2013年08月14日

【あとがき】いろは歌留多のアレ

1-3)0
 冠揃詩[むしいて]のあとがきになります。



1-3)1
 ええ、はっきり申し上げますと‥自ら言ってしまうのも、どうかとは思いますが‥中学生が目にすれば、「俺も続いて詩人になってやる!」なんてお馬鹿なことを言い始めるのかも知れません。その手のロマンスを夢見るお年頃の気持ちに、さらに熱が入ることになるのかも知れません。

 でも大人は少し違います。

 そりゃそうですよ、どんなに頑張ったって、そんなロマンスが成り立つような人生なんて、そうそうにあるわけもなく‥そもそもにして「男が立つ」ということのそれを考えるにしたって、1万人に1人、いやいや是のロマンスが加わるような枠取りともなれば、10万人に1人いるかどうかの話です。女にしてみれば「どれだけ待ってなんぼやねん?」‥にありましょう。
 それでもって、「どうやって食ってるの?」っていう疑問は残ります。

 そりゃ、残るでしょう。

 今や社会全体がどこまで行っても競争です。ネット上に情報を晒していれば、パクられることにだってなりかねません。
 そんな中、どれだけのHappyなら、Kissをするが如しで、婚直の詞をささやけるっていうのでしょう。日本人ならなおさらです。

 そう思っちまうと楽しめるどころか、惨めにだってなると思います。
 人生においてそれは通過点にしか過ぎないし、本人同士で納得してればそれでいいことです。
 何もそこまで美化せんでもいいと思うばかりだと思います。

> ひっくり返せば、うぬぼれの美学だと言われてお終いです。
> まぁそれでも言わせてもらうなら、日本で見られる恋風景を並べているだけです。なにもうぬぼれなんかではありません。そう見えて映るはずです。それが歌留多という文化が在ればこその、ぎりぎりの攻防です。明治の詩人達が途中で挫折した、自由律短歌の在り方が提示されているのですから‥誰だって新しき文化の息吹として受け取らざるを得ないのです。



1-3)2
 ‥それでも、小説で書こうと思えば、そこに付きまとう疑問点を排除しておかなければ、文学としてはそそらないでしょう。

 ではどうするべきか‥

 考えました。従来案のイメージにある昭和のバブル期という土台。まぁはじめてご覧になる方は知らないと思いますが、そういう設定があります。
 ‥今更、昭和を描いてみようとしても、はっきり言ってボンビーだったと言うか、昭和のその頃辺りから生きているのが嫌になってたせいもありまして、まともに青春なんかしておりません。放棄したと言っても過言でないでしょう。この物語の片鱗が俺の青春で、今在る俺の方がダミーなんだと思って、それで納得してしまっても何の問題にもならないでしょう。事実それで納得していた部分もあったと言えるでしょう。否定はしません。

 ‥なにしろ20〜21歳の頃にそれはやって来たのですから。それも詩人としての下地もなく、マンガのネタ探しの延長においてです。際物です。
 そのマンガにしたって、はじめたばかりの素人の段階です。

 そりゃ、現実の方がアホらしく思えてもしかたありません。当時の女子なんて、こぞって三高なんて言い放っていたわけですから。子狐ばっかにしか見えなくなったって無理ないでしょう。


 一方で‥、仮に、マンガ仕立てにも絵で描こうと思ったところで、記憶なんかそぞろです。
 その頃は、日々のニュースには興味なし。芸能スポーツ興味なし。小説なんか全く読んでません。人付き合いも消費も旅も無し。そんな奴だったんですから。文化の放棄です。
 ささやかながらにも資金を得たとして、四国取材を繰り返してみたところで、リアリティーなんて得られようもないでしょう。

 まぁ、従来案で進めている筋書にしても、アニメの乗り的な展開も見られて面白いようにはなるとは思いますが、それはそれです。(後半の展開が途中から異なる。)
 ‥どうしたって、格差の問題が絡んだままで、見る側のしらけている気持ちをどこで拭い去ることができるのかと言うことで行き詰まっています。昭和が土台では所詮それで費えるばかりです。

> そこで考えました。だったら未来形で描けば良い。
> 俺はそれに相応しい、思考トレーニングを積んできている。

 そうです。[【小説】かっ飛べ!!零式経済]の冒頭のそのまんまを、それの世界観の頭に添えてしまえばいいんです。未来形ですからね。零式経済ですからね、敷居はぐっと低くなるはずです。

> なるほど‥結局、カネと女の問題ですか‥OTL
> ど天然であるがゆえに、ど天然のテーマに均衡してトライしていたということですか‥

 自分の哲学を自分の小説の中で展開させて、ブラボーな恋を展開させようと言うわけですか‥
 それが我が道だったと言うことになりますね。本人もびっくりです。

 年齢的な面を考えても、合体させて一つにしてしまうのが筋でもあります‥



1-3)3
|道半ば、まだ見ぬ未知の道しるべ、近代化の時代より先んじて見せたるは小説なり。
|小説なり、マンガなり、アニメなり、映画なり、先んじるをもって本懐なるかな。
|並べてならずの辻褄は、未来が担うそれが夢の世界。
|世界の果てまで届けよう。俺のまっすぐ。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 05:40 | Comment(0) | | 更新情報をチェックする
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