‥生かされ方での否定‥まぁそういうことになる
 「そこを全否定してしまう態度とは何か?」でもある‥


 世界を選択できないと思っている。
 世界を変えられないと思っている。

 どうしたらいいのか分からないという不安で一杯だ。
 面倒くさいから、ポイと命を捨ててもいよう。

 「それは何だ?」
 その姿勢こそ忌み嫌った世界そのものの有り様ではないのか‥

 命を命とも思わずに簡単に切り捨てる、斬り殺す‥そんな刹那が秩序の世界だ
 それが大っ嫌いなのであろう
 にもかかわらず‥面倒くさいからと、自分で自分を手に掛けることもまた然りである

 そもそもにして、そこは後始末の為っちゃいない世界だ

 その一人として参加しようというのだ
 その選択は決して否定には映らない‥明らかに肯定してしまった姿である
 諦めてしまった者は、すべてその扱いだ


 否定しているというのなら、抗うほかあるまい
 生きる上での逆転を己に誓うほかあるまい

 そうだ、それこそが1%の肯定の始まりだ!

 其を見失わずに進む己以外に、希望など無いのだ
 其を受け入れざる者に強さなど与えられぬ
posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:49 | Comment(0) | | 更新情報をチェックする
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