立て札風にあつらえてみた。
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使用FONT / ヒラギノ行書体
使用素材 / 戦国素材より拝借したものを加工。
1-3)1
万民主権発行である
すべて万民一人ひとりに、
等しき通貨価値による創造的な通貨発行力を認める。
ただし、管理(認可と記録)を欠かすことはならず、その情報管理機関を金慮と名称する。
万民の成す通貨創造(自分発行)は、同時に、
実経済において、同質の現物価値の生産と役立ての義務を負うものである。
(‥これの義務を盾にした、お金の不要論を唱えることの是非を問うものではない。)
通貨の創造は、年間消費分を繰り返し創造することが欠かせないのだから、
各自で自分発行したからには、その分をその年の内に使い切る由の確認をし合う習いを以て、
生産と役立てのバランスを計ることの適った形をもっともとするべし。
万民より発行された金額が、積み重なることで危惧される保有の無限性を解消すべく、
毎年の支出と収支を分けて管理するものと定める。
‥これは、発行された金額が各自の金慮口座に収まるわけだが、
発行された分は、すべて支出の口座に収まり、
売り上げ等からなる収支は、収支の口座に収まる解釈である。
(蓄財となる取り分は、また別に口座等を設けて管理されるものとする。)
収支から蓄財の口座に納まる金額を調整することを以て、
保有の無限性に打開策を講ずる提案とする。
‥これにより、収支の口座に収まった金額から、
支出発行の分を相殺することで、経済的な黒字分のみが残されることになる。
(どんなに自分発行を繰り返そうとも、毎年の社会的経費分が消える仕組みである。)
‥ただし、年度末毎にそれらの精算が行われ、収支からの残りを取り分とするも、
もはやお互いに、取り分に価値を求める意味合いは、そのままでは薄い。
自分発行と同時に、汗した労働からの対価を得る喜びを従来通りに味わうためにも、
労働から得る金額と発行して得る金額とに、なんらかの差を見いだす必要が伴う。
‥その差をどう考えて受け入れるかまでを万民主権発行と定義せり。
1-3)2
奇策から始まった零式経済。
実を言うと、ジョジョの奇妙な冒険を読み返していて、
お金を使い切らないとダメって話にヒントを得ている。あといろいろ‥
しかし、こうやって、理論立てた文面に落としてしまうと、
もはや革命である。
(‥飛び級で博士号を頂いてもおかしくないな。)
信用創造の上がり分、
すなわち金利を黒字分と見立てれば、
他の出回っている多くの資本分は、必要経費分でしかないというわけである。
皆で必要経費分のパイを奪い合っていてもデフレになるだけだ。
なんと単純明快な理屈だったことか‥。
1-3)3
‥さっさとまとめて、
インチキ経済、ポンコツ経済を化石にしちまわないとな。
今回の言い分から察するに、
外国為替がなくなると言うことを暗に示しているが、
単位を統一する必要までを意図するものではない。
なにしろ、
P弊、G弊、S弊、C弊と言った論理上の通貨単位が登場するのだ。
それを円とかドルとか、言い合ってみてもちっともピンと来ない。
どちらかと言えば、金貨銀貨銅貨を意味しているし、
それの感覚は元々世界共通だったし、
名称はそれぞれの国で付けてたんだから、それに習えば良いと思う。
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