2014年06月21日

[残念]なんと、蟹工船の前身が江戸時代にあった…orz

1-2)改稿.2014/06/21...20140619
 江戸時代に藩財政の礎になっていた綿織物‥
 その原料である綿花栽培の肥料として、
 ニシンが珍重され、アイヌの地に置いて不公平な取引が行われていた。
 ‥奴隷や搾取と呼ぶほど酷いものだったらしい。


> 一見する限り、まさに蟹工船の前身の如しだ。orz
> その正体はサンタン人。



1-2)1
 その昔、麻布原料の最大の供給地は東北地方だった。
 江戸時代、青苧の代表的産地は出羽、会津、越後など‥
 中でも出羽の置賜地方、村山地方はわが国有数の産地だった。

 三河から綿が供給されるようになると麻布が衰退した。
 この頃から、伊勢から武蔵まで綿花栽培地帯に変わって行った模様‥
 江戸時代の河内は綿の最大供給産地だった。(明治以降に衰退)
 綿はどちらかというと高価であり、貧しい農民はもっぱら麻布を来ていた。
 東北のボロとは、もっぱら麻布のことらしい。

 ‥一方、

 麻布は通気性と熱伝導に優れた特性を持つ。
 それが寒い土地で収穫できたというのも世知辛い落ちと言うことか‥
 (それとも冬でも快適だったのか?、何しろ越後の龍が手掛けてるんだからな。)
 (‥絹ごし、木綿ごし、じゃ「麻布ごし豆腐」というのもありなのでは)


> ちなみに、木綿とは朝鮮語がなまった響きなんだそうだ‥
> 当て字とはいえ、昭和日本の繁栄を在日がかっさらったのと似た縮図に見えちまうぞ



1-2)2
 で、その蟹工船の前身みたいな事を
 松前藩がアイヌや和人の出稼ぎ労働者に対してやらかしていたらしい??

 見つける記事読むたびに、良いこと書いてないな。

 wikiの松前藩をググると実権を握った大商人がやらかしていたとある。

 ※この大商人というのが実は外国商人(サンタン人)で、アイヌ人と交易をしていた
  アイヌはサンタン(山丹)からかなりの借金をしていた。結果として労働が対価となった。

 ‥密輸を認める形に、なんだかんだで、強く出られず、
 ‥松前藩が交易独占権を授かっていたのに、外国商人に握られちまったって話になるな。
 (どっかで聞いたような話だな)


> 後に、ロシア報告を怠ったことから幕府に所領地を取り上げられている。


 そもそも、当時の蝦夷地では稲作ができず、松前藩の石高は無石であった。
 その上、東北一帯が飢饉に見舞われると、米の供給は大坂から受けざるを得ず、
 現地の米価格の値上がりは運賃を考えても必然的だったことになるかと‥

 各地のニシンが不漁になり出稼ぎが集中。
 城下町の松前は天保4年(1833年)までに人口1万人を超える都市となり、繁栄した。

 ‥なんだかんだで突貫工事で窮屈な感じ‥待遇は良くなかったと判断できる。

 って、違うだろう。
 出稼ぎに来た人は、本来飢饉で死んでいたかも知れない立場も含まれている。
 天保の大飢饉→天保4年から数年間以上続く。
 つまり、出稼ぎで助かった人も多かった可能性は否定できない。
 ‥出稼ぎ者らは、地元でのニシン不漁様々だったということになるじゃないか。


> 飢えて死ぬことになるのと、待遇が悪くても生きられるのとどっちがマシなんだろうか?
> ‥ケチ商人が救いの神に見えちまうのもタイミング次第だったってところかな。


 一方のアイヌたちは、それほど松前藩に縛られていたわけではない。
 今時分の国民が政府を横目で見る感じで、自給自足に旺盛だったそうだ。
 米にこだわらない限り、普通にやっていける感じだ。
 米にこだわっていたのは、もっぱら出稼ぎ者側だったことになるのかな。

 ‥問題のそもそもは、商人絡みの部分だけで、
 あと、報告の大ざっぱに慣れきっていた松前藩にも問題はある。

 商人が利権のために酋長を毒殺‥
 そのまんま時代劇になりそうだな。蝦夷のアテルイ伝よりドラマ寄りの筋書きだ。
 ‥是非ドラマ映像で見てみたい。マンガでもOK。
 タイムスクープハンターだと、主役を考えなくていいので、そっちかな。


 ‥ということなんで、やはり和人に奴隷文化なんかないということで判断できると思う。
 ‥それにしても、過去の記憶が再現されたのが蟹工船ってことになるのか?

 西洋文化的な奴隷の扱いがあったとすれば、松前藩に責任があることはあるわけだが、
 その手の見て見ぬ振りをする傾向は、日本人としても否定できない。
 そういう意味では、多少なりともあったかも知れない。多少なりとも人買いの居た時代だった。


> 資料が少ないので、これ以上の意見を言っても不毛か‥
posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:58 | Comment(0) | 日記/2014 | 更新情報をチェックする
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