2013年05月17日

【日記】水道栓の落とし穴

1-2)改稿.2015/08/22...20130517...

 昔の水道栓と言えば、くるくると回すタイプしかなかった。
 今は、キュッと半分も回すこともなくレバー開栓がおしゃれである。


> ところが、安物で間に合わせようとすると、そこには盲点があった。
  (‥高級品でもまだまだ改善の余地はあるだろう)



1-2)1

> 水道栓がくるくると回るためには、


 コマケレップというパーツが使われてきた。
 ‥水道栓の蛇口を捻る接点となる底に配置され
 突端がゴム栓の駒になってくるくると回る仕組みだ。

 昔のように取っ手をくるくる回すタイプであれば
 コマケレップに負担はそれほどに掛からない。

 しかし

 キュキュッと開閉が簡単なレバー開栓を使用すると、途端に負荷が増大してしまう。
 ‥結果、意図しない水漏れが矢継ぎ早にやって来ることになる。

 (コマケレップの接触部分が激しく摩耗を起こすことに起因する)
 (時には、軸全体が摩耗しているケースも見られる)


> ちなみに


 コマケレップの値段は¥100もしない。
 安価なレバー開栓の方は¥1000しない程度だ。

 しかし

 千円程度のレーバー開栓に取り替えて、おしゃれになったと思った2年目辺りから
 水の締まりが悪くなり、3年を経過する頃にはグッと締めたつもりでも垂れてくる。
 ‥結果的にお得とは言えない代物に様変わるのだ。

 自分で修理する分には¥100も掛からないわけだが
 水道屋に頼めば数千円は下らない。
 (‥毎年の如く繰り返される水漏れは、不思議とかなりのストレスをもたらす)



1-2)2

> 適当な金額の範囲なのかも知れないが


 もっと良い素材で摩耗を減らすことが適えば、ありとあらゆる所に応用が可能になるはずだ。

 例えば、宇宙船利用‥海底基地利用‥艦船利用とかである。
 ‥そうなると、くるくる回す水道栓の方が珍しいと言う事になるだろう。

 兎に角

 耐久性が保てるなら構造を簡単にできる。
 高級品のレバー開栓は誰がどう見たって、圧倒的に構造が複雑だ。
 宇宙船内での故障を想定すれば、操作も構造もより単純な方が良いに決まっている。

 まぁ誰が考えてもゴムに変わる素材の発見が、大発見であることに変わりはない。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:37 | Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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