2014年05月27日

【統計】三〇代既婚女性給与所得者の所得分布の見方

1-6)記稿.2014/05/27
三〇代既婚女性給与所得者の所得分布

2%=分母18、ワンカウント10万円単位(png画像 2.63MB,写真撮影未調整)

>0万円
14/18、16/18、30/18、19/18、25/18
>50万円
39/18、32/18、43/18、47/18、80/18
>100万円
46/18、29/18、26/18 / ここまでカウント49.555%(130万円)
17/18、14/18
>150万円
10/18、11/18、18/18、8/18、31/18
>200万円
12/18、10/18、9/18、22/18、15/18 / ここまでカウント69.222%
>250万円
11/18、11/18、13/18、11/18、29/18 / ここまでカウント77.555%
>300万円
以降未表示カウント分22.444%



1-6)1
 かなり限定的なデータではありますが、
 30代&既婚&所得ある女性&130万円以下の層が50%です。
 つまり、子育てをしていると判断できる層です。


> 大ざっぱに言えば、現役主婦の半分に所得的な意味での余裕がないことになります。


 そして未表示カウントが20%ちょいあります。
 300万円以上を稼ぐ30代女性が五人に一人ということです。
 給与所得者が対象の統計表ですから、所得の無い数を合わせるとその数字は若干下がります。
 しかしまぁ五人に一人です。
 全体の平均所得額以上を稼ぐ%ともなると、さらに少なくなるのは言うまでもありません。


> その辺、意図的に隠してますよねこの統計表。
 (クローズアップ現代/主婦パワーを生かすA)



1-6)2
 大ざっぱに30代女性の既婚率は六割程度ありますので、
 その半数が、カツカツで子育てをしていると言うことになるかと‥

 一方、通常勤務のママなら、多くが時間に追われている感じでしょうか。


> もう少し突っこんで言うと、


 300万円以下で子供を良い大学に通わせるとなると、
 旦那の給与を平均額で考えても、七割の家庭は確実にカツカツということです。
 (‥250万円のところで大体70%になっています。)



1-6)3
 ただでさえ仕事に疲れて育児に自信が無い。
 自分の子供でさえテンパるのに、
 余所の子の面倒を見る必要にある保育士を誰が選択するのでしょうか?

 それに、

 今時の保育士の労働時間を考えると、
 保育士の当人達は、産んでる暇なんてあるのでしょうか?
 産む時間が無ければ、無いで、
 どこか、母親の心理とは少しかけ離れた部分を有していてもおかしくありません。


> みんなで働きづめで、子供を預けることを他人に任せるしかないという現状。
> 親に頼れない頼らないという歪んだ生活観。


 日本人同士でダメなら、外人に日本で働いてもらいましょうという稚拙論。
 出稼ぎだって、母国に子供を置いてきてやって来るという事情を考えれば、
 そもそもがフェアーではないのです。

 政策を論ずる段階でアンフェアでしかないのなら、
 どうしてフェアーな社会構造になるでしょうか?‥成るわけがありません。



1-6)4
 文学やドラマ映像で、家庭や家族の愛を主張した物語を普段目にしても、
 そんな甘い香りの漂うような雰囲気などどこにもなく、
 がさつなだけの日常で溢れているのが実際です。

 日常のストレスがその意図不明の理想とのギャップから生まれているのなら、
 そこにある理想を手に入れようと頑張ることに意味なんてあるのでしょうか?

 自分サイズのそれしかないのなら、自分がお手上げであるのなら、
 他人もお手上げで、それが過半数を超えてしまっているのなら、
 もともと制度の改善を要求する以前の問題です。
 ‥どこに対処できる人員の確保が成り立つというのですか?


> 今時の女性の考え方自体が歪んでいておかしいのです。
> さらに問えば、経済の根本にある追求の在り方が間違っているのです。



1-6)5
 人口の半分は女性なのに、
 その女性達が、妄想的な理想を手にせんと貪欲になり、
 女であることをさも武器に、いい男を得ることばかりにお熱になる。
 ‥そんなのがロマンスとは、どこの国の文化なんですか?

 それができないと、今度は自分自らが頑張らざるを得ないとばかりです。

 モチベーションが高いことに異論は無いにせよ、
 見つめるべき視点が女性らしくありません。


> 戦争には反対する癖に、経済戦争には反対しない。
> 「なぜ?」


 しあわせな暮らしをゲットする方法が、
 経済という手段でしか想像できなくなった時点で、オスなのです。
 女性としての視点に柔軟性がなくなっている証拠です。


> 単純に考えても、守るために戦うならまだ女性であると認められるでしょう。
> でも、攻めるためだけに戦うようになったら、そりゃオスでしょうに。


 そういう経済政策を鵜呑みにしているだけでいいのですか?
 女でも先頭に立って、奪い取り攻撃をして来いと言われているわけですよ。
 守るための投資もそこそこの国家を相手に攻めに行けと言われているわけですよ。

 経済戦争だから女性にもできるとそそのかされて、男気を目指せと言われて、
 それでいいんですか?



1-6)6
 守るという本懐を女性として貫こうとすれば、
 自ずと自給自足が頭に浮かぶことでしょう。
 ‥それはどこの国だって同じです。

 なのに攻めてこいと言うそれをまともに考えれば、
 他国の自立を奪い取るが如しです。
 ‥教えに行ってくると言ったって、外に骨を埋める覚悟があるんですか?

 ありもしない内は、お互いに地場を軸に何とかするのが筋というものです。


> 豊かさと安心できる暮らしは視点が違うのです。
> 市場シェア確保と、女性としての幸せは違うのです。


 外国の女性が経済活動において積極的だからって、
 所詮、外にある何かを自分ところに持ってくるのに協力しろと、
 カネは出すと言うにしろ、それだけで、
 ‥自らがそこに留まって学ぼうとしない有り様がほとんどです。


> そんな女性管理職が増えたって、どこの国の文化なんですか?
posted by 木田舎滝ゆる里 at 06:30 | Comment(0) | 日記/2014 | 更新情報をチェックする
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