2013年12月21日

【アイデア】巨大津波に負けない防潮堤を考えてみた。

1-3)0
 南海トラフ級の大規模津波災害を完全にシャットアウトしようとして、
 進撃の巨人よろしくな壁を太平洋側に築こうとも、
 結局は、防がれた波は回り回って日本海側に回り込むことになる。

 だから、アニメよろしくに、
 レーザー照射をして蒸発でもさせない限り防ぎようが無い。

 しかし、巨大震災直後における安定したシステム稼働は期待できないのだから、
 列島を電磁バリアで覆うような考えにしても、
 どこからエネルギーを得るかという所で行き詰まる。
 (‥巨大震災直後にあれば、強制的に電力を対津波に回すとする手段は可能だろう。)

 つまり、

 津波が発生してしまった以上、受け入れるよりほか手立ては無い。
 その上で、破壊されない構造を施し、かつ、
 津波の威力を削るような構造を持つ防潮堤を検討する方向性ということになるだろうか。



1-3)1
 まず、強大な3Dプリンターで、炭素繊維を射出成形する。
 射出する構造は、ヘチマの繊維状のような形を検討する。
 その力学的に最適なフラクタル形状を骨組みとして、セメントを流し込む。


> それが土台。


 次に、海面から20m程空に向けて、ヘチマの繊維のままの炭素繊維構造のものを積み上げる。
 空に向かうほどに、すかすかになるような感じ。
 下側ほど隙間が少ない。

 これは津波を受け流すことで壊れないようにするのが目的。

 津波が来ると、ヘチマの内部構造に水が溜まり、
 浸透圧の差で、水流に対して抵抗を作り出す。

 上に行くほど、その浸透圧も緩くなり、津波の高さに応じて壊されないように工夫する。


> 津波の進撃速度を減衰させて、逃げる時間を稼ぐことが目的である。



1-3)2
 ヘチマの繊維構造のそれは、上に行くほどにすかすかになるわけだから、
 鳥が巣作りに用いるだろうと考えられる。
 鳥のフンは、そのまま海に垂れ流れ、海の養分になる。

 ただし、

 鳥の巣にある卵を狙って、
 アライグマやらネズミやらが海に出現するような事態も考えられることから、
 アライグマ返しやらネズミ返しやらの工夫も求められるだろう。


> 日常風景として、防潮堤の上に鳥が居ることが、そのままに津波警報になる。


 なぜなら、強大津波が来るともなれば、鳥だって逃げるからだ。
 巨大地震の後に、防潮堤の上に鳥が居ないと思ったら、問答無用で逃げろということだ。



1-3)3
 黒一色のデザインが嫌なら、アートを施せば良いだろう。

 渡り鳥の立場で考えるなら、
 逃げ込む場所が地続きに繋がる経路が確保されるような状況になるのだから、
 新しい風景が見られることになるはずである。

 しかし、

 太平洋側に延々とした20mもの長城が築かれるというのも、
 悩ましい光景ではある。


 そこで、緑化できないかというアイデアも考えられる。
 しかし、潮風や海水に強い品種でないとまず無理。
 できれば、花を付ける品種が欲しいところだ。新しい風景になること間違いなし。

 浸透圧の調整が気になるなら、手入れをすればいい。
 問答無用で、雇用創出になる。
 「支払い?」そんなもんは、発行権を改善すればいくらでも何とかできる。

 それ以前に発行権を改善しないと、造ることができない。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 12:58 | Comment(0) | 目の付け所をナス | 更新情報をチェックする
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