2014年08月26日

【疑問】ロボットに背骨構造が無くても、倒れた時に自立直立できるか?

1-2)記稿.2014/08/26
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 ビルドバーニングガンダムのしまったウエストを見ていてふと疑問が湧いた。
 ガンダムには背骨がない。
 操縦席の構造物を以て、上と下を接続しているだけだ。

 つまり

 ガンダムは倒れても反り返ることが出来ないので、
 反動を利用した立ち上がり動作はできないのではないのか‥?

 仮に起き上がるにせよ、腕部分と脚部分の油圧、出力、重量が同等でないと
 素早い起き上がり動作はできないような気がする‥



1-2)1
 反動を利用して素早い動きが出来るのは、
 背骨のように柔軟に連結し合った支えがあればこそであって、
 操縦席の構造物でしか支えていない構造では、

 「軋むばかりで、ポッキリ壊れちまうんじゃねえの?」

 捻る動きをする上での胸回転と腰回転が機械構造上可能でも、
 立ち起こす上での支え(出力)が、腕しかないのでは、
 重心が高くなればなるほど、起き上がれるわけがない。


> コウテイペンギンは手を使わなくても起き上がれるだけの強い腰があるが、
> あれは重心が低いから出来る技であって、


 ‥ガンダムを始めとしたすべてのロボットアニメに例えると、
 「どこに立つ上での支えと出力が付いてるんですか?」という話になって来る。

 重ければ重いほどに、重量バランスが悪ければ立ち上がり動作できるわけがない。

 とくにガンダムは、上腕でくそ重いビーム兵器を持つわけだから、
 背骨に近い構造を有さないことから、
 脚部以上に大きな出力を上腕部分に有し、かつ、重量的にバランスを得る必要が伴う。

 兵器の重量が重いのなら、重い分だけ、上半身は下半身より軽く強くあるべきだが、
 支える構造物が操縦席の構造でしかない点は、あまりにも辻褄が合わなすぎる。



1-2)2
 クレーン車が地面に着地していられるのは、
 重量が釣り合っているからであって、

 ガンダムの機体といえども、

 持ち上げる兵器との重量バランスが悪いと、動くことも出来ないということになる。
 燃費が悪ければ、操縦室内がクソ暑くなって、冷静に動かすこともままならないはずだ。
 腕のパワーだけで考えると、どうしても不自然である。


> これはアシストロボットにも言えることではないのか?


 アシストロボットは、
 軽量化を成す上で、背骨のアシストを省き、
 腕や脚の筋肉の増量ばかりに目が行っているという指摘に繋がる。

 これはつまり、

 背骨の老化が程度進んでしまっていれば、
 アシストロボットを背負う部分から、疲労が溜まるばかりの構造でしかないということだ。
 背骨に補強が得られないなら、最終的に使う側の負担は必ずしも減らないと予想される。

 腕や足の筋肉に負荷が少ないのに、
 背骨に負荷が大きいままなら、仕事枠が増えただけで、基本的な部分での腰痛は回避できない。
 ‥それ以上に筋肉の付き方にムラが出来ることになるのだから、障害にしかなり得ない。


> 予想として、


 背骨構造を柔軟に強化する方向で、荷重の分散を図る方が、
 より少ないパワーで、疲労感の少ないアシストを成す上での可能性があるように思われる。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:38 | Comment(0) | 目の付け所をナス | 更新情報をチェックする
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