2014年03月20日

【参考】筋トレその盲点的解釈とやわらかい運動法

1-5)0
 ‥腰痛から始まった運動不足の課題。

 まぁ体操部だったから、
 昔はスポーツテストで懸垂20回は普通だった。
 でも腕立て伏せになるとせいぜい50回程度で、
 それ以上というのに挑戦してみても、80回ぐらいだったか‥
 ‥まぁどんなマッチョでも、多くはできないのが腕立て伏せである。


> でも考えても見た前、


 上半身を鍛えておかないと、
 心拍の震源地である心臓周辺で、その圧力を形成&消化できないのである。
 心臓を強くするには、なにはともあれ心拍の強化が欠かせない。

 つまり、ここでの筋トレとは、

 瞬発力では無く持久力の得られ方を科学的に論じてみる次第である。



1-5)1
 心臓から全身に酸素が行き交う。
 その酸素を取り込んで、細胞一つ一つで待機しているミトコンドリアが目を覚ます。
 ミトコンドリアの活性化は寿命にも影響し、
 目覚めさせるには、腹八分目と適度な運動が欠かせない。

 ミトコンドリアが活性化することで、毛細血管が再構築される。

 毛細血管の準備が不十分だと、
 筋肉に酸素が届かないのだから、どんなに筋トレをしても効果が得られないということだ。


> つまりその震源である心臓周辺、上半身の強化は最優先で考える必要がある。


 だから、野球部員が他の運動部の連中より弾けてタフなのは、
 素振りをすることで、上半身を愚直に鍛えることによるものと思われる。
 ‥ならば、昔の武士の体力もまた尋常ではなかったと想像できるだろう。



1-5)2
 足腰の丈夫を第二の心臓とよく言うが、
 第二の心臓として機能させるためにも、滋養が欠かせない。

 滋養を送り込む上でも、毛細血管の強化が重要だ。
 ある特定の栄養を摂取するだけではダメだ。
 栄養を細胞の隅々にまで送り届けるためにも、ある程度の運動が欠かせない。
 ‥動き鍛えることでしかそれは成されない。

 その証拠に、

 動かないでいると、特定部位でしか栄養は循環されず、
 結果として筋力の維持もままならない。(いわゆるメタボ化)


> 全身に栄養を送り込むためのポンプが足腰である。


 だから、良いとこ育ちのお嬢様は、
 好いもん食ってよく遊ぶ‥その遊ぶという過程で、
 あちこちを歩き回るような生活下にいるだけでも、
 適度に毛細血管が形成され、美容を得るに十分な消費をするものと思われる。
 ‥これが、若さが持つ新陳代謝のパワーである。

 ところが、歳を重ねるごとに新陳代謝パワーは衰える。
 そのわりには、無駄にうまいもんを口に放り込むようになり、
 その分を積極的に消費しないのでは、美貌など保たれるわけがない。

 家事で忙しかろうと、仕事であちこち回ろうと、SEX三昧に更けようと、
 基本的に女性の上半身筋力の少なさは毛細血管の少なさでもある。
 ゆえに、上半身からの酸素供給力が制限されてしまっている。


> この酸素供給力の制限がどうにもできない。
> 女性の多くは腕回りの筋肉がお嫌いなんだとか。


 この問題は、
 低周波を当てて、腕の筋肉の各部を強制的に運動させようとも、
 酸素を送り込む心肺機能を均等に鍛えることがない。
 ‥結果として、バランスの取れた細胞構成が成されず、
 持久性を備えた筋肉として役に立つわけではない。

 つまり、上半身を鍛えずに心肺能力だけのアップを考えるとなると、
 単純に、マラソンか水泳かになる‥。



1-5)3
 姿勢は、筋力を形成する上でとても大事な要素だ。
 とくに歩く時のつま先がどこを向いているかである。

 がに股や内股は、膝や腰に至るまで、力の伝達が非効率である。
 つま先を進行方向に対して真っ直ぐに向けるように心掛けるべきだ。
 ‥馬の蹄の進化を思い浮かべれば良いだろう。

 足先が前を向いていればこそ、適切な筋骨が形成され、
 持続力と健康の維持を保つ要となる。


> ‥身体に故障が多いと思ったら、その辺りから疑うべきである。


 筋骨のバランスは、骨接ぎ屋でボキバキと調整したところで直るというものではない。
 そんな無理な骨の動かしは、却って気の流れを乱す原因にしか成らない。
 ‥もちろん、骨折等の緊急の際には必要な技術である。
 安易に石膏で固めてしまうよりは、骨接ぎ屋で添え木を添える程度の方が何倍もマシである。


 骨が折れたなら、気の流れも折れたということである。


 気の折れを整えるにせよ、それは骨の折れと同時である。
 筋骨がビクビクと反応し、その段階ですでに元の状態とは別の物と化している。
 ‥その振幅はすでに全身を駆け巡り、その上でのバランスの確保がされたということだ。
 良い意味でも悪い意味でも、そういう形象を為しているのが身体である。

 つまり、

 全身を見直して、気のバランスを整えない限り、元のしっくり来る感覚は戻らない。

 例えを出すなら、ビートたけしや藤岡弘の骨折のなごりがそれだ。
 骨折前の顔と比較してもそうだが、明らかにハツラツ感が減衰している。
 藤岡弘は足の骨折だが、それが全身に影響を与え及ぶ点は、
 直接顔面の一部である顎を骨折したビートたけしの風貌と比較してみても似通っている。

 骨折や切除がどこであろうとも、
 それの気の乱れの影響は、気のレベルでの調整をしないでいるとフラクタル状に全身に及ぶ。
 ‥その正常の感覚を第三者が知るわけもないのだから、単純に直せるというものではない。
 ‥可能性として、
 自分の気と親近感のある気の持ち主に治癒の気功能力があった場合のみ可能だろうか。
 ‥ただし、切除の場合、元のしっくり来る感覚に戻すことは絶望的と諦めるべき段階だ。



1-5)4
 とまぁうんちくはそのぐらいで置いといて、

 上半身を筋トレする上で欠かせないのは、
 ミトコンドリアを如何にしてたたき起こして、毛細血管を形成させるかである。
 そのためにも単純な運動を愚直に繰り返すことが欠かせない。

 素振りも良いと思うが、素振りが楽しいかというと、
 手にマメができたりすると敬遠しがちになってしまう。

 そこで、いろいろと考えた挙げ句思いついたのが、
 階段腕立て伏せである。(頭が上で足が下。)
 ‥これだと、懸垂と斜懸垂ぐらいに腕への負荷が減少する。


> これが意外と気持ちいい。


 腕立て伏せだと、100回を分けたとしてもとてもやる気にならないが、
 これだと意外と繰り返しが簡単に進んで、筋トレの効果を得た気分になれる。
 俺はこれを階段スクワットと組み合わせて、34回をセットにして繰り返してやることにした。

 スクワットも普通に立ち姿勢からやるとしんどいので、
 階段に手を着いた状態でスクワットする。
 あまり格好はよろしくないが、
 手は着いているだけでなく、
 家庭用の階段なんかだと、掴むことができるので握力の強化にもなる。
 ‥目的は筋肉の持続力的強化なのだから、そんなところだろうか。


> それでも始めはこれでもしんどかったので‥


 階段に手を着いた状態で踏み台昇降よろしくに、
 二段分を上り下りしてたぜ。orz
 これがどことなく這い這いの動きみたいでさ、
 基本的な動作は、全部はいはいに備わっているんだなと理解した。
 ‥まぁそういうやわらかめのリハビリ哲学が、世間にあるかどうかは知る由もない。



1-5)5
 ちなみに、
 34回の意味は黄金比に準じている。
 1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144・・・

 これの数列の平均値が黄金比だ。
 だから、21回から34回が概ね1.618倍、34回から55回が概ね1.618倍‥
 とまぁ、そういった具合で、10回区切りで考えるより面白みがある。

 やってみると、55回も同じ運動を繰り返すとしんどいのがよくわかる。
 34回が今のところの無難な回数という次第の状況だ。
 ‥筋力に自信があるなら、55回でも89回でもイケるだろう。


> 普通に腕立てやスクワットをやると、


 これがしんどくて直ぐに嫌になる。まぁ当然だ。
 若い時でさえしんどいと思うものを、歳を重ねた後にやる気になるかってんだ。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 13:57 | Comment(0) | 日記/2014 | 更新情報をチェックする
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