2014年02月15日

【日記】FONT同士の相性とバランス

1-2)0
 拾ったフォントをいろいろとチェックしてみたが、
 縦書きと横書きのどちらともにバランスの良かったのがヒラギノで、
 調べてみるとそれがMacからの抜き出しものであることがわかった。

 俺はMacを所有したことはないが、
 勝手に使いまっくってもさほど大きな問題にはならないだろう。

 もっとも、

 游書体がどちらのOSにも標準で搭載されたので、
 当然ながらこちらを使うことになると思う。

 ‥游書体の評判で言うと、
 横書きにすると多少の隙間が目立って、お気に召さない傾向があるようだ。
 ようするに、縦書き用(電子書籍用)に担ぎ出されている感じがある。

 ‥秀英体は、版権で折り合いが付かなかったのではないかと思われる。
 (それとも採用字数の数の差なのかな?)



1-2)1
 最初、巻物気分で行書体を選んで使っていたのだが、
 だんだんと、明朝体の方が見やすいのかな‥と思うようになった。

 説明文を示すのにフォントを変えた方が見やすいと判断し、
 いろいろと試したが、同じ系列の字体の方がバランスがよろしく、
 ‥結局、明朝体とゴチック体という次第になった。

 それ以外の字体として教科書体があるが、
 教科書体と明朝体との組み合わせは読みづらい面があり、
 ゴチック体と教科書体、ゴチック体と明朝体の組み合わせが適当らしい。

 ‥そしてこの場合、

 丸ゴチック体の存在感はどうでもいい気配である。残念。
 ‥メジャーな字体をまだまだPCで用いられなかった時代の間に合わせが丸ゴチック体。
 ‥まぁそういう感じになるのかな。やれやれ。


> それ以外の字体の意味とは、


 多くの場合は、デザイン性を重視したタイトルや見出し用ということになる。
 短い詩もその部類に入っている。あとは‥
 マンガで、キャラの台詞で使い分ける程度かな。
 ‥ここを無駄にこだわると、フォント捨てられねーなんてことになるわけだが、

 規格の違うデザイン同士がどれだけ馴染むかを考えれば、
 メインで用いる字体との相性を吟味すれば判断は容易に付くと思われる。

 長い詩になると、普通に長文の扱いをした方が手っ取り早い。



1-2)2
 それにしても、個人制作による個性字字体をチェックするに、
 うねうねとした感じをもっと進化させて読み心地を極めれば、
 真っ直ぐに読ませる丁寧できれいな字体よりは、
 ずっとおもしろい物が得られそうな気配がある。

 しかし、

 そのうねうねが、右からうねるか左からうねるかのパターンでしかないから、
 何かのベースを使い回しているだけに見えてしまうのは、残念なことである。

 実際、くせ字の字体の進化形を考えると、

 フォントの大きさにも着手して考えないと意味が無いと思う。
 規格の幅に対して、複雑な字体は2ドット大きめとか、
 簡単な字体は、2ドット小さめとか、
 (‥人の側にそういった習性が見られるからだ。)

 ‥そういう風に、あとからいじくらなくても、
 漢字とひらがなは違うよねといった規格が求められる事になる。
 あっても良いと思うが、日本人だけの感性であることから、日本文化の特徴だけに、
 世界的に見ても外からそれの規格の拡張を提案することはまずない。

 このあたり、日本のデザイナーがその気にならないと、おもしろい展開にはならない。


> それにしたとて、


 くせ字はその人の成りと思考を示すものでもあることから、
 何でもかんでも似合うという次第に無いし、
 別の意味で好き嫌いの生じやすい側面を持つ。

 ゆえに、キャラの性格を示すにしても、
 成長が見られたなら、フォントも進化させないと合わなくなる。
 ‥詰まるところ、
 こどもの字体と、大人の字体に見られる違いみたいなものを発見できれば、
 細字と太字なんて使い分け以外の面白さを得ることになるだろうか。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:49 | Comment(0) | パソコン悩ましいZ | 更新情報をチェックする
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