民衆の日常生活を、
戦争たらしめる看忙の無慈悲に追いやる上からの搾取手段の隠蔽であり、
実的戦闘行為を、経済競争に置き換えただけの児戯である。
> この時、上とは何であったのかであるが、
私たち民衆は、あまりにも王族の権威を盲目にも信じてきた裏返しであるかのように、
自分たち民衆の今まで見てきた王侯貴族の勝手気ままな振る舞いが、
民主化と同時に、自分たちにも与えられる時代が到来したのだと、かようにも思い込み、
同時に、王侯貴族がただ落ちぶれてもかまわないとする安易さを心に抱いたとも言える。
そこに沈んでしまった無知は、そのままに民衆の秩序へと跳ね返るばかりに至った。
それはそうだろう。王侯貴族の衰退を受け入れたのだから、
自らの衰退する可能性においても了承したに等しいではないか。
どんなに法の文言に、基本的人権の保障が約束されていたとしても、
王族でさえ困難を極めたその難問を、
ただ他人任せにすることが自由権であるとしか解釈できていない烏合の衆に何ができようか。
それで、保障が成り立つわけがないことぐらい、考えるまでもなきこと。
何はともあれ、気に入らない政権は打ち負かせば良い。
協力なんかする必要がない。それこそが民主主義の醍醐味だと錯覚を見たのだ。
王権と言うだけの名の下に、問答無用で一致団結を余儀なくされていたにせよ、
王族の権限をすぎたるものとして扱うことなく、我が儘にも、
王族の贅の部分のみに憧れ、自らの自由権に思い重ねただけで、
王侯達が骨を折ってきた王道には至って無関心を示した。
それこそが、権力の座についた側の腹の内であり、
民主主義の時代に、私たちが上と呼ぶ輩の精神構造である。
だからこそ、
王族がそれなりに取り組んできた平穏たる五穀豊穣、天地との調和たる気概などなく、
「勝手に蒔いて勝手に刈れよ」の競争を強いるばかりになっている。
頂けるものは頂くとばかりの競争原理の支えとしての裏側に、
一向に平等が前に出てこない政は、未だ王道以下の愚を、
民主主義においても尚、抱えたままにあるという立証にしかあれていない。
たとえ、陰謀論等の要素が絡んでいたとしても、
王政に優ったと言える、納得感など「あるようでいてない」としか言えないのではないのか。
優秀と言われた王の政を凌駕した民主主義が、どれほどに敷かれたというのだろうか。
有史の中においても、民主主義におけるその輝きはあまりにも短く、反省点ばかりであろうに。
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