2013年05月27日

【基本理解】Windows8のライセンス条項とその解釈 改訂

1-8)0
 Win8無印64ビット版をインストールした。

 結論から言うと、Windowsのライセンス認証とアカウントのネット経由がなぜセットで始まったかであるが、ライセンス認証だけでは、なんちゃってな風に思われかねない部分もある。だから本腰を入れてやっていくというアピールを込めて、あのようなPCでスマホ見たいな形になったように思われる。

 したがって、マイクロソフトアカウントをわざわざOSインストール経由で設ける必要はない。それ以前に、マイクロソフト側は、文言にて選択性を明確に宣言している。
 うだうだとうろたえる前に、ライセンス条項の中身をしっかり確認すべきとのことのようだ。

 それにしても、Win8のスタート扉に提示されるニュースは、当然にしてMSN JAPANである。それはそれで俺としては好みではない。
 どうせなら選択できるように改善すべきだと思う。

> しかしそれにしても、マイクロソフトという立場にありながら、Win8のスタート扉には欲が無い。

 俺がPCのスマホのようにして同じようにやるなら、メールやニュースの閲覧部分を自由に選択調整できる代わりとして、あのメトロのスタート扉に、広告欄を附して世界的に広告収入を得ようと考えるだろう。
 他は画面からピンを外すことができても、その広告枠のピンだけは外せず、いつも自動でなんらかの広告がスライドしている状態になっている感覚だ。
 新聞や雑誌、その他もろもろのネットメディアを介するよりも、絶大な効果が期待できる。それはそれで、OS自体の価格を下げる効果にも成り得るはずだ。そうすれば、誰しもは2つ目を買うことをそれほどにためらわくなるように思われる。

> 無駄なことを言えば、32ビットと64ビットのどちらも手元にしておきたい。そしてその違いとやらを理解して学んでおきたい。

 ‥アイデアだけなら、マイクロソフト内部にもありそうな意見だが、それが形にならないのは不思議だ。マイクロソフトアカウントの運営だけでも莫大な経費が掛かるだろうし、そこに踏み切らないという論は有り得ない。



1-8)1
 ‥では、ライセンスの文言を一部抜粋しながら見ていこう。

本ソフトウェアはどのように使用できますか?

抜粋‥ 本ソフトウェアは使用承諾されるものであり、販売される物ではありません。

> つまり、OSは基幹ではあるものの、OSだけを販売しても意味が無い。
> 商売上のすばらしいうんちくだ。そして迷惑の始まりだったとも言える考え方だ。

 そして意外にも、技術色に染まった考え方を示してもいる。
 OS自体(スタート扉)を、自前で広告媒体にしてしまおうなんて在り方は、もしかしたら考えていないのかも知れないな。
 ‥極端な話、それでOSが無償になるなら、俺は文句なんか言わないぞ。



1-8)2
本ソフトウェアを別のユーザーに譲渡できますか?

抜粋‥ お客様は、ライセンスを取得したコンピューターと共に譲渡する場合にのみ、本ソフトウェアを別のユーザーに直接譲渡することができます。

> だからこそ、OSは、コンピューターシステムとの組み合わせを前提にした使用承諾が前提だったのであり、ウィンテルが猛烈だったと言うことのようだ。

 システムとOSとのセットでの存在‥それこそがマイクロソフトの商法だった。
 しかしまぁ、今やそれがタブレットの登場と存在感に押されて揺らぎだしている。

 ‥熱問題を放置したままに進もうとして、煮え湯を飲む事になったインテル。今度はマイクロソフトに対してお灸を据えてやろうといった流れを感じる。



1-8)3
インターネットのライセンス認証はどのように行われますか?

抜粋‥ お客様が本ソフトウェアの使用中にインターネットに初めて接続したときに、本ソフトウェアによってマイクロソフトまたはその関連会社への問い合わせが自動的に行われ、本ソフトウェアが正規のものであることが確認され、そのライセンスがライセンスを取得したコンピューターに関連付けられます。このプロセスを「ライセンス認証」といいます。

> マイクロソフトの姿勢は、あくまでOSの使用は商業的に正規性と安全性の確立されたコンピューターシステムに組み込まれるべきであって、本ソフトウェアのライセンス認証こそがその入り口であり、今後ともそうあるべき代表でありたいということのようだ。

 実際の所‥

 インストールした後でも、PC設定にある、とある送信ボタンを使用者自らポチッと押さない限り、正式な意味でのライセンスを得たPCの状態にはならない。
 正式なライセンスを得ると、システムの欄にライセンス認証の反応が出る。そこに記されるプロダクトIDは、インストール時のキーとはまた違ったコードを示す。
 これは、出荷PCにインストールされたOSは、そのPCの使用者に権限があるべきであるからして、使用者自らがチェックを入れてこそ、マイクロソフトの方針が明瞭になるとする意図の表れである。

 だから、自作の場合にしても、ただ今調整中なら、チェックをしない限り、2〜3回ぐらいは同じキーで連続した入れ直しができるように、余裕を持たせている意味合いのようにも受け取れる。
 もっとも、マイクロソフトアカウントに登録してしまえば、自動的にチェックが入るように思われる。その辺は登録した人のケースを参照にすれば良いだろう。
 俺としては、マイクロソフトアカウントの世話になる気はない。まずはOSが使えようにあればそれで十分だ。



1-8)4
本ソフトウェアによって個人情報が収集されますか?

 お客様のコンピューターをインターネットに接続すると、本ソフトウェアの一部の機能が、マイクロソフトまたはサービスプロバイダーのコンピューターシステムに接続して、個人情報などの情報を送受信する場合があります。接続が行われる際、お客様に対する個別の通知は行われない場合があります。お客様はこのような機能を使用することを選択した場合、その機能の使用時にこの情報が送受信されることに同意するものとします。これらの機能の多くは、無効にするか、使用しないように選択することができます。

> 言うまでもなく、マイクロソフトの認証規模は世界規模である。その影響力は世界的に定番のツール以上だろう。だからこそ、なんちゃってに思われては意味が無い。そこの曖昧さをユーザーの意識から打ち消しておきたければ、ニーズに則したアクセスの導きを示す必要があった。それで、スマホみたいなPCになったと‥
 ‥商業的かつ社会的な意味合いで言えば、妥当な視界だったとは思う。

 だがしかし、今の多くのPCの有線回線は、スマホとは異なり、無線性と携帯性ゆえの制限におかれることのない完全なる放題の定額におかれている。それは一見、利便性を高くして向上させるように思われる反面で、そこに生ずることになる支払いの仕組みは、まるで別ものだというもどかしさが伴っている‥
 どうして、OSの販売元であるマイクロソフトだけが、すべての支払い口座を含んだ個人データを一手に握っているなんて許されよう、そんな状況は有り得ない。
 そこに生ずることになる膨大な個人情報の扱いは、嫌でも独禁法に触れかねない。
 なにしろPCのOSはマイクロソフトの独壇場にある。懸念されて当然だ。

 だからこそ、どうせやるんだったら、社運を賭けて、マイクロソフト自身自らが、OSの支配解除をすべき転換期にあった。
 もしくは、マイクロソフトアカウントのアカウント部分のサービスを、自社サービスから切り離して、競争原理を持ち込むべき状況にあると言える。

 これは、OS市場のシェア分解を許すことができないマイクロソフトの経営からすれば、ギリギリの線での解釈になるだろう。


 そもそもにして、Win8にはOutlookが存在しない。それゆえ、接続先プロバイダーからの連絡を確保する手段が得られていないという欠点が浮き彫りになっている。
 俺が繋げているケーブルネットは、どういうわけかOutlooKからしか契約パスワードを認識しないようで、対応メーラーをめんどくさくも探さなくてはならない状況に置かれた。
 もちろん、プロバイダーからのメールぐらいは、そのままノートのXPで着信してもかまわないわけだが、それにしても時間的に許された限界は見えている。
 また、その接続会社にしても、この先で有線回線が廃れて、無線回線が主流になれば、それこそマイクロソフトアカウント+無線の構造に淘汰されていくことにだってなりかねない。
 これは恐ろしいことに、マイクロソフトが自らの資本を差し向ければ、無線回線の株主になることで、情報の出所の管理が完全制覇出来てしまえると言う形が発生することになる。
 しかしいくらマイクロソフトでも、世界中の無線回線の株主にはなれないだろうから、杞憂にすぎないだろうが、有線各社は枕を高くして寝てなどいられない環境になりつつある。そこに間違いはない。

 ‥大衆がそこに懸念を抱けば、タブレット端末ばかりが流行ることに繋がり、もはやPCのOSは、特定ツールの起動と大規模データの取り扱いのみに必要なだけで、日常の情報のやり取りの道具としては、一線を退くばかりになるだろう。
 その方が、何かと個人データの置き所を選択できるのだから、多少はマシと言うことだ。
 そしてマイクロソフトの牙城にそのままヒビが入れば、いくつかのOSがPCにも台頭することに成りえ、アカウントを巡った攻防の展開を見ることになりそうである。
 そしてそのとき、OS事業各社は、OSだけでの経営に難が有ると先読みすれば、ブログ各社のユーザーを取り込んだ提携を押し進める事も考えられる。
 なにしろそれが、マイクロソフトアカウントが、マイブログへのログインのそれに類似した中身でしかないというだけのことなら、そういう転回だって十分に考えられるのだ。

 そして収入源として、スタート扉に、互いのスペース位置に広告ピンを固定にして使っていただくような形が望まれるだろう。そうなれば、ブログが無料で押し進められているように、OSの使用料だって、キー購入時に一部を求められるのみで、あとは無料というスタイルが適当か。
 それにしたってそれは、一台あたり一口の契約料という名目になるだろう。であれば、ブログ会社にしたって組まないという手はない。
 また、その広告ピンを外せるようにするための課金なんかもありだと思う。
 そんな流れになるとすれば、ウイルス対策をも含めた組み合わせでのセットアップサービスなんかが考えられる。

> OS、ブラウザー、アカウント、ブログ、ウイルス対策‥この5つを始めに組み合わせた提携セットアップPCなりタブレット端末等での供給だ。

 この場合、ブラウザーやブログが固定というのも考え難いところだが、後から自分で別に登録する分には自由だ。だから、メインのメールアドレスなりクラウド容量を確保する上でのサービスと考えれば良い。
 なにしろ、無線回線前提での話ともなればそう成って行かざるを得まい。なにしろどこに経営店があるのかすらわかり難いのが無線回線での接続先の実体性の有無にある。
 そう考えれば、安心を得る上でも、そうなって行くだけのことだ。
 それこそ、気に入っているところ同士の組み合わせを選んで登録できてしまえれば好い。それであれば、購入した時点で、即行使える状況が想定されることになる。
 大体である、市販で売られているノートPCにしたって、そっちの方が断然に楽ちんなはずだ。それでいて個人的なミスで起こしそうな失敗を取りのぞいた形にしてしまえる。



1-8)5
本ソフトウェアで許可されない行為などはありますか?

抜粋‥ 本ソフトウェアを公開、複製(許諾されたバックアップ用の複製を除く)、レンタル、リース、または貸与すること。本ソフトウェアを譲渡すること(本ライセンス条項で許諾されている場合を除く)。
 (中略)‥ただし、関連する法令において、禁止の合意にもかかわらずこれらの行為が許可されている場合のみ、この制限に関係なく、このような行為も法の範囲で許可されます。


> 早い話が、ネット回線契約に絡ませたPC端末レンタルの商売がしたかったら、その国々の法律において正規に認めてもらってからお願いします‥というのが、マイクロソフトの言い分だったのだ‥

 ‥知らなかったぜ。

 それにしても、個人と交わされる消費の代替の中身に、合意が成されたからと言うそれに対して、取り消したかったら、法律を作って規制を解除して下さいと言わんばかりに宣っているのは‥、正当と言うよりは、単に裁判主義をバックにしただけの言いっぷりである。
 見るからにして「お前様は、何様であるのか?」にしか思えない。
 これは、マイクロソフトは、大衆の評決は受け付けないけど、法の裁きは聞き入れますって言っているようなもんだ。随分と王様気分で商売してんだな。今更ながらに呆れたよ。
 民主主義ってのはな、どこそこに集まった関係の中で発生する事柄であって、逐一国家の法がなんて前提は無い。それが民主主義の根幹だ。国の法を前提に宣うのは、それが資本主義だからだ。資本家は昔から、国王に貢いだ見返りとして保護を求めるものだ。
 企業精神の中に、国民に向けられた道徳観念があるというのなら、国の法などという前提を持ち出さずとも、対応に善処するのが道理である。

 ‥マイクロソフトのこのような文言からして、どうも外国で言う民主主義は、単なる国家体制の在り方の解釈の一つというぐらいでしかないようだ。



1-8)6
追加条項
1.ライセンスに関する権利と複数ユーザーが使用するシナリオ


抜粋‥ e.仮想された環境における使用。お客様は、仮想化ソフトウェアを使用して単一のコンピューターハードウェアシステムに1台以上の仮想コンピューターを作成する場合、物理コンピューターは、本ライセンス条項の目的上、別個のコンピューターとみなされます。

> ようするに、古いシステムに使用していたOSのライセンスを取り上げることはできない。それが使用承諾の意図であり、ゆえの販売ではない=中途譲渡を認めないの言い分になる。そしてこれはマイクロソフトの勧告でもあるのだろう。

 これは、古いシステムを新たに仮想システムの中に移設するなら、ハード的に古い方は同じライセンスで使わないようにするか、破棄しなければいけませんよと遠回しに言っているようなものだ。個人ならともかく企業からしてみれば「ふざけるな!」って話になる。
 どっちにしても、残しておけば資産の扱いで課税の対象になったりするわけだから、選択の余地はあまりなく、残しておかないことを後押しするようなOS商売の都合は、文化の助長とは言えず、背進を押し進めているような何様でしかない。

 それにしたって‥
 販売でないのなら、古いシステムの公開と使用の提示を継続していくのも、使用承諾の責任になるはずだ‥。その点で、好いように矛盾して思えるのは俺だけではあるまい。
 どうせなら、ライセンスの文言に始めから、「‥使用者は、特定活用システムの維持に関し、基幹システムであるOSの継続的なシステムの改善に絡んだOS自体の次期バージョンへの創造と置き換えに同意したことと見なされます‥」ぐらいは附しておくべきだろう。
 であれば、そこまでが使用承諾の中身になる。

 しかしこれの意味だけでは、置き換えが無償なのか有料なのかには触れず終いだ。そこで使用者側に、承諾の継続性を盾にされようなら、承諾料金を古いOSに支払われた一回限りの据え置きで主張されかねない。それはそれで余計な文言を附してしまったようなお粗末さになるだけだ。
 であればこそ、それの意味からしても、資本主義的に無駄に不利になりかねない文言など添えられるわけがない。それが欧米に見られる上から目線に見えてしまううんちくなのだろう。



1-8)7
 それにしても思うのは、販売ではなく使用承諾という解釈‥
 そんなのPC雑誌でも聞いたためしがない。

 これはこれで、OSはマイクロソフトしかないのが前提です‥を言い放っているような色彩だ。実に気持ちが悪い。
 だってあれだよ、やくざがみかじめ料に関して、どう言っていたのかを思い起こしてみればいい。
 販売ではなく使用承諾‥それと同じではないのか。
 特にどちらからも頼んでいないのが販売ではないという形、そこをみかじめ料を払い続けることで、認可してやると勝手に言いだす始末にあるのがやくざの思考なのだ。
 まるで一緒さ。それはヤグザの文言それなのだ。

 マイクロソフトは、誰からも頼まれたわけでは無いけど、必要上王座に君臨できたから、王様になれたように思い込んだままにある。そんな上から目線の開発ばかりをしてきたのはすでに世界中の知るところだ。

 大体だな、使用承諾だっていうんだったら、ライセンスを手に入れたあとはいくらでもマイクロソフトからの同OSの再ダウンロードを可能にするべきであって、インストールDVDやCDが壊れたからまた買い直さないとダメなんて、同じライセンスで再インストールできなくなった状況に、何をケアできているって言うんだ。何を使用許可したって言えるのか。どんなお客に対してもそれが成り立たなければならない。
 電子書籍にしたって、その辺は何も変わらないのが資本主義の商売だ。
 収納しておいた機器類が、壊れたらハイお終い。購入されたデータ等は、再購入して下さいと言わんばかりに完結しているのが、資本主義のスタイルでしかない。

 もっとも、承諾の意には、こちら側の選択承諾の解釈も含まれるだろうから、ある程度は相手の無精や、中身における失敗などは大目に見るべき点も含まれてはいよう。
 しかしそれにしたって、資本主義のスタンスはずっと変わることがない。



1-8)8
 ‥それら解釈を別にしても、Win8はそんなには不味い出来には思えない。
 ただしそれはマシンパワーに誤魔化されている部分とも言える。

 そもそもにして、手持ちのノートXPの再起動に向けたシャットダウンが終わる前に、新装した方のデスクトップWin8は再起動を完了させて、デスクトップ画面に戻っていた。(※積んで有るアプリの数が違うので必ずしも正確な比較にはならない。そこを差し引いても経験的に意外な速いだ。)

> はっきり言って、唖然としたよ。まるで昭和のPCかワープロだ。
> スイッチポンで即起動。システムの大規模化を考慮に入れても、ありがたい限りの立ち上がりだ。

 しかしそれは、OSが速くなったからと言う体感ではなく、やっぱりマシンパワーによる恩恵の方が大きいように思える。なにしろXPが乗った古いシステム以来の体験になればそうとしか思えない。
 そういう意味で言えば、マイクロソフトは、昔のOSをインストールさせないようにしていることで、どれだけ自分たちのOSが進化しているのかを、アピール比較してもらえない状況を持ち込んでしまっているかである。‥だってそういうことだろう。


 ‥感想としては、Win8は、なんでもかんでもAI任せの自動診断を取り入れているような感じにあり、どこに何の項目があるのかがわかり難くなっているのには、閉口した。

 何でもそうだけど、オートマとマニュアルの切り換えはできて当然だし、どっちもわかりやすくなってなくては、いざという時の対処はおぼつかない。
 そして、オートマを進めれば進めていくほどに、さらに診断用AIを快適に動作させるためのスペックが要求されんばかりだろう。
 それはまさにユーザーの操作の仕方を分析して、時間を余したタイミングで、アドバイスな台詞をしゃべってくれるようなマスコットキャラの内蔵という方向になる。

 そうなると、一人のユーザーだけを分析していてもAIの学習は進まないことに誰しもはすぐに気が付くだろう。そこで、その学習内容をクラウドで蓄積して‥うんぬんな方向に向かうことにだってなりかねない。

> その時、それに違和感を思えば、こうも思うことになる。

・ 至れり尽くせりを電子機器に持ち込まんばかりにある人間とは何か?
・ 使いこなせない立場の者を前提にした高度で過ぎたるサービスに何の意味があるのか?

 そもそもにして開発サイドからして、どうしてそんなにも便利にしなければならないのだろうか。
 自分たちにしたってそれは、開発方針に楽ちんだからぐらいでしかなく、それの必要がなければ、それこそ、する必要のない開発に夢中になっているだけでしかあれていないのだ。
 なぜなら、ヒトは、サービスにあり就く上において、サービスを受ける立場からの責任は無いと思っている。
 そして、そのような態度の者に、何かを差し出してみたところで、何にもならない。

 それを無駄とは言わないが、そこに何の意味があるというのだろうか。

 使い勝手の改善は、慣れてもらうことではなく、馴らしていくことであり、最終的な何かの区切りに向かって積み重ねさせられていることでもある。
 そこに一体感としてうなずける何かがあれば、好評価になるのであって、これが最高であるとする完成形の何かをボンと机の上に置くことでは決してない。
 そもそもにして、作り手側でさえ、馴らされているようなものだ。
 だからこそ、昔の物が未熟にも映ることになる。それが電子機器であればあるほどに、ヒトへの理解を求めながらに押し進める必要に迫られよう。
 なにしろ誰しもはそれを体験したことがない。TVやウォークマンのように一発明瞭なら何も問題はないだろうけどね。

 であれば、そこに責任を有する意思を持たない輩に、過ぎた物を与えることは無謀などころか、危険でしかないではないか。ウイルスのばらまきや、コピーの散乱、果てはパスワードや個人情報の引き出しなどまさにそれだ。

 そしてどうしたことか、それら不正をする必要にないシステムを提案すると、途端に好奇心を逸したように頓挫する。
 それが作り手側のモチベーションでしかあれていなかったとなれば、作り手にしたところで、過ぎた物を作り出さんと欲していたという渦中に居ただけのことになる。
 とくに与えられている側がそうであれば、まるで裏道を抜けるのがモットーだった事になりかねない。事実、お得だというそこに動機が生ずるのであって、お得だろうと無かろうとそれに関心があるからという動機だけではヒトはなかなかに動こうとはしまい。

 そこに見られる人それぞれの性癖を、悪などとは今や誰も感じることはないにせよ、馴らされているだけの事に気が付かず、慣れることにこだわろうとする有様は、ご苦労様としか言いようがない。

 ‥そういう意味で言うなら、Win8は、各個人に合わせて、カスタマイズに応えようとする意図がうかがえ、何かと細やかな使い勝手を可能にせしめんとした方向を目指したOSでもあるようだ。
 それはそれで、中途半端にしか映らない。


 ところがそこに伏兵のようなアイテムが出現した。
 それがj5createの‘fluteSeries’と‘LINK CABLE Series’である。

 どういう原理かは知らないが、これらに搭載されるワームホールスイッチ機能は、2台のPC間におけるマウスカーソルの移動が自由に可能だ。勿論、OSの種類を問わずにファイルの共有ができるという代物だそうだ。
 それはそれで、マイクロソフトのもどかしい制限を打開させうる特性を秘めている。

 なにしろUSBで二台を接続するだけだ。

 XPのシステムを残したければ、そのままに新しいマシンを並べて、マウスもキーボードも一台で扱えてしまうのだ。そういう話のようだ。
 モニターを別にしたPCなのに、そこに生ずる感覚は、まるで一体にあるかのようだ。
 それでいて、右のモニターに映し出された操作処理は右のPCパワーで、左のモニター操作処理は左のPCパワーでといった風にうかがえる。
 まぁ実体験してはいないので何とも言えないが、じんわりと乗り換えたい作戦であれば、有望な選択肢に成り得るだろう。

 ちなみに、LINK CABLE SeriesのJUC400なら2千円しない程度である。
 ただし接続はUSB2になる。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 06:29 | Comment(0) | パソコン悩ましいZ | 更新情報をチェックする
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