2012年01月14日

小型水力発電機+無線LAN基地で、災害に強いネット・インフラを創出せよ

1-4)0
 日本は山がちで川が多く水の流れに恵まれている。その流れを、小型水力発電機を利用して電力を確保し、無線LAN基地を各所に設ければ、災害に強いネット・インフラを創出できるに違いない。


1-4)1
 これは電力、電力と騒ぎ立ててみた所で、実際の生活に役立てるようなまとまった規模を前提に、自然エネルギーを論じてみても二進も三進も行かないのは明白なのだから、何を優先させるのかという視点で考えてみたにすぎない。

 といっても、サーバーの管理は個々の企業ごとに違うのだから、それぞれの規模をこれまた自然エネルギーに置き換えるという話になるとなかなかに進まない話だ。
 携帯端末の中継基地に利用するとしても同じだろう。しかしまぁなんだ、そういう意味では孫正義は先手を打っているというわけか‥もちろん彼の狙いが何かは知る由もない。

 それにしても彼のやり方は大げさすぎる。

 ここでのアイデアは、それこそ小規模地域の意思疎通レベルでの話だ。
 小さく割って考えて行けば、それらは普段の生活においてもなんらかの通信基地として役立てる事が可能だろう。もちろんそれは小規模地域ながらの使われ方でいいと思う。

 それこそ災害時に、そこの拠点に行って、手持ちの携帯端末と接続して、安否情報を打ち込んでおくのだ。代わり番こにやればいい。そうすれば時間は掛かっても、あとはシステムの方で自動的に情報を照らし合わせて、合致したデーターを必要なだけ送信してくれるだけで、ガタガタした混雑や音信不通による不安を避けることができる。



1-4)2
 気になる要素としては、水力なのだから地形の変化に巻き込まれてしまえば、基地機能を減衰させる点だ。だから、多めに確保しておく必要はある。これを他の自然エネルギーに置き換えて考えてみても同じである。

 どうしたって大きな災害を見れば解るだろうが、都市部優先になりがちなのだから、そういう意味でも、小規模地域の自衛に対応したアイデアと言えるだろう。
 それでなくとも、広域災害にもなるとどうしようもなくなるのだから、必要最低限の用途確保での話だ。



1-4)3
 場合によっては、救難ダイアルとしての緊急信号をキャッチさせるべく、特定周波数を携帯端末から発信できるようにしておいて、その信号をそれらの中継端末に対応させておき、一番近くのLAN端末から順番に応答するようにしておけばいいだろう。

 それこそ、緊急信号を発信して、受信完了の送信を受け付けるだけにしておけばいい。あとは伝えるべき情報としての、GPSなり個人情報の一部をできる限り手短な仕組みで送るように携帯端末側でセットしておくかどうかである。
 いずれにしてもそれらの情報は、中央のセンターに集められて行政機関の方に回されることになる。

> まぁそういう感じなので、民間オンリーで進めるのか、行政主導で進めるのかは何とも言えない。

 ただし、政府レベルでの話で考えて行くと、二進も三進もいかなくなるだろうから、地域行政主導で音頭を取った方が図りやすいとは思う。

> 既存の通信アイテムは、個対個を前提にするばかりで、情報だけを置いておき、集まってきた情報を一括で処理して、後付けで再度送信するようにはできていない。

 今時のシステムであれば、とりあえずノックして置いておいて、あとはよろしく的な使い方はいくらでもできるだろう。これはそういう視点からの提言である。

 気になるようなら、一定時間置きに信号を発信させてもいいと思うが、みんなでそれをやると既存のシステムと同じ状況が起きることになるので、信号の受信がされていれば、一時的にも安否の確認ができるわけだから、自分自身の無事を確保できた上で一日に一回のペースで発信するように心懸ける必要はあるだろう。
 少しでも多くの情報を伝えたいのなら、それこそ拠点まで行って、自分でデーターを入れてくる方がシステムとしては無理がない。



1-4)4
 同じようなことを考える人は他にもいると思うが、電源をどうするかという点で誰しもが頓挫していると思う。
 そうだ、それだけのことをするのに必要な電源とシステムは、それ自体が自立していないとどうにもならない。
 というわけで‥まずは、小型で高性能な水力発電機の開発が求められるのである。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 07:23 | Comment(0) | 目の付け所をナス | 更新情報をチェックする
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