会計禄は、支出と収支が分離している。
結果として、季末毎に、予算赤字と経常赤字の二つが登場する。
この違いを混同していた。
二点目。
評価締めと年度決算の締めを混同していた。
9月に評価締めが来ると、会計上の赤字をどうにかしたいのが心理だが、
その中途経過の会計に対してルール決めする必要はどこにもない。
さらに、
四期目に売り上げの波が来る業種もあるわけだから、
会計禄は通年を通して同じルールでないと公平にならない。
三点目。
罰則ルールのそもそもは、
倒産しない限り、会計禄から営業資金をなんなく工面できてしまえる点にある。
しかし、無理して経営を続けさせていても、
「あすこは経常赤字なのにどういうことか?」という批判になる。
そこで、
年度締めの時点で経常赤字の場合は、
次年度の一期目の会計禄は、本年度の売り上げ分の4分の1までしか認められない‥
(年度分に関しても、黒字の気配がない限り、前年度の売り上げ程度しか予算認可されない。)
というルールにしなければならない。
すると、
そんな状態で黒字回復は難しくなる一方なのだから、
早い段階で、集団研修を受ける必要がある。
その時、ただというわけには行かないのだから、
‥全面休業するなりして、
前年度の売り上げ4分の1の会計禄から差し出し、
研修資金にするというのが、
‥そもそもの発想の狙いだったが、理解に及んでいなかった。
当然、集団研修を請け負う側は、評価アップの決定的チャンスであり対象になる。
赤字側の黒字化に成功した場合は、さらに評価アップに繋がる次第となる。
‥という仕組みが斬新すぎて、勘違いしていたということのようだ。
> 場合によっては、
赤字企業を黒字化させることを請け負うのが仕事という
まったく新しいジャンルの業種が登場することにもなるのだろうか‥
これは明らかに企業コンサルトとは趣が異なる。
‥何しろ勝ち組は1%しか発生しないのが、経済下克上の現実。
そこを思えば多くがカツカツだって状況は、想定内であり、
会計ルールが変わってもさほど変わらないことを考量しておかなければならない。
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