1-2)改稿.2015/08/22...20130517...
昔の水道栓と言えば、くるくると回すタイプしかなかった。
今は、キュッと半分も回すこともなくレバー開栓がおしゃれである。
> ところが、安物で間に合わせようとすると、そこには盲点があった。
(‥高級品でもまだまだ改善の余地はあるだろう)
1-2)1
> 水道栓がくるくると回るためには、
コマケレップというパーツが使われてきた。
‥水道栓の蛇口を捻る接点となる底に配置され
突端がゴム栓の駒になってくるくると回る仕組みだ。
昔のように取っ手をくるくる回すタイプであれば
コマケレップに負担はそれほどに掛からない。
しかし
キュキュッと開閉が簡単なレバー開栓を使用すると、途端に負荷が増大してしまう。
‥結果、意図しない水漏れが矢継ぎ早にやって来ることになる。
(コマケレップの接触部分が激しく摩耗を起こすことに起因する)
(時には、軸全体が摩耗しているケースも見られる)
> ちなみに
コマケレップの値段は¥100もしない。
安価なレバー開栓の方は¥1000しない程度だ。
しかし
千円程度のレーバー開栓に取り替えて、おしゃれになったと思った2年目辺りから
水の締まりが悪くなり、3年を経過する頃にはグッと締めたつもりでも垂れてくる。
‥結果的にお得とは言えない代物に様変わるのだ。
自分で修理する分には¥100も掛からないわけだが
水道屋に頼めば数千円は下らない。
(‥毎年の如く繰り返される水漏れは、不思議とかなりのストレスをもたらす)
1-2)2
> 適当な金額の範囲なのかも知れないが
もっと良い素材で摩耗を減らすことが適えば、ありとあらゆる所に応用が可能になるはずだ。
例えば、宇宙船利用‥海底基地利用‥艦船利用とかである。
‥そうなると、くるくる回す水道栓の方が珍しいと言う事になるだろう。
兎に角
耐久性が保てるなら構造を簡単にできる。
高級品のレバー開栓は誰がどう見たって、圧倒的に構造が複雑だ。
宇宙船内での故障を想定すれば、操作も構造もより単純な方が良いに決まっている。
まぁ誰が考えてもゴムに変わる素材の発見が、大発見であることに変わりはない。