1-3)改稿.2015/09/21...20130517...
> アイスマンの謎とは、「どうしてアイスマンはアイスマンに成り得たか?」
死体解剖の結果から、アイスマンは殺害されたとする説が挙がっている。
仮にその通りであったなら、その死体は放置された後
24時間以内に地軸が移動して氷河期を迎えたとでも考えるべきだろうか‥
それとも、当然の猛吹雪に巻き込まれたとでも思えというのだろうか‥
一見、高地であるからして腐りにくいという点はあるだろう。
しかし、死体に群がる獣や虫等の要素を完全に排除した見解にはならない。
なのにアイスマンは、殺害された現場にそのままの形で保管されていたかのような痕跡を見せている。
‥どうしたらそんな自然経過が成り立つというのだろうか?
「まるで、タイムマシンで運んでおきましたと言わんばかりじゃないか‥」
1-3)1
アイスマンの身体には入れ墨が入れられている。
それも経絡の位置に刻まれている。所謂スパイラルテープの応用の塩梅にあるという。
‥まるで、中国の経絡療法が西洋にもあったかのような有り様だ。
それでは、西洋文明の見直しを要求すると共に
先進的な東洋張りの療法が、西洋周辺にもあったかのように思えてくる。
‥その上での入れ墨文化とは?(とても不可解だ)
> アイスマンは陰謀工作なのだろうか?(‥だとしても、目的が今ひとつ見えてこない)
仮に、アイスマンを陰謀工作だとして疑って見るとしよう。
わざわざ精巧に死体を制作する上でもっとも肝心なのは、調査資料となった体内成分の合成だ。
編集自体は、番組側でいくらでも手心を加えられるだろう。
‥そこをまともにやろうとすると、研究機関にまで手を回している場合も想定される。
その時のイメージの前例としても
近年凍結したままに発見されたマンモスの解剖がある。
それを参考に芝居を演じているのだとすれば、
似たようなものを体内に用意して置かせることはできるだろう。
‥見たことの無いものを見せられるよりは、ずっとリアルに見せることが可能だ。
一方で
アイスマンのいでたちはとてもリアルだ。
それゆえに、アイスマンがどうしてアイスマンに成り得たかについての一切が謎にある。
この疑問を考えれば考えるほどに、陰謀工作だとして疑いたくもなる。
‥しかし、自然経過として何か重要な鍵を記した遺体だとする見解も残るのだ。
1-3)2
> 仮に、アイスマンがガチで遺言のような存在だったとしよう‥
「では、何が起こったというのだろうか?」
死体が腐りもせず、食われもせず、
ほぼそのままの状態を維持して凍り付いていたという驚愕の事実は、
‥明らかに死後24時間もしない内に何らかの天変地異に巻き込まれたとしか思えない。
> 例えば
アルプス山岳地帯に於いて、以前はそれほどでもなく低めの高地だったかも知れないそれが、
一気に隆起して標高を高くしたとでも‥
その結果、辺り一帯は吹雪が吹きすさぶような気候となり、アイスマンはそのまま氷付けになった。
‥個人的には、そんな風にしか思いつかない。
「しかしそれはそれで、出来すぎた痕跡としか言いようがないではないか?」
‥ではこんなのはどうだ
その昔、地中海と大西洋は、山の頂が境目を保っていたと聞く。(天然ダム状態)
その様は海の果てなどと表現されていたらしい。それがある時決壊した。
‥その流れで考えると、アイスマンが死んだ次期とそれなりに一致するのかも。
だが、それだけで、24時間以内に気候が急激に変動するまでに至るとはとても思えない。
‥まるで、大海流の潮の流れの変異が、大気にまで連動を及ぼしたと言わんばかりじゃないか。
1-3)3
> 繰り返そう、「アイスマンは、なぜアイスマンに成り得たか?」
NHKで特集していた紹介視点が、謎なんかでは決して無い。そこは明らかだ。
‥あれはあれで怪奇小説的だったが、最初の特集としては、何ら問題ない導入にあるのだろう。
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